前回の南州達磨の変わりと同じ棚で、
建国縞から変化した特殊芸の木です。
どこが?と言われそうですが、秋に天葉が白覆輪状に冴えるとのことです。
それだと建国宝冠と同じタイプと言えそうですが、
私はまだその芸は写真でしか見ていないので、
はっきりとは言えませんが、雰囲気は随分異なる印象を受けました。
一昨年、全作者の棚にお邪魔すると、雨ざらしの棚のためか、
分譲可能な株には親子共に葉に黒点があったため、
最悪の場合は親子共に枯れてしまうのではと不安がありました。
建国宝冠並の評価の木ですから、枯れたらキツイなぁ、と思いながらも、
この機会を逃したら、次の機会はいつになるやらと思い、持ち帰りました。
結果はご覧の通り
子供は天葉から枯れ込み、そうなると出てきた孫も枯れてしまいました。
親も黒点が拡大した時には、終わったかと思いましたが、
切り取って消毒すると、何とか踏み止まってくれました。
やれやれです。
さて、我が家にきて2作目になりますが、
昨年の秋は特に変化は見られなかったので
「今年こそは!」と願ってます。
こっちも、棚が合ってない、なんてことは勘弁願いたいものです。