今日は水晶系羅沙チャボ寒蘭の水晶羅漢(すいしょうらかん)です。
10年ほど前だったか、春蘭のような葉形のチャボっぽい寒蘭が中国や台湾から入って来た時期がありました。
元来、私は寒蘭のチャボは好きな方ではなく、また本当にこれはチャボなの?伸びるんじゃないの?
といった雰囲気の木がほとんどでした。
その中にあってこの木はどう見ても葉質が異なり、明らかに羅沙地でした。
問題は続くのかどうか。迷いに迷って購入したことでした。
その後、同時期に入って来たチャボモドキはやはりモドキで、ことごとく普通に伸びたと聞きました。
そんな中、この木は立派な羅沙チャボに完成してくれました。
寒蘭の羅沙には大概変な花が咲くと思ってましたから、花にはあまり期待してませんでしたが、
変に丸い花などではなく、それなりに観賞価値のあるいい花が咲いてくれました。
12月の展覧会から帰って来たら咲いてたので、この花がちょうど開花から2ヶ月の状態です。
中国でも見かけないタイプだと聞き、大切にしなければと思ってます。
ひと昔前ならタバコを比較対照にしてましたが、今時は携帯でしょと並べて撮ってみました。
今時ガラ携かよ、って突っ込まれそうですけど。