雷ブログ

落雷抑制システムが運営するブログ

TPPとJIS規格

2014年06月09日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

この二つ、直接には関係しませんが、同じ根っこを持っています。TPPは自由貿易を目指し、関税を撤廃せよというものですが、自由貿易の障害となるのは関税だけでなく「非関税障壁」と呼ばれるものの一つが工業規格です。工業規格への不整合が自由貿易の妨げになってはならないと、WTOに属する国々は独自の工業規格でなく、ISO規格に合わされることになったのです。ですから、JIS規格といのは純粋に日本で作った規格でなく、原本はISO規格で、その和訳なのです。これはTBT協定で決まられたものです。 電気の分野に付いて言えばIEC規格が原本です。

しかし、困ったことがおきるのはIEC規格は欧州で育った規格なので、それを100%翻訳したところで今までの日本の事情と合わない点が多々出てきます。何事も100%の良い点ばかりでなく、マイナス面も持ち合わせています。規格の押し付けは「文化」の押しつけでもあるのです。一貫しているのは、売る側が優位に立った御しつけなのです。工業規格が合わなくて売れないのなら、購入してくれる国の規格に合わせて物を作ると言う考えは全くなく、あくまでも売る側の立場から、買わない側が悪い、そのための事情など力ずくで押しのけろという身勝手な理由です。

関税にしても、地理的、気候的な条件で農産物の生産に有利、不利な国があり、それを買う側の事情で関税を利用しているのですから何も悪い事ではありません。それを売る側の論理で「こんなに安いものを買わないのはケシカラン」と買わない側が悪者にされてしまうのですから、欧米と日本の根本的な考え方のギャップは大きなものがあります。

「お客様は神様です」と言った歌手の方がいましたが、あの短い言葉で日本の特質を完璧に表わしています。買って下さる方がいての販売なのです。売る側が優位にたち、「さあ買え、買え」と迫って来る欧米のやり方、実に気に食わないのですが、「長いものには巻かれろ」というのも一片の真実がありますし、生きる事の難しさの一つです。

では、規格を作る側に積極的に入り込み、自分に有利な規格にすべきというのはアプローチとしては正しいのですが、言語能力、自己主張の強さ、国際規格の委員会に長年安定的に参加できるか、政治的な駆引き、これらはどれも日本人には困難なことです。日本の将来は困難な事が山積しています。

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健康問題

2014年06月06日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

毎日、ブログを更新する中で時に元気の良い発言もあり、さぞ、元気なオッサンなのかと思われる方もいるでしょうが、実は健康問題を多々抱えています。

右ひざ関節:このトラブルとは十年以上のつき合いで、X線写真には軟骨は写らないため確たる証拠はありませんが、関節の軟骨成分がすり減った変形性との診断です。そのため、軟骨成分を補うと言う注射、薬やサプリは多数トライしましたが、まあ、ダメですね。人体に吸収されるのにはアミノ酸レベルに分解されなければ吸収できないでしょうが、それが再度、元の軟骨成分に再合成され右膝にだけ補給されるとは思えません。薬を飲む場合には、これを飲めば効く!と言う心因的なバックアップあれば効くかもしれませんが、偏屈爺は飲んでもん効かないと言う信念を持って、効果が無い事を証明するために飲んでいますから、効くハズがありません。損な性格です。関節部分を機械部品と考えれば、摩耗したジョイントが飲み薬だけで治るハズがありません。

左肩:以前は右肩でしたが、自然に治癒し、今度は左肩に現われました。左腕の可動域が極端に狭まり、これを超えると激痛が走ります。電車が揺れた時に思わず吊革に手を伸ばしてしまったら、「ギャーツ」と叫びたくなるような痛みで、下着の着替え、上着の着脱にも不自由を感じます。これは、マッーサージに通い、その施術を受けている時の心地よさで、日ごろの痛さのを穴埋めをしていますが、これも心地よいのは事実ですが、それで治癒するのかと言えばあまり期待はしていません。治ると言う信念を持たなければダメといわれますが、どの様な理屈で、マッサージの効果が治癒に繋がるのかをキチンと理解できずに信念を持てと言われても無理な事です。しかし、心地よさと終了した直後は軽くなり、痛さも軽減しますから、これは継続していきたいと思っています。

体を車のボディに例えれば、経年変化、機械的摩耗などでガタがくるのは当然ですから、それには逆らう気はありません。仕方ないと受け入れるしかありません。ただ、このガタの来たボディを引張るエンジンは「気持ち」ですから、エンジンの出力だけは常にベタ踏みで全開出力を出せるようにしていきたいと思っています。

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一隅の経営  利倉晄一  利昌工業

2014年06月05日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

大阪での電設工業展でお隣に出展していた利昌工業さんでいただいた本です。 社長の利倉さんが書き留めた284の語録です。 私のブログと違って、簡潔な表現で経営者としての物の見方に大いに参考になります。 流石に80年を超える歴史を重ねた会社だけあります。 この284の言葉は一気に読んではもったいなく、一日二つが三つを噛みしめながら読んでちょうど良いかと思います。 この本、市販されているのか、限られた自費出版なのか分かりませんが、展示会の受け付けに積まれていまして、いただいたのは正解でした。

この本を読み始めて感じたのは利倉さんの感受性の幅の広さです。実に多くの事に細かく気づいて判断する。私は、言いたい事をストレートに発してしまい、時に失敗するのですが、利倉さんのご意見は偏向の無い、常識的であることが極めて爽やかなのです。奇をてらった革新性よりも、常識的であることが企業の寿命には大事なようです。

社会の動きから会社の中まで、センサーを張り巡らしているような企業を経営することは大変なことです。しかし、周囲の事に気を遣うだけでは流されてしまいます。自分の判断の基準がぶれないことは必要なことで、技術革新の激しい世界で80年も生き残ることは大変なことですが、この経営者ならではのことと納得できます。

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2014年06月04日 09時00分00秒 | 雷日記
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2014年06月04日 09時00分00秒 | 雷日記
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販売代理店と展示会

2014年06月04日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

展示会への出展はHPでお知らせしているので各販売代理店さんには特別にお知らせしません。それで手伝いに来てくれる代理店と弊社の展示会には一向に無関心な代理店に分かれます。展示会は、お客様への説明の良い練習になりますし、そこで出会いもあります。販売代理店さんにとっては良い機会であるのにこれを利用しない販売代理店さんは販売活動も積極的ではありません。まあ、販売代理店さんも扱い商品は弊社のものだけではありませんから仕方ないことで、私も強制はしません。 

しかし、強制しないからと言って甘くはないのです。展示会は大勢の人が来てお祭りのような雰囲気ですが、これは決してお祭りではなく、お客様にPDCE避雷針を説明する真剣勝負の場なのです。ですから、せっかく手伝いに来てくれた販売代理店さんでも、ただ立っているだけで説明しない、十分な説明ができていない、それを見かけたときには申し訳ありませんが、退場していただいています。

説明の仕方もお客様の反応を見ながら変更、改良していますので、数年前とは大きく変わっています。また、納入実績も一昨年から昨年で3倍、今年も半期で昨年とほぼ同数ですから実績についての話も刻々と変化しています。私がセミナーで話をする内容も日ごとに新しくなっています。しかし、それさえも関心のない販売代理店様がいるのも残念なことです。活動すればしただけの結果が現れますから、販売代理店様も淘汰の時代になりつつあるようです。

関係者は新入社員ではありませんので、間違った説明は指摘しますが、私からは、ああしろ、こうしろ、との細かな指示はせずにあくまで自発的な行動だけを期待します。要求があれば教えますが、なければ何も教えません。資料は十分に用意していますし、本屋さんにも雷関連の本はいくらでもあります。自ら学び、自分で理解すべきなのです。ところが、最近は教えることがビジネスになっていて、お金さえ払えば各種の教材が利用できます。余計なお節介が多すぎるのです。教育を飯のタネにしてはいけません。私、放任主義のようでありながら、各自の成果については期待している。。。少し、怖い存在ですね。

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製品を「売る」ということ

2014年06月03日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

知人が制作に参加したというビジネス・セミナーのビデオを見せてもらいましたが、最初の画面から「売る」ということを話題にしていて大きな違和感を感じました。ビジネスにおいて「売る努力」を前面に出す前に、結果として「売れる」製品を作り出すことの方が重要なのです。そういった製品の価値に関わらず、また製品ごとに異なる売り方があるにもかかわらず、「売る」と言うことを説明しているのは、つまらない製品を人に売りつける詐欺師のテクニックを説明しているようで、最初の10秒で見るのを止めました。

製品がお客様の要望を満たすものであれば、「売り込む」努力などしなくても売れるものです。このビデオを作られた方は、おそらく自分で製品の企画から販売まで手掛けたことはなく、価値など問われない種類の製品を「売り込む」経験ばかりを積んでこられたのでしょう。「売る」と書かれたホワイトボードの前で熱弁をふるっておられるのですが、その熱心さを薄気味悪く感じました。

私は、製品自体が「ベスト営業マン」であるような製品作りが一番で、「売る」ための努力など、2番、3番で良いと思っています。それを見抜いた方からは、「あんたはエンジニアで、商売人ではないね」と言われることは多々あります。確かに、身のまわるには必ずしも機能・品質第一ではないツマラナイ製品も多々あり、そのような特徴のない製品を支えているのは「販売努力」であり、販売努力を馬鹿にしてはいけませんが、何を大事にすべきかは、まあ、それぞれですから私とは方法論が異なるだけの事なのかもしれません。

先日の展示会で、海外からの方が弊社のPDCE避雷針を自分の国で売らせてくれないかと手土産持参で来ました。弊社のPDCE避雷針は、プラグ・アンド・プレイであればだれにでも販売したいのですが、この製品、取付の施工が大事なのです。販売した後の施工がしっかりと行われる体制がなければ販売はしません。現在は、海外でそこまでできるかを見届ける体制がありませんので、海外向けの販売はいくら需要があっても当面はしないことにしています。

「売る」と言うことは営業としての自分の事情であり、買う側のお客様の事情ではありませんから、「売る」と言うことを前面に出すとお客様の満足度が消えてしまいます。売った後の完璧な施工がなければお客様の満足は得られませんから、弊社では「売る」ことは前面に出しません。日本国内に於いても、家庭用の Junior があるのですが、これも地方によっては工事店がないために販売をお断りしていることがあります。購入されて満足された結果が次の需要を生み出し、結果として「売れる」ようになることが大事なのです。私は「売る事」が得意であると言うような営業マンは信用しませんし、ましてや「売る事」を教えるセミナーなど、胡散臭さを感じます。

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近所の食品スーパーの移転

2014年06月02日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

最寄駅の駅前にあるスーパーと銀行2行が新しく建てた複合施設に移転します。 こういう大規模な移転は、どの様にするのか、自分が責任者であったらどの様に計画するか、全くの他人事で余計なお世話なのですが、移転計画を想定してみるのも頭の体操になります。

銀行については新店舗のデザインに合わせたATMや窓口の機器類の設置は既に完了し、動作確認までしているでしょうから、移転する什器備品の類は本当に身の回りのものだけで、書類とデータだけの引っ越しとなるでしょうから、移転としては簡単な方です。

問題はスーパーの棚に陳列された膨大な商品群。旧店舗でパッケージから取り出して陳列していた売れ残り商品を新しい店舗に運ぶのは効率が悪く、新店舗には全て新しく仕入れたものを並べたいですよね。旧店舗の陳列商品をどこまで売り切るかが勝負ですが、閉店処理で大幅値引きしたのでしょう、昨日の最終日には砂糖の袋を抱えた方が目立ちました。店舗の棚はかなり空になっていまして、スーパーの光景としては異様でした。

以前勤務していた会社も部門ごとの引っ越しが頻繁で、一つの部門にいながら3年間で9回引越ししました。私は物を貯め込む習性があり、移転の度にツライ思いをしていました。両親の遺品整理をしながら物は貯め込まないようにしようと思ったのですが中々できず、「整理の仕方」「断捨離」などのハウツー本が身の回りで溢れています。 引っ越しは、悪い事ではないですね。 次の移転の時には身の回りをもっとスッキリとさせたいと思っています。

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