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倒れゆく巨象  ロバート・クリンジー  祥伝社

2015年04月16日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

「IBMはなぜ、凋落したのか」とのサブタイトルで、超優良企業であった世界的な大会社が何故、落ち目になったかを米国本社の側から書いています。 米国本社の内部事情について詳細は知りませんでしたが、日本と言う出先の会社に於いては、本社での乱れは増幅されて米国以上の混沌を生みました。 日本での混乱だけでも一冊の本になる話題は十分にありましたが、震源地である米国の状況とリンクすればなるほど子会社の側での混沌など当然の事とも思えます。

ビジネスのイロハを教えてもらい、今の自分の基礎を築いてくれた会社ですからこれが落ち目になるのは寂しい事ですが、盤石と思われた大会社も世間の変化に乗り遅れると取り返しのつかない状況になる。 これは大会社の側にいる人間には大きな警鐘となりますが、反対に小さな企業にいる者にとって、「盛者、必衰の理」というのは希望の灯とも言えます。 大会社だけが繁栄し、零細企業はいつもその犠牲になっていると言うルールばかりでは無いのです。大会社は、資本、人材などの面で有利な立場にいますが、それでも盤石ではない。 むしろ大きさが災いとなって変化に対応できなくなる。。。これが生物だけでは無く、組織についても共通することのようです。 

強いから生き延びるのではなく、変化に対応できるから生き延びる事ができるという点では、大企業はむしろ不利な立場にあり、零細企業の方が有利なようです。 企業の評価を株価だけに求めることや、企業は誰のものかななど、同じ資本主義とは言え、各国の文化の違いもある中で、米国流の対応が常にベストではないのです。

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