ジャンボは死なず

こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

ＡＮＡの７４７、国内最後のフライトという事で多くのニュースは、これで地上から７４７が無くなるが如き騒ぎ方をしていましたが、ＪＡＬに続きＡＮＡからなくなるだけで世界からジャンボという種が絶滅した訳ではありません。ニュースで操縦席が映っていましたが、アナログメータの所謂「クラッシク・ジャンボ」と呼ばれる旧型機で、エンジンも主翼の形状も２世代前のものです。　ジャンボも進化していまして、747-8 という最新のものは写真で分かるように、主翼の形状も 787 のようなカーブで、エンジンも最新鋭の低燃費エンジンを備えています。



大型機の需要が全く無くなった訳ではなく、ボーイングは７４７の成功体験でエアバスA380のような巨人機に遅れを取り、以前は、エンジンが２基では長時間の洋上飛行ができない規則も767や777のために緩めた規則がはね返り、747 への需要が減少したことなどで、そのポジションが低下してしまいましたが、まだまだジャンボが絶滅した訳ではありません。

しかし、状況はあまり芳しくはありません。世界中を席巻したかのような最盛期には万全のように見えるものも「盛者必衰の理」の例外とはなりえない。大企業のベストセラーでもその位置を維持し続けるのは難しいことです。逆にとらえれば、弊社のような零細にもチャンスはあるということです。

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