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集団的自衛権の憲法解釈  血迷った安倍さん

2014年06月16日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

安倍さんの功績は認め、応援していますが、今回の憲法解釈の変更は姑息です。憲法を変えるべきなのです。しかし、憲法を一から作り直すとなると、これは時間のかかる事ですから、現実的なのは、他の法律と同じように条文ごとの改正です。日本を取り巻く状況は、戦後の直後の時代と大きく変わっているのですから、状況に合わせた変更が必要な事は当り前です。

具体的に、憲法の前文と第九条の文言で世界の状況と合わないのは、
「平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼し」  日本の隣国など信頼などできない事は明白で、第二次大戦が終戦した直後は、これ以上の陣取りゲームは無いものと仮定していたようですが、諸国の国民は平和を願っていても、政府としては平和よりは覇権を優先させる国もあるのです。そもそも、防衛やセキュリティを考える時には性善説では話になりません。それは幼稚園までで終わりにすべきです。諸国のみならず日本国内においても犯罪は無くならないのと同じで、竹島、北方領土、尖閣に見られるように隣国はドロボーと言うことを前提にせねばなりません。一方的に信頼などしてはならないでしょう。

「陸海空軍その他戦力は保持しない」  明らかに現状と異なり、自衛隊を消し去るか、この文言を取り消すかの選択しかありません。

「国の交戦権は認めない」  侵略されても戦わずして日本を開け渡すとでも言うのでしょうか?

このような憲法を「平和憲法」とありがたがっているは、相当なお人好しか、日本を侵略したい外国勢力の手先でしょう。この憲法、高尚すぎるのです。夢を語るには適していますが、現実を飛び越えています。政治に夢も必要ですが、国家/国民を危険にさらしての夢はあり得ません。安倍さんは、最高責任者としてそこを改善しようとしているのは立派です。

日本には、そこにいることが見えていても見えないものとして観賞する「黒子」の文化がありますから、矛盾を包み込んでしまう包容力に長けているのでしょうが、それを再び「解釈」の変更で、矛盾に目を閉じるというのでしょうが、このような事を続けるべきではありません。これは、日本人には全く論理ガ無い事を世界にアピールしているようなものです。

某TV局のアナが質問していた内容も「血を流す」と言う言葉を多用し感傷的でまるで子供でした。平和ボケそのものです。人類の歴史の中で、「血」など何万リットルも流されてきましたし、今も流れています。その流血を少しでも少なくするためには積極的に身を守る、時には相手を攻撃しなければならない場合もあるのです。闘う事を避けていれば良いというものではありません、「集団的自衛権」変な言葉です。これ、実は、「集団的攻撃権」の事なのです。利益を共有するグループに反する勢力には集団で対抗する。これは当り前の事です。当り前のことをことさら大きく騒ぎたてる、騒ぐ方も姑息です。 姑息vs姑息、姑息ではありますが、安倍さんにエールを送ります。


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