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横綱と大関のそろい踏み  飛鳥II とダイアモンド・プリンセス  

2016年08月19日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

手前が「飛鳥II」(50,000トン)、奥が「Diamond Princes](115,000トン)で横綱と大関のそろい踏みみのような光景です。 共に生まれは三菱重工長崎造船所。 「飛鳥II」の船籍は、ここ横浜港。「Diamond Princes」 は英国籍です。 横浜港大桟橋に大型客船が来る風景、いいですね。 これは横浜の誇りの一つです。 

ただ残念なのは、後ろに見える横浜ベイブリッジの海面からの高さは55mなので、海面から55mを超える超大型客船は橋をくぐってこの大桟橋に入って来られないのです。 ダイアモンド・プリンセスは海面から54mですから、この船が橋をくぐれる限界です。 ただ、世界の客船は大型化し、20万トン、高さ60mを超えるものもあり、その場合、ベイブリッジをくぐれないので、橋の外側の大黒ふ頭を使います。 干潮時を狙って高さ56mのクイーン・エリザベスが通過したこともありますが、干潮の時間や天気などに左右されるため、前回は大桟橋でなく、大黒ふ頭でした。 横浜市は、それでも「横浜港」としてQE2が横浜に来たことを宣伝していますが、大桟橋でなければ横浜港とは認めがたい。

この大桟橋からは、横浜ランドマークタワーを中心とした「みなとみらい」を望む、一番、横浜らしい風景なのですが、大桟橋でなければ、それを見ることはできません。 大黒ふ頭は交通アクセスも悪く、旅客のためのふ頭ではないので殺風景で、多くのお客様を迎えるには横浜らしさが全く欠ける場所で、ここに観光客を迎えるのは横浜市民としては残念です。

船が通れないというと橋の設計に文句が言われますが、橋の側からすれば、この湾岸線は重い大型トレーラの通行が多く、橋の両側のアクセス道の勾配も大きくできないでしょうから、橋とその両端も数キロ先からかさ上げしなければならず、建設費も高くなりますし、橋という構造物は100年は使うでしょうが、100年先の船の大きさまで想定するのは無理な事です。エアバスA380は、2階建ての旅客機ですが、これは世界の空港の現状の施設をそのまま使えることを前提に大型化しました。 船の設計者もやたらに大きくすればよいというものでもなく、高さは54m級の超大型船で横浜大桟橋に入れる船を設計していただきたいものですが、横浜のためにだけというのは無理な話です。 浜っ子としては、横浜自慢をしたいのですが、ベイブリッジの高さは横浜のアキレス腱、横浜でチョット残念な事の一つです。 撮影は、2116年8月15日午前中でしたが、並んでいたのはほんの数時間。 夕方には大桟橋は空になりました。



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