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Mapion  日本一の地図システムの作り方  技術評論社

2018年09月07日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは。 落雷抑制の松本です。

私の世代はプログラマーとしては第一世代です。 アセンブラーという各機種に依存した言語でプログラミングし、扱うデータとしては文字だけの世界でした。 ハードウェアが高価な時代でしたから、文字は16x16, あるいは24x24程度のマトリックスの中で規定された文字を使用しているだけですから、当然、文字の大きさ等変更はできない世界で育ちました。 その文字がベクターで大きさを変えられるということ自体が気持ちが悪いと思うような「原始人」ですから、ましてや図形を扱うなどと言えば力仕事でしたので、その後、カラー化が進み、地図なども拡大縮小ができるなどという世界は夢の世界で、その仕組をよく理解できないものを使用するのは古いエンジニアとしては抵抗感の大きなことでスマホをの画面を操作することも画面が拡大される過程を想定すると、指の圧力を感知してその方向を認識して。。。。などと想像し始めると、画面を触るのもモッタイナイと思えてしまい、無邪気に操作している人が羨ましい限りなのです。

その時代遅れのプログラマがいつも感心していたのは地図システムです。  どうやってあの地図を表示しているのだろうと想像しただけで胃が痛くなるような複雑な構成に違いないのですが、本書、一日6000万ページも参照されるというMapionについて解説しています。 部分部分のリストまで見せながらの解説ですが、これを理解するにも当然のことながらある程度の基礎学力は必要で、その辺りの理解度ゼロの私は、たった200ページの本ですが、半年かけてヤット終わりに近づきましたが、難解な内容でした。 きっと、本職の方達であれば、スイスイ読めてしまうのかもしれませんが。。。

しかし、自分の手掛けたシステムの内容を解説するというのはエンジニアとしては気分いい事でしょう。 内容を少しばかり話ししても、簡単に真似のできるものではないという自信があるからこそできる事です。 世の中の技術レベルの進化は恐ろしいいものがあります。世の中の要求に合わせて新しいものを作り続けるその知力は大したものです。 まあ、人様の業績に素直に感心できるようになったら、それは時代遅れを認めたという事です。 もう、張り合っても無駄と悟った境地です。 まあ、プログラミングの世界からはとっくにリタイアしていますから、今更張り合うことなどできないのですが。。。この本、6年前のもので、この6年で技術はさらに進歩していることでしょう。

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