雷ブログ

落雷抑制システムが運営するブログ

忠臣蔵 / 憲法第9条第2項 / 北朝鮮による拉致被害者

2020年04月20日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは。 落雷抑制の松本です。 一年前に掲載したものですが、再度、掲載させていただきます。

 この3つの項目など何の関連も無いだろうに「何だろう?」と思われた方、実は、底辺に流れているものに共通項があります。

 「忠臣蔵」ですが、いくらイジメを受けようと、キレてはいけないのです。 キレたら負けです。 イジメなど世間のどこにでもある話で、イジメに耐えかねて刃傷事件を起こした方が悪いのです。 その判決に不服であると言って、事もあろうに加害者一族でありながら被害者に対し復讐するなど八つ当たりもいい加減にしろと言う内容です。 判決は自分の殿様だけが責を負い、喧嘩両成敗に反するというなら、判決を下した幕府に文句を言うべきであって、事件の当事者同士で片を付けるのではなく、国の中では裁判の判決に従うのが原則なのです。

 それが、ここまで歪められたのは「忠心」という、殿のためには私をなげうって忠誠を誓うという部分だけにスポットライトを当てて利用されたからです。 完璧ではなくても、一応、法治国家なのですから私的な制裁は許されず、市民を国が護る代わりに市民が勝手に制裁を加えないというのが基本です。 その原則を忘れて未だに赤穂浪士を褒め称えるというのは、法治国家の基本が全く理解されていないのです。 善悪の区別のつかない人がこんなにも多くいるのです。 「理屈」よりは、仇討ちを成就するまでの苦労という「情」に流される方が多いのです。

 同様に、憲法第9条の第二項についても、自衛隊という軍隊の存在と相反する規定は削除すべきであるのに、これを「平和憲法は変えるな」などというオツムの程度は忠臣蔵の支持者と同じ程度なのです。 安倍首相まで弱気になって第2項に自衛隊の明記をするなどと見苦しい変更で逃げようとしています。 自衛隊の貢献度は疑いの余地のないもので、これをキチンと機能させるための法整備が必要なのです。 それを今まで平和であったという「情」に流されて国際情勢を顧みないで「平和、平和」と叫んでいれば平和が続くという訳ではないのです。

 まあ、北朝鮮に拉致されたことが分かっていながら、何もできない/しない国は、国民を守るという基本を守っていないのがこの国の現状ですから、時代を経ても「法治国家」であると自慢できたものでもないのですが。。。このような国で、よく恥ずかしげもなく、法務大臣、国家公安委員長、警察庁長官、防衛大臣などの役職をしていると思いますが、悪いのは政治家の前にアホな国民なのです。 まあ、忠臣蔵の善悪の区別がつかない程度ですから、憲法第九条の何がいけないかも判断できないのでしょう。 これを「平和憲法」などと崇め奉っている間は拉致被害者には何の手も差し伸べられないのです。 そうしているうちに拉致被害者の御両親も高齢となられ、全くお気の毒です。 

 世の中には残念ながら話をしても分からない相手はいるのです。 「話し合いでの解決」を何もしない事の言い訳にしている、「平和」という言葉の陰に隠れて現実から逃避している。 国民を守らない国など国ではないのです。 日本はまともな「国」なのでしょうか? まあ、それを嘆く前に国民のレベルが国の姿勢を決めるのです。

〒220-8144  神奈川県横浜市西区みなとみらい 2-2-1
横浜ランドマークタワー 44階 4406
落雷対策専門の株式会社落雷抑制システムズ
電話 045-264-4110
公式サイト http://www.rakurai-yokusei.jp/
Eメール info@rakurai-yokusei.jp
憲法改正を実現する1,000万人ネットワーク 美しい日本の憲法をつくる国民の会

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 交通信号の保護の特許を取得... | トップ | 悟無好悪(さとればこうおな... »
最新の画像もっと見る

雷日記」カテゴリの最新記事