こにちは。 落雷抑制の松本です。
会社勤めであれば、出勤すれば必ず人に会い、挨拶から何気ない会話まで、人様との会話がありますが、在宅勤務は人との接触を避ける意味で始まりましたから、当然、人との対話は少なくなっています。 私は、毎日、出勤していますが、社内では「ボッチ」ですから、当然会話はありません。 何年も前からリモートワークと同じ状態です。 ですから、たまに人と対話できる飲み会などホットします。仕事はメールで文字でキーボードを介した対話はしますが、発声しないので声帯が退化しそうです。
NTT様が出社をしない制度を取り入れ始めるそうで、これは50年も前から、「現在は、通信路の容量が小さいので情報を持った人間自体が移動して情報の交換をしなければならないが、将来、通信路の容量に制限が無くなれば人自体が移動することなく、情報のみを交換できるようになれば、出勤さえも不要になる」と言われていました。通信事業者としては、そういう時代を目指していましたから、50年以上を経てようやく実現した「人の移動を必要としない情報交換」に踏み切ったのは新しい時代の幕開けのような気がします。 これは、コロナでそうなったのではなく、情報通信会社としての先駆的な目標の実現がたまたまコロナの時期と重なっただけです。 しかし、通信環境が整備されたという技術的な面だけでは不十分で、これを支える経済的な面と、一番大事なのは社会的な要素ですが、ここに見落としがあるように思えます。
在宅勤務のような「ボッチ勤務」、たまにであれば生活のアクセントとして良いのですが、毎日となると自立と自律が大事になります。 過去を振り返れば、社会人としては全く欠落要素の固まりであった自分(今でも多少は残っていますが)を鍛えてくださったのは、新卒社員として入社した会社で配属された課の先輩諸氏でした。 そういう方々との日常的な触れ合いの中で会社のイロハから学びました。 大学で学んだような専門知識だけで仕事ができる訳ではなく、人との接触の中でしか学べないことも多々あります。新入社員で入社した時から在宅勤務というのでは、新入社員の成長の機会を失う事にもなりかねません。 教えの中には、心地よい物だけでなく、嫌な事、辛い事、我慢しなけれならない事など人との体面を通じてでなければ学べないことも多々あります。
最近は、どちらの会社でも日常的に「リモートxx」を取り入れていますす。 便利な面もありますが、マイナス面も感じておられる方も多いことでしょう。 NTT様の技術主導でのこの動き、人の成長に人との触れ合いがどれだけ重要であるかなど測定も評価もできない要素についてはどのように思われての決断なのかが気になります。技術主導というのは失敗の危険性が大なのです。 もしかすると、体の良い窓際族対策かもしれません。会社には不要の人間をどのように処するか? 給料だけやるから出社に及ばずの社員も大企業には相当数いますので、そうであれば、世間には先進的な印象を持たせつつの人員整理は大成功の策となります。 「窓際も ついになくなり 在宅勤務」 在宅で通勤が楽になったなどと手放しで喜んでいると在宅の評価、厳しいですよ! 上司も日常的に顔を合わせていない部下であれば、切る時の心の負担が軽くなります。
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