こんにちは。 落雷抑制の松本です。
ある大手企業様ですが、数年前から見積依頼、発注、支払いなどの購買の業務を自社のシステムとして構築され、全てそのシステムを通じて購買手続きを行うようになりましたが、セキュリティの面から入るのは厳しく、それ故の使い勝手の悪さもあり、弊社ではお誘いを受けたのですが、そのシステムは使い難くて、そこからの見積もり依頼は相性が悪いのです。 弊社のような零細企業からすると、大企業の横暴さがチラリチラリ見えるのは、「買ってやるのだからウチのシステムを使え」というような態度です。見積依頼を自社システムに乗せたから、それをダウンロードして見積書を自社システムに返せというお知らせをいただくのですが、そのようなお知らせを送る手間をかけるなら、直接、見積依頼を送ってくれば良いものを、私自身でが、まずは、お知らせを受けたらそのシステムに入り、自分でダウンロードするという手間が面倒なのです。
一つのプロジェクトであっても、たくさんの納入業者がいるのでそのようなシステムをお作りになったのだと思いますが、これはシステムを設計する場合の考え方一つです。 納入業者とのインターフェースは、そのままで購買のスタッフが一連のプロセスを効率よく管理できるような社内の管理システムを作るか、社外の納入業者まで参加させるシステムにするか。 私の過去の狭い経験ですが、管理部門、特に購買部門の権限の強くなった会社はその後、衰退する傾向にあります。 技術系の会社は技術系が強くあるべきですが、購買部門が強くなって技術部門を従わせるようになって衰退した会社は多々あります。 驚くことに、自社の技術部門で作るより、他社から買ってきた方が安いとの理由で購買部門が自社で作らせずに他社から買ってきてしまうのです。 その結果、自社の開発部門は徐々に力を無くし、しまいには技術部門が消えてしまった会社もありました。 近年は大会社といえども定年まで会社にいられることも少なくなり、購買部門の方もそこで下請けを相手に威張っていた方ほど、大会社を卒業された後の人生行路は苦しくなるのではないかと危惧します。
まあ、この購買手続き程度であれば軽微なもので、実際の納入に際しては、時間厳守でというカンバン方式のために朝早くから納入業者が列をなしているような光景もあったり、大企業は下請けの協力のもとに成り立っている。。逆もまた真なりなのですけれどね。。
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