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5Gビジネス  亀井卓也  日本経済新聞社

2019年06月26日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは。 落雷抑制の松本です。

米中の覇権争いの中で5Gも重要な争点ですが、日本ではこの基礎技術よりは、これを応用した「使い方」の技術でバラ色の世界が描かれています。 本書も5Gの普及で生活がどのように変わるか、ビジネスがどのように変わるか、5G時代に何をすべきか?、などなど美味しい話であふれています。 「5Gがもたらすリスク」という章を設けてはいるのですが、ここに私の心配するリスクには触れていません。 世の中、5Gについては美味しいい話ばかりなのです。

5Gに使われる周波数の高い電波は到達距離も短く、これで大都市をカバーするとなると今まで以上にアンテナが必要になります。 だからこそ、これをビジネスチャンスと見込んで多くの企業が5Gに期待をよせているのですが、人類史上でこのような高周波に日常的にさらされるのは初めての経験になります。 自分が5Gを利用するか否かに関わらず、街を歩けばこの電波にさらされるのです。 壮大なる社会実験のようなものです。 このような高周波の電磁波が生体にどのような影響を及ぼすか、及ぼさないのか、バラ色の物語だけでなく、それが安全なものであるとの裏付けの研究についても公開すべきなのですが、これについてはほとんど表に出てきません。 

なぜか? TV番組では、携帯の料金が安くなるというCMばかりで、携帯会社のマスコミへの大きな影響力は少しでもネガティブなイメージのあるものは報道されないのです。 トランプさんの言う、フェークニュースの一種で報道する側(TV局とその収入をを支えるスポンサー企業)の都合でマスコミは形成されているからです。 健康不安につながるようなものは、それが現実の問題になるまでは報道されないのです。

もちろん、数年後にも何事もなく、世の中を便利にしてくれれば、それに越したことはありませんが、 ネットで、「ベルギー」と「5G」のキーワードで検索してみてください。 ベルギーでは、「市民はモルモットではない」と 5G の導入を見送りました。 ベルギーは、国内産業として5Gの製造側の会社はありませんから、誰に気兼ねすることなく「市民のため」という政策が打ち出せますが、日本では「国民のために」よりも産業政策が優先されますし、既に「スマホ中毒」の患者が多数を占め、美味しい話に跳びつく国民ばかりですから、社会実験の場としては好都合なのです。

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