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中高年の引きこもり

2019年06月05日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは。 落雷抑制の松本です。

最近、引きこもりの中高年の方が社会的な問題を起こす事件がありました。 仲間内の中高年の間で話題となるのは、自分も「引きこもってみたいものだ」ということです。 引きこもりたいけれど、家族を抱え、会社と家庭でも圧力を受けながらも、引きこもりたい身に鞭打って我慢して働いている身としては、せめて定年後に独り「引きこもりたい」と思っても無理はありません。

引きこもっていても食事もできてミイラにならないでいられるのは、贅沢な、ありがたい身分なのです。 自分自身の事としては、外で働かなくても食べていける「引きこもり」に半分あこがれながら、もし、自分の子供が「引きこもったら?」と考えると、「甘やかさすに家から追い出す」と断言できる親は少数派です。 それにより、世間様に迷惑をかけるような行為に走ったらと思うと、怖くて強気の策にはでられません。 我が子に強く出られない親の気持ち、よく理解できます。自分が80歳になっても50代の我が子に自分の年金を食われる8050問題の当事者になったとしても、親として強気になりきれないでしょう。 しかし、引きこもりだけでしたら、まあ、病気のようなもので仕方ないとしても、親への暴力は超えてはならない一線です。

「子供がいくつになっても、親の心配が消える日は無い」とは、私が自分の父親から聞いた言葉ですが、今、自分の息子に対しそれを感じています。 子供を育てるのは親の責任ではありますが、親の影響だけでなく、社会的な影響を受けて育つのですから、全てが親の責任というのも酷な話です。 年齢とともに体力も弱まり、体力が弱まると気持ちも弱くなりがちです。 自分自身の老後のことだけでなく、我が子が引きこもりになってしまった高齢の親もツライものがあります。

そういう親の気持ちの片りんでも想像できれば、呑気に引きこもりなどしていられないと気が付くでしょうが、人の気持ちをミジンも想像できないのでしょうか? これが脳疾患の病気のせいであれば仕方ありませんが、小さな時から人の気持ちを想像する習慣って大事なんです。 まあ、私もそれが上手くできずに色々と失敗は重ねましたから、大きな事は言えませんが。。。時代が進歩しても人の不幸は形を変えていつの時代にも付いてきます。 70歳を過ぎても息子から暴力を受け、世間様に迷惑をかける前に殺さざるを得ないとの判断に至ったお父さん、お気の毒です。 次回、息子に会いましたら、私もこのような状況に置かれたら、このお父さんと同じことをすると宣言しておきます。

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