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弊社製品への中傷  ある学会誌での論文

2018年02月21日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは。 落雷抑制の松本です。

電気設備についての学会があります。これは真面目でキチンとした学会なのですが、そこに投稿される論文も非常に参考になるものが多いのですが、その立派な論文の一部の記述に事実を確認しないで弊社の製品に付いて事実誤認のまま営業妨害のような事が書かれています。 掲載しているのが、怪しげな書籍であれば気にしませんが、なまじ立派な学会誌ですと、記述されていることが本当の事のように思われる方もいるでしょうから困ったもので、この学会では著者以外の良識のある方が掲載前に内容を審査する体制になっていないようです。

その典型的な第一の間違いが、今までの避雷針と原理が異なるものを全て一緒にして論じている事です。 従来の避雷針と異なるものを全て、JIS規格に合致しな一色単に論じていること自体、不勉強の極みです。  第二に、自分で調査もせずに、今までの文献を紹介しているだけの受売りで効果が無いなどと書いていることです。 これは、効果について反対論文が多々あるという他社製品と弊社製品を、これまた一緒にしています。

このような身に降る火の粉は払い除ければなりませんので、抗議のメールを送りましたが、この論文の他の部分は非常に良い内容なので、このいい加減な部分を含んでいることは残念なことです。 

弊社製品に付いての誤解が無いように上記について反論しますと、弊社製品は、JIS規格については何の問題もありません。 JIS規格で規定された材質で、規定された以上の厚さを備える受雷部なのです。 そして、JISの認証を取得したのかと言う質問も多く受けますが、世間で販売されている受雷部がJIS規格に合っているか否かを認証する制度が無いのです。 あれば、真っ先に持ち込んで認証していただきたいものですが、そのような制度自体がないため、世間で使用されている「避雷針」で認証を受けたものは一本もないのです。 保護範囲についても、JISで決められた範囲に限定して使用するようにしていますし、あらゆる点で法規の範囲内でビジネスをするのは当たり前の事であるのに、それに反しているとケチを付けるのは、よほどの世間知らずとしか言いようがありませんし、弊社への名誉棄損にもなり、法的な処置で対抗するか検討中です。

第二の効果についていえば、このタイプの避雷針はNATO軍に認められ、その標準装備品になっているのです。 NATOの仮想敵国がロシアである前に、現在の軍隊にデータ・リンクとコミュニケーションは欠かせませんが、その第一の敵は「雷」であり、その対策としてNATOで用いられているのです。 軍隊が使用するもので効果のないものなどありません。 命中しないライフルとか、命中しないミサイルとか、効果が無ければ自分の生死に直結する問題ですから軍用規格は普通の工業規格より以上に厳しいものなのです。 また、弊社製品も過去8年間に1600以上が使用され、使用している場所での落雷が目に見えて減ってきているという数字も出てきています。 そういう事実を何も調べようとせずに、効果が無いなどと言い言いがかりを書いて営業妨害しないで欲しいものです。

この論文は、最近の規格について書いていて、著者の方が規格に精通している方なのですが、規格に精通していても製品に詳しい訳でもなく、ましてや、その製品がいいの悪いのと何の資格、責任があってのことなのでしょう。 また、「何のための規格であるのか」と言う原点を忘れているように思えます。 我々の製品も規格も、落雷被害を無くすための活動なのです。 規格を前面に出して、これを振り回し、規格に合っているか否かを論じるなど優先権を間違えています。学界活動は、既得権益を護るためのものでしょうか?  たとえ、規格に外れる部分があったとしても、規格を守ることと、落雷被害を低減することとどちらが大事なのでしょう? 落雷被害を少なくしたいという目標を最優先にすれば、これに関わる人は皆、「同士」のハズです。新しいものが目障りであっても、落雷被害を少なくしようとしている活動に対し偏見を持って当たらないでいただきたいものです。 抗議のために、このブログはしばらく更新しないで掲載しておきます。

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