雷ブログ

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ロシアの新型原子炉

2018年02月07日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは。  落雷抑制の松本です。

チェルノブイリの事故があったからと言ってロシアは原発から撤退するなどと言う愚かな決断はせず、事故の教訓からより安全な原子炉を開発しています。 その最新型のBN-800は、800MWもの高出力で、2017年から実用運転をしています。 日本では「もんじゅ」で諦めてしまった金属ナトリウムによる冷却を見事に実用化しているのです。 少しの失敗でくじけてしまった日本と対照的です。 

高速中性子を用いて放射性廃棄物の半減期の期間を短縮する「核変換」技術の構築やプルトニウムの量を使用した分よりも増やせる技術であるとか、福島に懲りて原発の舞台から降りてしまえば、この技術を復活させることは困難で、より安全でな原発の開発こそが必要なのです。 BN-600/800/1200 だけでなく、チェルノブイリで事故を起こした黒鉛炉「RBMK-1000]さえも改良を加えられ、北極圏で余熱を利用した地域暖房用にも使用されているそうです。

「原子炉」=「危険」と言う刷り込みで日本が原発技術から遠ざかってはならないのです。 事故を克服する努力こそ大事で、そこから逃げたら何も残りません。 人工知能であるとかスーパー・コンピュータなどが、どれだけの電力を必要とするのか?  それら、原発あっての話しなのです。

世界には、原発を作ることのできない国々の方が多いのです。 そういう国々に、安全で廉価な電力を生み出す第5世代の原子炉を作ってあげることこそ、先進国の役割なのです。 まあ、このような意見は少数派で、発言しても何が変わるものでもありませんが、国民の科学知識のレベルが、国際間の優劣を決める原因になります。 福島の事を引きずらずに、これをプラスに転換する事こそが日本の将来の運命を決めるのではないでしょうか? 日本人は器用で、目の前の事はうまく片付けることが多いのですが軽いのです。 一方、ロシア人は不器用で愚直ですが、目標にズンズンと向かっていく迫力は日本にはないものです。 人口の割には、大きな顔をして国際舞台で影響力を持つ。 日本も見習iたいものです。

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