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Jアラートのサイレンと3匹の子豚

2017年08月30日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは。  落雷抑制の松本です。

昨日のJアラートのサイレン、むなしく響きました。 警報を聞いても次の行動に結び付かないのです。 警報を聞いても、逃げ込む場所がありません。 「人間、一度は死ぬものだ」と開き直るしかありません。

以前、スイスの会社に勤務しましたのでお客様をよく案内したのが古い機械式の電話交換機が動態保存してある会社の私設電話博物館でした。 そこは、倉庫の地下の核シェルターで、以前は工場として使用していたため、工場の従業員が逃げ込めるだけの核シェルターは義務化されていたそうです。20cmを超える厚い鋼鉄のドアを開けると、内部はリニューアルされた博物館でした。 工場どころか、友人が電気設備を設計したというこの町の7階建て病院は、地下1階の駐車場の下に地上と同じ分の病室が用意され、イザと言うときには、地上の病院がそのまま地下で機能するというのにはビックリでした。 この友人が自分の家を建てた時の写真を見せてもらうと、一般の住宅にも立派な核シェルターがあるのです。 念の入ったことに、外気は核物質を吸着するフィルターを通して取り入れ、内部の圧力を高くすることで外気が侵入しない作りでした。 そこは、物置にならないように、毎年、検査もされ、食料、水、銃まで保管されていると、どこまでインフラにお金をかけるのか、社会防衛というのは掛け声よりはまず、その資金をどうするの? スイスの奥の深さを思い知りました。

これで思い出すのは、「3匹の子豚」です。 藁の家、木の家、レンガの家、当然ことながら最後に残ったのは、馬鹿にされながらも丈夫なレンガの家を作った子豚の話です。 スイスの社会の堅牢さと上辺だけの日本の繁栄。 生きることへの真剣さの違いなのか、近隣諸国からのいろいろな圧力は日本の在り方を振り返る良い機会になります。   

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