雷ブログ

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立教大学の学生さん

2017年08月16日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制の松本です。

ゼミの研究で、弊社のような小規模企業と地域金融機関の関連について話を聞きたいとのことで学生さんがキチンとリクルートスーツで身を固め、インタビューにお見えになりました。 やはり学生さんなので、「青い」テーマだと思いつつ、実社会のドロドロした話をして差し上げました。 学生さんの「綺麗ごと社会」には役に立ちそうもない話で申し訳ないのですが、経営計画を作成したことがあるかという質問では、あの経営計画は公的な融資を受ける場合に必要とされますが、計画の内容よりも、経営計画を作成のためのサポートをすること自体がビジネスになっていて、一つの融資の周りで色々なビジネスが生まれる現実をお話しました。 相手は、自分の息子と同じ位の年齢の方ですが、親子関係での会話モードと異なるキチンと礼儀正しい質問は、清々しく新鮮でした。 普段意識しませんが、そういえば我が息子もいつの間にか大人なのです。 我が子であると「子供」のイメージが付きまといますが、同年配の方を見ると既に立派な大人であることを認識しました。

地域の金融機関もさることながら、神奈川県や横浜市自体も地域経済を活性化するためのサポートをしていますが、これは主に大企業がメインのようで、例えば日産自動車の本社を誘致したり、成果を上げているようですが、大企業中心のサポートになるのは、経済効果から言えば仕方ありません。 零細企業のサポートなど、手間がかかるだけで大した金額にならないのも実情ですから仕方ありません。

小規模事業を活性化させるというのは、まあ、ポーズのようなものです。 例えば横浜市には、地元のベンチャーを活用すると言う制度があり、審査を経て認定されると横浜市がその製品やサービスを優先して使用することでベンチャーを応援するという「販路開拓支援事業」なるものがあり、弊社もこれに応募して認定されましたが、実態は何もありませんでした。 横浜市からは、金融公庫の借入に対し、いくらかの利子補給のご支援は頂いている程度です。 

横浜や神奈川県から比べると、ベンチャーに手厚いのは東京都です。 もし、起業をお考えでしたら、東京で始めるのが一番サポートを受けられます。 この学生さん、なぜ、弊社をインタビュー先として選んだのか? という私の質問に、弊社は中小企業庁から「日本の300社」に選ばれていて、その名簿から弊社を選んだというのは、学生さんながら感度の良さは抜群のようです。 横浜市も神奈川県も、弊社が「日本の300社」に選ばれても、全く関心は無いようですから、それに比べれば目の付け所はたいしたものです。 KIP(神奈川産業振興センター)の機関誌を担当されている記者さんも、弊社に取材に来られ、見開き2ページの記事で取り上げてくれました。 目の付け所の良し悪し、ビジネス感度の良さ、これは仕事の上で大事です。

厚生労働省の関連でもベンチャー・サポートの施設を都内の一等地にアチコチ、開設しています。 以前、ある国家試験の試験委員をしていた時に、その施設の会議室を何度も利用させていただきましたが、その施設はいつもガラガラでした。 お役所の体質とベンチャー企業を始める人の体質は、対極にあるような水と油のようなものでお役所がベンチャーをサポートすると言う事自体、無理があるような気もしました。 一度、公務員を辞められて誰からの庇護もない一人になると、ベンチャーの気持ちが少しは分かるかと思います。

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