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住んでみたヨーロッパ  9勝1敗でに日本の勝ち  川口マーン恵美 講談社α新書

2015年03月16日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

「ドイツとの8勝2敗」から対象をドイツだけでなく欧州全域に広げた比較は、旅行者としての短期の経験だけでは分からない深く広い体験と日本人としてのシッカリした軸足をキープした解説で、面白いだけでなくとても参考になります。本書には面白い話しが沢山詰まっていますが、その中から2つほど営業妨害にならない程度に紹介します。

1)ドイツ語で「歴史」も「物語」つまり「作り話」も同じ Geschichte と言う言葉であり、ドイツ人は歴史とは作り話であると認識されているとの事で、歴史は支配者の数だけあり、支配者が変わる毎に自分に都合の良い、自分を正当化する歴史に書き換えられてきた中で、遠い過去の事は検証もできない。 近代史だけは一応の記録は残っているものの同じ出来事が見る立場で異なり、それぞれの場所での史実となっているが、一つの歴史を巡る歴史が一つではありません。

どこぞの国の大統領のように自分の理解のみが唯一正しいという立場で、歴史認識と言う事を振りかざすのは歴史と言うものへの理解の浅さ、もっと端的に言えば、自分の理解、能力の低さをさらけ出しているだけの事なのです。あのような雑音に耳を貸す事はありません。

2)「日本はドイツを見習え」の誤り
ドイツのホロコーストについては、証拠が揃い、証人も写真もシッカリ残った中でドイツが認めている事であるが、南京大虐殺や慰安婦については、大新聞社がそのインチキ記事を謝罪したように反日日本人が捏造した事によって、かの国々が話を膨らまし続けている事であり、まともな証拠など無いのです。 そのドイツと日本を比べて、ドイツは罪を求めシッカリとした謝罪をしているのに日本はしていないというのは、間違いで戦争自体への謝罪をし、償いのお金も十分に支払って来ているのに、更に要求を重ねているのは街のゴロツキモ同じなのですから、これも安倍さんが国家主席と会談ができていなくても、少しも慌てることはないのです。

新たに何かを知るというよりは、自分の理解を確認し、川口さんを同士とも呼べるような発言に安心するだけですが、外国での生活体験を伝えていただけるのは、それができない人間にとってはとても参考になります。

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