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オバマ大統領のアジア歴訪

2014年04月28日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

韓国の大統領との記者会見で従軍慰安婦に言及するとは、TPP不成立の件もあり日本の弱みを掴んでいることを表明したかったのでしょう。歴史問題の認識の浅さを自ら暴露しただけの話なのですが、怖いのは一方的なヨタ話でも繰り返し主張する中でいつしか本当のことのように思われてしまうことです。米国は、韓国の言い分を100%しないまでも、対日カードとして利用すれば良いだけの事です。米国は日韓の不仲を利用している構図が見て取れます。

従軍慰安婦の件では河野さんは自らの河野談話を密約の上で強要されたものである事を表明すべきです。これ以上の沈黙は日本を貶める陰謀に加担することになり、日本人のする事ではありません。韓国や米国が潔癖なのかと言えば、両国とも性産業の深い歴史に成り立った国で、その2国の大統領が首をそろえて馬鹿馬鹿しいことをよく平気で表明するものです。 しかし、これが国際政治なのです。自分の事は棚に上げ、相手を平気で攻撃する、この図々しさこそ日本に欠ける国際性なのです。

尖閣を米国が守ってくれるなどと糠喜びしてはなりません。安保の適用と言いながら領有権については認めないとはふざけた言い分です。そもそも防衛する根拠は領有権の侵害に対しての防衛なのですが、100点満点のうちの70点を日本に残りの30点は中国に残しておくという、ここでも日中の不仲を利用する米国の構図がここにも見て取れます。

日本に恩を売り、中国をけん制するためのカードの一枚に過ぎません。しかし同時に中国にも含みを残しておくのです。パワー・ゲームの中でどのカードを拾い、どのカードを捨てるかは流動的です。米国の今現在のポジションを言ったまでで無条件で未来永劫に続く事はあり得ません。将来、米国と中国が「相互不可侵条約」を結べば、日米安保条約などあってもなくても尖閣の問題は途端に日中二国間の問題になってしまうのです。他国に頼る前に自分の国は自分で守る事が当り前なのです。自助努力をしない国を助けようとするお人好しは何処にもいません。

TPPの不成立については、私の読みが当たりました。 先日、4月17日の私のブログ、TPPがオバマ来日までにはまとまらないと予想しましたが,当たりました。この交渉で安倍さん、甘利さん、よく頑張りました。明治維新の頃の不平等条約の再来、平成の不平等条約にいずれ押し切られてしまうでしょうが、精いっぱいの抵抗はするべきです。消費者のためにはTPPに賛成するべきとの学者さんも多いのですが、これは近視眼的な判断です。 食糧の自給率を下げるような事はしてはいけません。輸出国が不作であれば輸出など即停止します。食料品の価格が安くなるから食料の輸入を拡大しようとする、目先の利益に釣られてはならないのです。価格は高くとも国産を貫くべきです。

今回のオバマ大統領のアジア訪問ですが、利害のある国のどちらにもイイ顔しながら、自分のカードを見せびらかしたような旅です。訪問こそしませんでしたが、常に中国の陰も意識しながらです。


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