雷ブログ

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フリーゲージ新幹線  JR九州 

2014年04月24日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

先日、スペインにはTARGOというフリーゲージ列車が40年も前から運行されているとの話を書きましたが、日本でもフリー・ゲージ【和製英語です】への関心は高いようで、翌日の新聞によると、九州新幹線で在来線との直通が可能な試作列車4両を川崎重工がJR九州に納めたそうです。今後、試験をしながら2022年には九州新幹線長崎ルートでの開通を目指すそうです。しかし在来線に乗り入れて、在来線のレールの上を走っても車体の幅が異なれば、在来線のホームまでそのまま使えませんから、車体は在来線と同じ幅になるのでしょうか? 新幹線が在来線を走ると言うより、新幹線レールも走れる在来線と言った方が分かり易いかもしれません。

先日、片持ちと書いたのは誤りでして、列車の重量を片持ちで支えられる訳はないですね。二つの車輪がそれぞれ独立した車軸で支えられた状態です。車軸が一本の場合には片側の車輪と共同体でしたが、フリーゲージでは、隣は隣で独立しているので、車輪からすれば、自分の乗っているのはあくまで、レール一本そのレールに乗り続けるだけの話です。

東京近郊のJR線、地下鉄、私鉄、レールの幅は全て同じではありませんから、このような異なるレール幅を越えて運転できる電車であれば相互乗り入れの可能性が広がりますね。毎日、当り前のように乗っている電車で、もう完成形でこれ以上の進歩は余りないかと思うとそうではなく、電車を開発する方々は日夜、色々な技術革新を進めているのですね。

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