雷ブログ

落雷抑制システムが運営するブログ

ガソリン・エンジン/ハイブリッド/電気自動車

2012年06月08日 09時00分00秒 | 雷日記
こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。

車の6ケ月点検に行った際にレガシーの新型に試乗しました。2000ccでしたが、私の3000ccよりもパワフルで加速も良くビックリでした。この2000ccエンジン、カタログで見ても2500ccにも負けず劣らず、3000ccなどは較べるのも恥ずかしいのかカタログにはエンジン性能のグラフさえ載せていません。最近は、ダウンサイズしながらパワーは以前の物を超えるってすごい事を成し遂げたものです。マツダのSkyactiveとか今回のスバルとかガソリン・エンジンの改良の余地がまだまだあるようです。エンジン本体での性能向上を避けてハイブリッドへ逃げていてはエンジン技術は遅れてしまうでしょう。

ハイブリッドは流行りですが、数人を乗せて走る仕掛けにしては大げさすぎると思います。エンジンと電気モータは特性が補える組み合わせではありますが、エンジン技術が行き詰った時点でのハイブリッド化であれば納得できますが、エンジン本体の改良はソコソコにしてハイブリッドに逃げるのは、本業はさておいて副業で手っ取り早く儲けようと言うのにも似ています。ハイブリッドという変化球でなく、エンジンの改良という直球の勝負をしているマツダやスバル、欧州メーカに共感します。ハイブリッドは車では新しい技術ですが、潜水艦は水上ではディーゼルで走りながら蓄電池を充電し、水中では電池とモータで走る元祖「ハイブリッド」で、何十年も前から行われています。これは、少しも新しい方法ではなく潜水艦では歴史ある駆動方式です。プリウスは12カ月連続で販売台数が首位だそうです。殆どの人には私の言うような偏屈な技術ポリシーはどうでもよいことですからね。。スバル、マツダ、トヨタとユーザー層の違いはあるでしょうね。

電気自動車もバッテリーだけでは航続距離に問題があると言う事で、小型の補助エンジンで発電機を駆動し、その電気を使うものもあります。しかし、エネルギーは、一般的には変換する度に損失が出ますから、これもあまり気持ちの良い方法ではないですね。しかし、船舶ではこの方式は多く採用されています。弊社のPDCE避雷針を付けた地球深部探査船「ちきゅう」も、ディーゼルで発電し、その電気でモータを駆動し航行しています。南極観測船の「しらせ」もこの方式です。船のスクリューの回転は車よりはユックリで、出力の調整や前進・後進も簡単に切り替えられので電気モータのほうがエンジンよりも都合の良いからです。

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