こんにちは。落雷抑制の松本です。
営業の電話を良く受けますが、相手がどのように攻めてくるかは非常に参考になります。本日は、SEO対策にどれだけ費用をかけるか?と言う質問で始まりましたので、サービスの内容や質が分からないまま、費用の事を話ししても意味がないとこたえると素直に謝ってきましたので、休憩がてら少し、相手をしてこの若い営業を少し鍛えて差し上げました。費用の対価として何をしていただけるのか、そのサービスの内容でお客の関心を引かなくては、例えば10万円なのか30万円なのか、金額のことよりは、いかにユーザーにとって価値のあるサービスを提供してくれるのか、そこで、ユーザーの関心を捕まえなければ話しは前に進みません。
営業というと、カタログを持って見込み客を探し回るという強引な方法が方法が行われている場合が多いのですが、顧客の見つけ方、話の内容、話し方など営業としての基本を習う以前に現場に出されて、営業の仕方は自分で習得しろというのが古いやり方で、私の身の回りにも総務部からいきなり営業部に配属が代わり、名刺が用意されているので明日から営業に回れとメチャクチャな人事異動を体験した方がいました。日用雑貨の販売でしたらそれでも通用するかもしれませんが、技術的な製品では無理なはなしで、そういうムチャナな人事異動をすること自体、会社が己の製品についてよく理解していないという事で、そのような会社が成長するはずはありません。
会社というと個人よりは大きな存在の様に見えますが、所詮、個人の集りであり、個人の力がモノを言います。 組織という集団にいながら、個人経営者のつもりで常に自分をアップデートしていく、そういう覚悟の社員が多くなければ組織は衰退していきます。