pure's movie review

鑑賞した映画の感想です。

シルク

2008-01-20 21:34:34 | その他の国の映画


2007年 日本・カナダ・イタリア作品 109分 アスミック・エース配給
原題:Silk
STAFF
監督:フランソワ・ジラール
脚本:フランソワ・ジラール マイケル・ゴールディング
原作: アレッサンドロ・バリッコ 『絹』
CAST
マイケル・ピット キーラ・ナイトレイ 役所広司 芦名星 中谷美紀


「あなたの幸せのためなら、ためらわずに私を忘れてください。私も未練を残さず、告げましょう。さようなら」
これ、女性なら覚えておきたいセリフだねー。言ってやりましょうよ、去っていく男に。クールに。サラッと。カッコえぇぇぇぇーーーo( ≧∀≦)o

絶対に言えない。(爆)
カッコいい女になりたいよぅ。

シルク(絹)というタイトル通りの作品だった。上品で官能的。まさに「映画」という芸術作品の典型。それがゆえに、共感はないかな。すべて「キレイ過ぎ」なんだよね。言葉も交わしてないのに、日本人の少女が醸し出す雰囲気のみで惚れこんでしまうエルヴェも、夫に何かあったと確信しながらも最期の最期まで追及しないエレーヌも、「もぉ何で何で!?」って思っちゃう。死んじゃってからすべて手の内明かすなんて、キレイだけど、相手の心には10倍も100倍も響くだろうけど、余韻残すだろうけど、でもでもそれでいいのー!?って。んまぁ、あたしは人一倍何でも思い立ったらその場でベラベラ話してしまうヤツだから、、ね。いい女とは程遠いんです

日本人俳優と海外俳優が共演する作品はすごく興味深い。SAYURIとかバベルとかラストサムライとかね。不思議なことに、英語の会話が続いてたトコに日本語がいきなり混ざってくると聞き取れないんだ。(笑)だから日本語にも字幕がついてたこの作品はありがたい。中谷美紀の英語はすごく流暢だったなぁ。元から喋れるのかなぁ。ちゃぶ台ひっくりかえしてた人(自虐の詩)と同じ人には見えない。(笑)最近一番気になる女優さんになってきたー。

【字幕翻訳:松浦美奈】

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