pure's movie review

鑑賞した映画の感想です。

自虐の詩

2007-10-29 00:04:56 | 邦画


2007年 日本作品 115分 松竹配給
STAFF
監督:堤幸彦
脚本:関えり香 里中静流
原作: 業田良家 『自虐の詩』
CAST
中谷美紀 阿部寛 遠藤憲一 カルーセル麻紀 西田敏行 名取裕子




この見事な画像はでっかく出すべきでしょう!!!

原作の4コマ漫画は存在すら知らなかった!でも、この画を観ただけで「観に行こう!!」と思わされたのさっ!!見よ!!この阿部寛の豪快なちゃぶ台返しっっ!!カッコえぇじゃないか!!!

こんな旦那、絶対イヤだけどね(笑)

トリックの堤幸彦×阿部寛コンビ、そして嫌われ松子の一生で中谷美紀の捨て身の演技に圧倒されて好きになってしまったということで興味はあったんだけど、やっぱり決め手は↑の画。どんな話かサッパリ分からず観に行ってきました。劇場内では一緒に観た友人も含めて感涙してた人が多かったようだけど、あたしは泣けはしなかったなぁ。でもなかなかイイ作品でした。設定としては現代の話なんだけど、ボロ屋ボロ服の質素な生活、イサオに尽くして尽くして尽くし続ける幸江、そして古典的な男像のイサオを見てると、昭和時代の話と錯覚してしまう。でも、いくらボロ屋だろーが、ボロ服だろーが、貧食だろーが、寄添いあえる人が居れば幸せなんだな。どんなに便利な道具が充実してても、それと幸せは比例しないんだなっていう当たり前のことを気づかされました 幸江の母性本能もちょっと女として見習いたいモンです。

中谷美紀はどうしても松子と重ねてしまうね。電車男のエルメスのような上品なお嬢様も出来れば、松子や幸江のようなプライドも見栄も何もかも捨てて体張って生きる女性も出来るなんて、とっても素敵な女優さんだと思います 阿部寛はトリックの上田が最近見慣れてたけど、パンチパーマ似合ってたべ。

フォー・ウェディング

2007-10-28 01:39:35 | アメリカ映画(は行)



1994年 アメリカ作品 118分 東宝東和配給
原題:Four Weddings and a Funeral
STAFF
監督:マイク・ニューウェル
脚本:リチャード・カーティス
CAST
ヒュー・グラント アンディ・マクダウェル クリスティン・スコット・トーマス ジョン・ハナー


ブリジット・ジョーンズの日記」や、「ノッティングヒルの恋人」でおなじみのリチャード・カーティスとヒュー・グラントの名コンビ。
同じコンビの作品の「ラブ・アクチュアリー」とも、同じ曲が使われてたり、ちょろっとミスタービーンが出てたり(笑)色々リンクがある作品だった。

けど、「ブリジット」も「ノッティングヒル」も「ラブ・アクチュアリー」も好きなんだけど、
この作品はつまらなかったです。

ヒューの魅力に取り付かれ、彼の作品を全て観ようと張り切ってる最中なんだけど、このヒューは全然魅力的じゃない。
ヒューの魅力って見てて「恋したいなぁ」なんて思わされちゃうとこだと思うんだけど、この作品では何とも思わない。彼の独特な魅力が生かされてない作品だった。
そしてヒューが惚れこんだキャリーも全然魅力的じゃない。32人と寝たと豪語する女って魅力的??まったく感性が合わない作品だったなぁ。

ラストもハッピーエンドとして描かれてるけど、あれってハッピーエンド?「結婚にはこだわらないで欲しい。でも僕とずっと一緒に居て欲しい。」って愛の文句?もし自分がそんなこと言われたら、迷ってしまうんだけどなぁ。

イギリスの色んなスタイルの結婚式が見れたのは面白かったです。

【字幕翻訳:細川直子】


改訂新版 死ぬまでに観たい映画1001本 対象作品
(スティーヴン・ジェイ・シュナイダー著/ネコ パブリッシング)


未来予想図 ~ア・イ・シ・テ・ルのサイン~

2007-10-20 18:02:44 | 邦画


2007年 日本作品 115分 松竹配給
STAFF
監督:蝶野博
脚本:狗飼恭子 志羽竜一
原案: Dreams Come True 『未来予想図』『未来予想図II』
CAST
松下奈緒 竹財輝之助 原田泰造 西田尚美 関めぐみ 石黒賢 松坂慶子


なんだかムズムズする作品。(((((゜Д゜))))) ストーリーはベタベタだし、主人公の恋人役の男優はセリフ棒読みだし。(笑)でもね、悪いムズムズじゃなかったよ!すごく身近で日常的で平凡な主人公だから、すごく共感が出来る。多分自分がまだ会社で働いていなかったり、恋の経験も浅かったら全然この映画の良さが分からなかっただろうけど。今のあたしには素直に楽しめる作品だったよ

でも、身近で日常的で平凡な主人公と書いたけど、外見は全然平凡じゃない。松下奈緒さんって初めて出演作品観たけど、すんげー綺麗な女優さん。しかも年下かい。。あっそ…。フン。ヘアスプレーと続けて観て「外見なんか関係なーい!中身が大事っっ(≧∇≦)O」と盛り上がってたのに、「やっぱり外見綺麗なのに憧れるな。。。」と。。。モデルに女優に歌手にピアニスト。神は何物与えるんだー!

あと、自分がまだ会社で働いていなかったり、恋の経験も浅かったら全然この映画の良さが分からなかったと前半書いたけど、そういえばドリカムの楽曲の良さも、大人になってから分かったなぁ。ドリカムってあたしが小学生の頃から人気があったけど、「どこがいいんだろ?」って思ってて、CDを買ったり借りたり一切しなかった。でも今すごくドリカムの歌好き!勿論未来予想図も!!今回新しくリリースされたア・イ・シ・テ・ルのサインもエンドロールが終わった後流れるけど、すごくいい曲だなぁ~って、聞き入っちゃいました。

自分の経験値が上がるにつれて、映画の感じ方も変わって面白い!とは何度か書いてることだけど、付け足すと、自分の経験値が上がるにつれて、凝って作りこまれていない単純なストーリーに感動出来るようになるねこれからも色々実生活で経験をつんで、豊かな感性で映画鑑賞したいな

ところで、、アイシテルのサイン、ブレーキランプ五回点滅はなかなか難しそうだよね。(笑)

ヘアスプレー

2007-10-20 17:12:19 | アメリカ映画(は行)



2007年 アメリカ作品 116分 GAGA=Communications配給
原題:HAIRSPRAY
STAFF
監督:アダム・シャンクマン
脚本:レスリー・ディクソン
CAST
ジョン・トラヴォルタ ニッキー・ブロンスキー ミシェル・ファイファー クリストファー・ウォーケン


ドリームガールズ」は大好きでも「プロデューサーズ」は苦手…
そんな、ミュージカルが好きなんだか嫌いなんだか分からんあたしなので、この作品も楽しめるか楽しめないか賭けだったんだ。
結果は、すっごく楽しめました!観に行ってよかったーこんなに観てる最中顔がニンマリしてしまう作品は久々です!

肌が白いか黒いか、ボディが痩せてるか太ってるかなんて、そんなの関係ねぇ!(小島よしお嫌いなはずなのにクセになる…。)
そういうのを人一倍気にするミシェル・ファイファーと、そのコピーの娘が惨めに脇に押しやられてる様は痛快でした 
ジョン・トラヴォルタの変装はちょいと顔がグロかった。(笑)

「ドリームガールズ」のジェニファー・ハドソン同様、この主人公のトレーシーもこの映画でデビューになる新人さんらしいね。
この子も歌唱力抜群体形もジェニファー・ハドソンと重なるものあるし。(笑)
CMで柳原可菜子が「この子あたしに似てませんかぁ~?」とか言ってるけど、ほんと似てるんだよっっ。
何度も柳原を思い出しちゃった。二人とも顔も可愛いしね

「ドリームガールズ」は超えられないけど、、好きなミュージカル作品だなぁ~。
オリジナルの映画とブロードウェイも観てみたくなっちゃった

【字幕翻訳:戸田奈津子】


トリック2

2007-10-15 01:51:51 | 国内ドラマ


2002年 日本作品
STAFF
監督:堤幸彦
脚本:蒔田光治 太田愛
CAST
仲間由紀恵 阿部寛 生瀬勝久 前原一輝 野際陽子 大島蓉子


2も観終わりましたー。前作より、笑い(つーか下ネタ)がちょっとパワーダウンしたかなー?でも、本格的なミステリーをこの作品に期待してるわけではないけど、、前作より数々のトリックの無茶さはパワーアップしてる気がする。(笑)面白かったけどね!

今回も細かいトコで説明がされてない謎のままの部分が多い。でもこれって、果たしてこれから続く映画やTVシリーズ3作目への伏線なのか、おちゃらけ番組なんだから細かいコト気にするな!的なものなのか、判断に悩んでます( ̄▽ ̄;)

個人的には矢部の相棒石原が好き。彼、変な金髪してるけど、なかなかハンサムくんだよね!?最終話で髪が伸びてから急に二枚目キャラになった彼は、ますますカッコよかったわでも石原が出てくるのはこの作品までとかいう噂が。ちょっと悲しいわー。

相変わらず山田と上田の絶妙コンビもいい感じ。今回は何度か「おう?お互いの距離近づいてるんじゃない?」なんて、男女としての仲の発展をにおわせるシーンが度々あって、そのたびムフムフ…。でもまぁ、そこはトリックだし、山田と上田だしということで、いいムードが続くわけも無く、ギャグで終わるんだけど。(笑)上田ってなかなかジェントルマンなとこあるよね。変人だから、なかなか伝わりにくい優しさだけど。

次は劇場版だよねー。楽しみっ

交渉人 真下正義

2007-10-14 16:19:10 | 邦画


2005年 日本作品 128分 東宝配給
STAFF
監督:本広克行
脚本:十川誠志 原案:君塚良一
CAST
ユースケ・サンタマリア 寺島進 小泉孝太郎 柳葉敏郎 水野美紀 國村隼


昨日「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリイッジを封鎖せよ!」を観たら、続きが観たくなってしまい、鑑賞してみた。続編と言うべきかどうか迷うとこだけど、、まぁ話的には繋がっているので。

これも踊る~ファンとしては当然劇場に観に行きました。なかなか面白かったけれども、やっぱりいつものメンバーが一切出てこない上に新キャラばかり出てきて淋しい、青島がいないのは違和感ある、と、どうしてもスピンオフとしてではなくて踊る~シリーズの続編として観てしまった覚えがある。でも今回はすんなりスピンオフとして割り切れて楽しく鑑賞出来た。でも、こんなにラストすっきりしない終わり方だったっけ室井さんのスピンオフに繋がるんだっけ実は室井さんに関しては、あまり印象に残ってない作品なんだ近いうち観直してみようと思いますが。

OD2と続けて観てびっくりしたのは、小泉孝太郎演じる小池くんの社交性ぶり。(笑)OD2で室井さんと青島のチームワークを見て成長したんだねぇ そして、まだ真下は雪乃さんの写真を持ち歩いてます。青島やすみれさんやスリーアミーゴスなどなど、いつものキャラクターは出ないものの、踊る~の楽しみの一つであるリンクは所々散りばめられてて、それも面白かった!相変わらずカエル急便は、ろくなものを運ばない。。。(笑)

踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!

2007-10-14 00:40:03 | 邦画


2003年 日本作品 138分 東宝配給
STAFF
監督:本広克行
脚本:君塚良一
CAST
織田裕二 柳葉敏郎 深津絵里 水野美紀 ユースケ・サンタマリア いかりや長介


o(≧~≦)o ううううぅぅぅぅぅぅぅっぅぅぅ~~~!
たまらん!やっぱ踊る~はたまらんねぇぇぇぇ!!( ̄3 ̄)=3 げぷぅ
あたしは踊る~のマニアなため、冷静にレビューは出来ません!どんなに低俗映画と評判があろうが、あたしに言わせれば全肯定です。(爆)

2夜連続の踊る~映画放送。昨日は泣く泣く仕事で観れませんでした。ってかDVD持ってるんだからいいだろ!っていう感じですが、いえいえ。我慢できません。今日はしっかり観ましたよっ。

コメントで織田裕二も言ってたけど、本当にお台場はこの数年で激変してるね。最初は「空き地署」と呼ばれていた湾岸署なのに、今は空き地を探すほうが難しい。そしてあたしをお台場好きにしたのは間違いなく踊る~シリーズの影響があってこそ。こんなお台場通?のあたしは、写るお台場ほとんどの場所が、「あ、これはあそこだ!」と位置関係が把握できました。(笑)よく行くあの場所に、青島やすみれさんや雪乃さんが歩いてたんだね~なんか不思議(*∇)ウフフフフ(アホ) これは実際に出来た東京湾岸署(元は水上署というらしい)にも見学に行くっきゃないね!

和久さんこと、長さんが亡くなってからこの作品を観たのは初めて。そのせいか今回は和久さんのひと言ひと言が重く聞こえてしまい、なんだか和久さんの背中は淋しそうに見えてしまいました。踊る~の中の和久さんの位置って、みんなのまとめ役と言うか、親父みたいな役じゃん。そんな和久さんの「なぁんてな。」で占める発言の数々はいつも重い。だけど今回はいつも以上に重さを感じてしまいました。和久さんの遺言みたいに聞こえてしまって。本当に踊る~にとって、大切な人を亡くしてしまいました。

最後の織田裕二のあの歯に詰まったコメントはなんだ!?続編の香りがプンプン臭うっっっ!!うーーー。とっても観たい!でも和久さんはいない。和久さんのいない踊る~はとても違和感があるような。うーん、フクザツな心境…。でも、、、観たい。(笑)

ドリームガールズ

2007-10-13 16:18:53 | アメリカ映画(た行)


2006年 アメリカ作品 130分 UIP配給
原題:DREAM GIRLS
STAFF
監督・脚本:ビル・コンドン
CAST
ジェイミー・フォックス ビヨンセ・ノウルズ エディ・マーフィ ジェニファー・ハドソン


どんなに気に入った作品でも、DVDでは何度も観ても、映画館に何度も行って観ようとは思わないあたしなのにっっ!この作品だけは異例の3回も行ってしまいました当然DVDも買いましたよっっ

やっぱり最高の作品ですっっっ!!

生涯好きな映画のベスト5には間違いなく入る作品。
一回目はこのゴージャスなステージにワクワク、ジェニファー・ハドソンの迫力の歌唱力に圧倒。二回目はサントラを聴き込んでから観たため、好きな歌(STEPPIN' TO THE BAD SIDE、I MEANT YOU NO HARM、ONE NIGHT ONLY(DISCO)の3曲が特に好きです)が流れると一緒に口パクでノリノリになっちゃったりして。そして三回目はほとんど字幕を観ずに、画面の端から端までを観て、画を楽しんでました。バックコーラス時代のディーナってすごく貴重な画だよ。だって、あのビヨンセが後ろで歌って踊ってるんだよ。(笑)四回目になる今回は何を楽しんだかと言うと、もう分からないや。とにかく観てて楽しい気持ちになれる作品なんだ あ、でも歌と踊りと衣装に真っ先に目が行きがちの作品だけど、今回はよくキャラクターたちの微妙な表情や心境の変化に目が向けられたかも?よくよく観てると、どのキャラクターも複雑な心境を抱えてて、所々ふとその影が表情に現れてて深いんだよね。

毎回思わずにはいられないのは、やっぱりどうしてもドリームガールズとデスティニーズ・チャイルドを重ねてしまうね。一度だけ解散ライブでディズティニーズ・チャイルドを見たことあるんだけど、この映画観るたびにあのライブを思い出してしまうよ。当時は全然デスチャの曲も知らずに、付き合いで行ったライブだったけど、もっとよく目に焼き付けておけばよかったなぁ~。ビヨンセのオーラはただものじゃないねっっ。

さてさて、あたしはこれから何回DVDで鑑賞することになるのやら

【字幕翻訳:戸田奈津子】

グッドナイト・ムーン

2007-10-08 23:11:34 | アメリカ映画(か行)


1998年 アメリカ作品 125分 COLTRI配給
原題:STEPMOM
STAFF
監督:クリス・コロンバス
脚本:ジジ・レヴァンジー ジェシー・ネルソン スティーヴン・ロジャース カレン・リー・ホプキンス ロン・バス
CAST
ジュリア・ロバーツ スーザン・サランドン エド・ハリス ジェナ・マローン


胸がいっぱいになる作品でした。
家庭に馴染もうと自分なりに頑張っているのに、先妻や子供たちから次々と嫌がらせを受けるイザベルの気持ちに最初は胸がいっぱい。そして思わぬ大病を告げられたジャッキーの無念さに胸がズキズキ。一番胸が苦しくなったのは、両親の離婚と母親の大病を次々と告白された子供たちの気持ちを考えた時。病気は誰のせいと言えないけど、大人達の勝手な都合に振り回された後、今度は大好きな母親の大病だなんて、神も仏もあったもんじゃないと叫びたくなっちゃうよね。

そんな、皆過酷な運命や役割を背負っているキャラクター達なのに、不思議と暗い印象の無い作品。微笑ましい笑いが随所随所散りばめられているおかげでもあるけど、幼いベンの笑顔にかなり助けられてると思う。ベンよりも年上のアンナは、勿論ベンよりも理解力があるがゆえに、両親の離婚や母親の大病に対して、反抗的だったり悲観的な態度になってしまう。当然だよね。あたしもお母さんが同じ病になったことがあるからよく分かる。でもベンは悲しそうな顔をするも、すぐに笑顔に戻る。ベンにポジティブシンキングを教わりました

ラストも、もうジャッキーが亡くなってしまうことを暗示する終わり方なのに、とても清清しい終わり方。

先妻と後妻と子供たちに挟まれて大変な立場なんだろうけど、パパさんが何か憎たらしく見えてしまったわ~。

【字幕翻訳:?】

幸せのレシピ

2007-10-08 00:39:51 | アメリカ映画(さ行)


2007年 アメリカ作品 104分 ワーナー・ブラザース配給
原題:NO RESERVATIONS
STAFF
監督:スコット・ヒックス
脚本:キャロル・フックス
CAST
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ アーロン・エッカート アビゲイル・ブレスリン

想像してたようなストーリーで、期待通りハッピーな気持ちになれる作品でした

目新しさや意外性はなぁんにもないけど、そんなのいいんです。キャサリン・ゼタ=ジョーンズ(ケイト)は相変わらずセクシーで素敵だし、ゾーイはモッチモチな肌で可愛いし、ニックはセクシーで思わず恋したくなっちゃったとにかく人物も背景も、写るものすべてが何だかハッピーな気持ちにさせてくれる作品。一つ悪い点をあげるとしたら、美味しそうな料理が次々出てくるのでお腹が空いちゃうことかな。(笑)

キャサリンは大好きな女優さんだけど、こんなセクシーな女性が生肉をフォークで突き刺して、苦情ばかりを並べる客のテーブルに突き刺した時は思わず絶句テーブルクロスが汚れたと慌てるオーナーの横で、次はテーブルクロス引きを披露。唖然とする客達を尻目にタクシーで颯爽と去っていく姉さんはカッコよかった!!かなりスカッとしたシーンでした

「リトル・ミス・サンシャイン」では大きなお腹に大きなメガネをかけた田舎娘を演じてたアビゲイル・ブレスリンちゃんも本当に可愛いっっ。この子は絶対将来美人になると思う!!

あたしもケイトほどではないにしろ完璧主義なとこがあって、自分の中で決まっているテリトリーに他人が入ることを拒み、調和を乱されることを最も苦手とする傾向がある。ガチッと「自分」っていう定義を持っていて、それを崩されるのが恐いんだよね。そんな性分のせいで、度々何事もうまくいかなくなって、心がささくれることがある。そんな時、この映画をまた観たくなるんだろうな。

2回目鑑賞:幸せのレシピ
オリジナル:マーサの幸せレシピ

【字幕翻訳:古田由紀子】