2010年 アメリカ作品 103分 ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント配給
原題:The Tourist
STAFF
監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナー
脚本:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナー クリストファー・マッカリー ジュリアン・フェロウズ
CAST
アンジェリーナ・ジョリー ジョニー・デップ ポール・ベタニー ティモシー・ダルトン
アンジーとジョニーの共演なんて、初めて聞いた時から興奮して待ってました!
ありそうでなかったこのコンビ。何で自分も今まで「この二人の共演作があればいいのになぁ~」とすら、思いつかなかったんだろ?
しかも舞台はパリとヴェネチア!何だか夢のような作品です。
※この先ネタバレありです。
この作品がオリジナルではないって、観た後に知りました。
「アントニー・ジマー」というフランスの、日本では劇場未公開の作品がオリジナルだそうです。
でもその作品を観てないからこ味わえた、ラストのドンデン返し!
つっても、この顔ぶれを見れば予想は多少出来たケド。(苦笑)
二大スターの共演なのに全然対等な役どころではなく、ジョニーはアンジーの引き立て役でしかないトコに最初はビックリした。
「ポワゾン」のように、美男美女が繰り広げる妖艶さの中での探り合いと駆け引き、といった、とにかく危険なニオイぷんぷんの大人のゲームを期待してたら…。
ジョニーはパジャマでヴェネチアの屋根屋根を走り周ってるし(゜Д゜)ポカーン
これじゃ、ジャック船長じゃないか。
アンジーは自身の魅力を最大限に生かした予想通りの女性だけど、なんだ、これはコメディだったのか、と途中から心構えを新たにして鑑賞してたら、ラストにはおぉ~やっぱり!な展開。
全然映画ファンではなく、「ジョニーもアンジーも名前くらいは知ってる」程度な旦那はめちゃくちゃ驚いてました。(笑)
でもあのジョニーのお顔に向かって、「整形して、その顔なの?まぁ、我慢するわ」と言えるのはもはやアンジーだけ。
これが一番笑わされた台詞だったかも~。(笑)
人間も風景もとにかく美しいものばかり観れて、その上ストーリーもひねりが(多少予想できるけど)利いてる、そして笑いも少々。
なかなか贅沢な映画鑑賞になりました☆
2回目鑑賞:ツーリスト
【字幕翻訳:戸田奈津子】
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