pure's movie review

鑑賞した映画の感想です。

SEX and the CITY2

2010-06-28 00:42:00 | アメリカ映画(さ行)



2010年 アメリカ作品 147分 ワーナー・ブラザース配給
原題:SEX AND THE CITY2
STAFF
監督・脚本:マイケル・パトリック・キング
CAST
サラ・ジェシカ・パーカー キム・キャトラル クリスティン・デイヴィス シンシア・ニクソン クリス・ノース ジョン・コーベット


初めてキャリーたちにスクリーンで会えたーーー!!
それだけで評価がかなり上がってしまうのは仕方ありません
前回の映画ではビッグの印象がかなりダウンだったけど、今回は急上昇です。
なかなか妄想家のあたしでも思いつかない、ラストのビッグの演出には思わずときめいてしまいました 
「キャリー、ビッグと結ばれて良かったね」って、初めて思えたかも。(笑)

今回は4人中3人結婚したということもあって、初めて既婚者向けのストーリーだったと思う。
新婚の自分にはナイスタイミングなエピソードで、キャリーの結婚前と後のギャップだったり葛藤だったりとかがすごくリアルに伝わった。
子供が産まれてれば、ミランダとシャーロットのエピソードに共感してたんだろうなぁ。
その中で相変わらず自由人なのがサマンサ。何度サマンサの言動に笑いをとられたことか。(笑)
立場や価値観が違い、それぞれ違う人生を歩んでいても、お互いを尊重し合える変わらない友情ってステキです

前回の映画では、スケールだけ大きくて内容が薄いといったことを書いたけど、今回はスケールも内容も充実した大満足な作品でした!

4人が出会ったきっかけのエピソードやその時のファッションが見られるって話題になってたけど、それは冒頭でサクッと描かれてただけでした。
キャリーも今ではスマートにNYを闊歩してるけど、昔はタクシー一台停められなかったんだなぁって微笑ましかったです。

3、4、とぜひぜひ続けてほしいなぁ~!

2回目鑑賞:SEX and the CITY2

【字幕翻訳:佐藤恵子】


恋するレシピ ~理想のオトコの作り方~

2010-06-24 23:33:10 | アメリカ映画(か行)



2006年 アメリカ作品 96分 劇場未公開
原題:FAILURE TO LAUNCH
STAFF
監督:トム・デイ
脚本:トム・J・アッスル マット・エンバー
CAST
マシュー・マコノヒー サラ・ジェシカ・パーカー ゾーイ・デシャネル ジャスティン・バーサ ブラッドリー・クーパー


マシュー・マコノヒーとウィル・フェレルが、同じ親元を離れない自立できない男を演じても全然違うよね。
俺たちステップ・ブラザース」で感じた嫌悪感は感じませんでした。(笑)
でも、マシュー・マコノヒー以外のキャストも豪華な顔ぶれなのに、いまいち盛り上がらない作品だったな…。

サラは何の作品を観てもキャリーに見えてしまいます。
今回サラの親友?役がゾーイ・デシャネルだけど、なんか物足りない!!
サマンサ、ミランダ、シャーロットはどこ?なんて思っちゃう。
でも「SATC」以外のサラってキレイに見える。
ファッションアイコンのキャリーだけど、キャリーじゃない時のファッションの方が素敵かも。(笑)
キャリーのファッションはなかなか真似出来ない着こなしが多いもんね~(^^;)


シカゴ

2010-06-20 14:48:15 | アメリカ映画(さ行)



2002年 アメリカ作品 113分 GAGA=HUMAX配給
原題:CHICAGO
STAFF
監督:ロブ・マーシャル
脚本:ビル・コンドン
原作:ボブ・フォッシー フレッド・エッブ(ミュージカル『シカゴ』)
CAST
レニー・ゼルウィガー キャサリン・ゼタ=ジョーンズ リチャード・ギア クイーン・ラティファ ジョン・C・ライリー

久々に観たけど、キャサリン・ゼタ=ジョーンズの肩幅の広さと体格のよさに驚きました あとレニーの貧乳さにも驚きました…。 ブリジットの巨乳っぷりは、明らかに詰め物ですな…。でもこのシカゴは、そのブリジッドの翌年の作品なんですよね。同じ女優とは思えないほどのスタイルの変貌ぶりに、レニーのプロ根性を感じます。といっても、やっぱりレニーはキレイとは思えないんだよなぁ~ あまり適役とは思えませんでした。キャサリン・ゼタ=ジョーンズはやっぱりめちゃくちゃ素敵だけどね

前回観た時はまだ映画のブログを書き始めた頃であまりミュージカルも観たことがない頃だったので、このミュージカル独特な流れ自体に慣れてなかったのですが、今回観てみてとても面白い作品だと思いました!同じくらいキャストが豪華で、やっぱり雰囲気が似てる「NINE」よりずっとストーリーがいい!華やかなステージとリチャード・ギアの爽やかな笑顔(?)であまりドロドロとした印象がないものの、女たちのエゴがうまく書かれてると思います。「NINE」と「SAYURI」でも思ったけど、この監督はビジョンを大切にしているよね。この監督のカメラワークが好きです。
でもこの3作品すべて女の世界が書かれてるけど、監督は何か女性に痛い目に遭わされたことがあるのかなぁ?(笑)

【字幕翻訳:?】


アリス・イン・ワンダーランド

2010-06-13 21:03:19 | アメリカ映画(あ行)



2010年 アメリカ作品 109分 ディズニー配給
原題:ALICE IN WONDERLAND
STAFF
監督:ティム・バートン
脚本:リンダ・ウールヴァートン
原作:ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』/『鏡の国のアリス』
CAST
ミア・ワシコウスカ  ジョニー・デップ  ヘレナ・ボナム=カーター アン・ハサウェイ


初の3D体験だったけど、3Dじゃない方がいい気がする~ とにかくメガネが鬱陶しいし、メガネのせいで全体が暗くなってしまったように思えた。これからは3Dは避けようと思います

今回もジョニデのメイクはすごいし、ティム・バートン監督だしということで、いつもの独特な世界観を予想してたんだけど、不思議の国のアリスが原作なせいか、ありえない世界観も原作に忠実なんだな、という印象になってしまって、ティム・バートンらしさを感じられなかった。ジョニー・デップの濃いメイクもちょっと飽きてきたね…。しばらくジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、ティム・バートンの3人セットに加えて、ジョニデの変装モノはお腹いっぱいです。

不思議の国のアリスって、もっと明るくて夢いっぱいなファンタジー作品っていう印象だったけど、ティム・バートンの手にかかればちょっとダークなSFちっくな作品になってしまうね。印象通りの華やかな不思議の国のアリス実写版を観てみたいです。

【字幕:石田泰子】


SEX and the CITY

2010-06-05 11:32:04 | アメリカ映画(さ行)



2008年 アメリカ作品 144分 GAGA=Communications配給
原題:SEX AND THE CITY
STAFF
監督・脚本:マイケル・パトリック・キング
原作:キャンディス・ブシュネル
CAST
サラ・ジェシカ・パーカー キム・キャトラル クリスティン・デイヴィス シンシア・ニクソン クリス・ノース デヴィッド・エイゲンバーグ ジェニファー・ハドソン


やっとここまでたどり着いた~~。地上波放送の前日にDVD観ちまったい。
この映画が公開されている頃、レイトショーまで満席御礼状態と、かなり盛り上がってたので、「ドラマ観てないけど映画観ちゃおうかなぁ。」と思ったんだけど、やっぱりドラマを観た方が楽しめると思う。もしドラマ観ずに観てたら、優柔不断男(ビッグ)に振り回されている哀れな女(キャリー)の話くらいしか感想出てこないだろうし ドラマをずっと追いかけていれば、この4人が出てくるだけで大興奮だよね!

ただこの映画版は、メキシコ旅行などスケールはでかくなっても、ストーリーは小さくなってしまったように思う。TVシリーズだと男女の考え方や価値観の違いが事細かいとこまで描写されていて、「もう!もう!もう!何でここまで分かってくれるの!」と頷きながら見入ってしまうのに、この映画版はただの男女のよくあるすれ違いでしかないように思えた。SATCの魅力はただ男女がくっついた、離れた、を繰り返すだけのラブコメディじゃないはずなのになぁ~。

でも!は間違いなく映画館に行きます(笑)
スクリーンで、キャリー、サマンサ、ミランダ、シャーロットにやっと会える!

【字幕翻訳:古田由紀子】