pure's movie review

鑑賞した映画の感想です。

ホリデイ

2007-12-25 02:26:05 | アメリカ映画(は行)


2006年 アメリカ作品 135分 UIP配給
原題:THE HOLIDAY
STAFF
監督・脚本:ナンシー・マイヤーズ
CAST
キャメロン・ディアス ケイト・ウィンスレット ジュード・ロウ ジャック・ブラック イーライ・ウォラック


新しい、素敵なクリスマス作品見つけちゃった

すっごくいい作品だった!これ、公開時から観たくて仕方なかったんだけど、気付いたら終わっちゃってて。。。だからDVDを心待ちにして、すっごく期待してたんだけど、期待通りの作品でした

家から車からすべてまるっと知らない人と交換なんてすごく斬新な設定実際やりたいかって言われるとちょっとイヤだけど。(苦笑)あ、でもアマンダの家だったら永遠と借りたい(笑)んもー超理想あんな映画を観る為の部屋ほっすぃー!自分にとっては平々凡々で退屈な環境と毎日でも、違う人から見ればすごく新鮮なんだよね。同じ事を繰り返す日々に飽き飽きしてきたら、目線を変えてみるってすごく大事なことだと、改めて思ったなぁ。

この作品にこんなに心打たれたのは、お互いバケーション先で魅力的な異性に出会い恋に落ちる、、、ってなだけに留まらず、アイリスの隣人の老人アーサーとアイリスのエピソードがあったからこそだと思う。アーサーが歩行器に頼ろうとすると、アイリスが歩行器を遠ざけてしまうシーンには思わずクスッと笑ってしまいました。笑うと言えば、仕事人間のアイリスが何か自分の身に降りかかると、頭の中で勝手に映画の予告編として繰り広げてしまうシーンにも思わず笑っちゃった。またその予告編で流れる声が、実際の映画予告にもよく流れる声なもんだから現実味ありすぎ。(笑)ここまで仕事人間になっちゃうのは辛いけど、アイリスの仕事内容、今のあたしの夢だなぁ。


↑この二人はホント画になるねー!

【字幕翻訳:?】

ラブ・アクチュアリー

2007-12-23 19:58:44 | アメリカ映画(ら行)


2003年 アメリカ作品 135分 UIP配給
STAFF
監督・脚本:リチャード・カーティス
CAST
ヒュー・グラント リーアム・ニーソン エマ・トンプソン ビル・ナイ コリン・ファース キーラ・ナイトレイ


これもクリスマスシーズンになると観たくなる作品です!これまた何度観てるのか分からないんだけど、ほのぼのする作品オムニバス形式とはまたちょっと違うけど、こんなに登場人物がゴチャゴチャ出てきて、いくつものストーリーが同時進行する作品って普通絶対混乱するし、苦手な構成なんだ。でもこの作品はどのエピソードもほのぼのして、クリスマスって素敵な日だなっって思える作品。明日のクリスマス、あたしも素直になろうっと
今回観て思ったのは、自分の置かれてる恋愛環境によって、感じ方が違うんだなぁってこと。今までフツーに見過ごしていたエピソードに、今回は特別感情移入しちゃったどのエピソードかはナイショウフ 多分これからもこの作品を観る機会あるだろうけど、観る度にお気に入りのエピソードが変わるのかなぁと思うとなんか面白いね。

【字幕翻訳:松浦美奈】

ホーム・アローン

2007-12-16 18:31:19 | アメリカ映画(は行)



1990年 アメリカ作品 102分 20世紀FOX配給
原題:Home Alone
STAFF
監督:クリス・コロンバス
脚本:ジョン・ヒューズ
CAST
マコーレー・カルキン ジョー・ペシ ダニエル・スターン ジョン・ハード


クリスマスシーズンになると観たくなる映画ですっ
映画館で字幕で初めて観た洋画は「タイタニック」だけど、多分TVで吹き替えで初めて観た洋画はこのホームアローンなんだ。
今までに何度観てるだろ?初めて観た時の興奮も一緒に思い出すんデス

今回も楽しく鑑賞っありとあらゆるとこに張り巡らされた罠すべてに引っかかるアホな泥棒二人組みが、キュートなんだぁ
子供の頃はケビンがしかける罠に驚きながら、まんまと引っかかるこの泥棒二人組みに爆笑して楽しんでたけど、今観るとマコーレー君のおませな演技も微笑ましいね!
髪をオールバックにまとめて、レコードに合わせて口パクでなりきって渋い歌熱唱して、制汗剤つけて、お父さんのローションつけて「あ゛----」心温まる作品だと思います。
クリス・コロンバス監督×ジョン・ウィリアムズの音楽というお馴染みの組み合わせもワクワク感を高まらせてくれるんだー。

でもっ、こんなに何度もこれは観てるのに、続編は一切観たことありません。。。この機会に観てみるべかな。

【字幕翻訳:戸田奈津子】


ミッドナイト・イーグル

2007-12-09 23:59:54 | 邦画


2007年 日本作品 131分 松竹配給
STAFF
監督:成島出
脚本:長谷川康夫 飯田健三郎
原作:高嶋哲夫
CAST
大沢たかお 竹内結子 玉木宏 吉田栄作 藤竜也 石黒賢


大好きな彼と観に行きました。そして彼は隣りでちょっと鼻声になりながら「感動した!」と言ってます。でも自分的にばビミョー。さぁ、あなたならどうする

まさにあたしがそんな状態だったんですわ観てる間、まぁ前半は眠い眠い後半は藤竜也の存在でストーリーに重みが出てきて「おっ。」と姿勢を正したけど、でもまぁ全体を通して突っ込みどころが多い多いただのジャーナリストが、あそこまで国家機密に首突っ込むかぁ?よく出てきた単語の工作員も、大層なことをやったわりにはあっ気ないエピソードだし。意外性のある展開を期待するのは、映画観すぎ症候群でしょうか?これ、全然意外性なくてお涙頂戴のラストシーンも「まぁ。そうなるよね。」ってなお決まりパターン。あえて挙げるなら、総理大臣がラストの決断を下す前、優に向かって「この顔を覚えておくんだよ。みんなこのおっちゃんが悪いんだ。」と語りかけるシーンと、大沢たかお(西崎)が吉田栄作(佐伯)にカメラを向けて「笑えよ」と言ったシーンがグッと来た

とにかくアルマゲドンを思い出す作品だったねぇ。アルマゲドンのが好きだけど。(苦笑)

んー。彼と付き合い始めて間もないから「うんうん、なかなか面白かったよね」なんて話合わせてしまいましたがっ!きっと一ヵ月後には「えー。フツー…。」なんて言ってしまうんだろーなっウフ(爆)

手紙

2007-12-02 21:57:48 | 邦画


2006年 日本作品 121分 GAGA=Communications配給
STAFF
監督:生野慈朗
脚本:安倍照雄 清水友佳子
原作: 東野圭吾『手紙』
CAST
山田孝之 玉山鉄二 沢尻エリカ 吹石一恵 杉浦直樹 田中要次 風間杜夫 吹越満


原作も良かったけど、映画も良かったです。被害者の家族に焦点をあてた作品ならよくあるけど、加害者の家族に焦点をあてた作品って珍しい。そして犯罪の悲痛さというものを、違う観点から考えさせられるね。「自分が刑務所に入って罪を償えばいいというわけじゃない。犯罪を犯してしまった自分の家族の苦しみもひっくるめて、お兄さんの罪なんだよ。」という平野会長の言葉、そして同じく平野会長の言葉の「差別はね、仕方ないんだよ。誰しも犯罪やそれに近い存在は遠ざけたいという自己防衛本能がある。差別の無い所を探すのではなく、ここから始めなくちゃいけないんだ。」は、この作品のだよね。あちこちで犯罪が頻出してる今だからこそ生まれた作品だと思う。
原作では直貴はミュージシャンを目指していたのが、映画ではお笑いという設定になってます。直貴はお笑いっていうイメージじゃないんだけどなぁ…なんて最初は思ったものの、最後はその設定がうまく生かされてて良かった。

沢尻エリカかわいいなぁーーーなんであんな路線になってしまったんだろか。勿体無い。。。そして玉鉄!カッコイイねーーーー出演作品は影の薄かったNANAしか観たことなかったから特に気になってた俳優じゃなかったんだけど、これでキター!主人公の山田孝之は?って?んー。まぁまぁ…。(爆)