2009年 アメリカ作品 141分 東宝東和配給
原題:PUBLIC ENEMIES
STAFF
監督:マイケル・マン
脚本:ダンテ・スピノッティ
CAST
ジョニー・デップ クリスチャン・ベイル マリオン・コティヤール ビリー・クラダップ
ジョニー・デップとマリオン・コティヤールのカップル!
ジョニーは実在した、国民の英雄として慕われた銀行強盗役!その彼のモットーは「奪うのは汚れた金。愛したのはたった一人の女」。草食系男子という言葉が流行ってる今ではなかなかお目にかかれない男気たっぷりの男性。
それを追うのがクリスチャン・ベイルときたっ
これは今年の映画鑑賞を締めくくるのにふさわしい豪華な映画じゃ~~~ん
なんてヨダレだらだら(嘘)で劇場へ行ったのにあれれれれ???
…ところどころ寝ちゃった…
こんな豪華なキャストなのに釘付けにさせないなんて何が要因なんだろう。全体的に暗くて見づらい、長い、脚本があまいってとこかなぁ。ウトウトしてたせいもあると思うけど、途中で誰が誰だか分からなくなってしまう事も多々ありました
個人的には男の美学に溢れるジョニーよりも、それに付き添うマリオン・コティヤールことビリーに関心が向いてしまいました。「他に何がききたい?」「わかってるって言え。」「お前は俺の女だ。付いて来い。」などと言われれば、自分だったらいくらジョニーでも「あたしはあんたの人形じゃねぇーー」と怒り狂うとこですが(苦笑)、それに黙って従うビリーに何故か尊敬してしまう。男の美学よりも女の美学の方が貫くのに相当な覚悟がいるのではないかと思うのは、女性ならではの目線なのかもしれないけど、ぜひとも彼女を主役にした作品が観てみたいと思いました
【字幕翻訳:松浦美奈】