pure's movie review

鑑賞した映画の感想です。

ベイビー・トーク2/リトル★ダイナマイツ

2012-04-28 20:40:42 | アメリカ映画(は行)



1990年 アメリカ作品 81分 Tri=COLTRI配給
原題:LOOK WHO'S TALKING TOO
STAFF
監督:エイミー・ヘッカリング
脚本:エイミー・ヘッカリング ニール・イズラエル
CAST
ジョン・トラヴォルタ カースティ・アレイ
(声の出演)ブルース・ウィリス ロザンヌ・バー

典型的な、続編ダメ作品。
なんで作っちゃったんでしょうかね…。でも、「時間返せ!\(*`∧´)/」だなんて言えません。
だって、ダメダメ雰囲気、冒頭からプンプンしましたもん…。それなのに観ちゃったんだもん…。自業自得…。

相変わらずマイキーの声をブルース・ウィリスがあてているのですが、もうマイキーくらい大きくなってしまえば、マイキー本人の声が聞きたい。
所々でその可愛らしい声が聞けるけれども、まぁ大半はブルースのイカつい声なわけで…。可愛くない。(苦笑)

新しく誕生したジュリーが可愛かったなぁ、、、。

妹に嫉妬するマイキーなど、新しい見所は何箇所かあるわけだけれども、
その数箇所のシーンを見せるために、苦心して81分に何とか伸ばして仕上げましたっていう印象を受けました。
サタデー・ナイト・フィーバー」を思い出させるトラボルタの踊りなんて、その典型的な蛇足のシーン…。


今回、酷評ですいません…。
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スパイダーマン3

2012-04-20 20:30:29 | アメリカ映画(さ行)



2007年 アメリカ作品 139分 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント配給
原題:SPIDER-MAN3
STAFF
監督:サム・ライミ
脚本:サム・ライミ アイヴァン・ライミ アルヴィン・サージェント
CAST
トビー・マグワイア キルステン・ダンスト ジェームズ・フランコ  トーマス・ヘイデン・チャーチ


続編だからこそ許される展開の仕方だけれども、私は三作の中で一番楽しめました。
なんだか皆、人間らしいじゃないか。
市民に囃し立てられて浮かれちゃうスパイダーマン。
女優としての挫折を味わい、ピーターとハリーの間で揺れ動くMJ。
お父さんを殺した敵討ちと、親友としての情の狭間で苦悩するハリー。
みんなウロウロ状態。o(- ̄*o))))...ウロウロ...((((o* ̄-)o

果たして皆どうやって乗り切るのか!?と、第三者の目線で楽しみました。
第三者と言うのは、、、誰にも特別共感出来なかったから。
だってみんな、てんでに勝手なヤツばっかりなんだもん。(笑)
いやぁ~皆自分の欲望に正直でいいなぁ~。若いって素晴らしいv(。・ω・。)
シリーズで、一番マンガらしいノリ。
ハリーのラストはちょっともの悲しいけどね…。
ブラックスパイダーマンは好きでした。見てるだけで眠くなるトビーの顔だけど、ブラックになった時は見違えたぜぃ。



ところで、前二作ではなんとも思わなかったのに、急にハリー役のジェームズ・フランコが気になってしまった。
記憶をなくしたハリーの、穏やかで純粋無垢なあの笑顔がたまらん!!



むっはー!(*゜∀゜)=3 なんかくすぐられるぜ、乙女心。(そんなもんあったんかい。)
父の遺志を継いでゴブリンジュニアに変身するけど、あのアメコミ感満載のマスクは受け継がれなくて本当に良かった。

 ←コレ。(一作目感想の使いまわし)

新シリーズはどうなんでしょうね。もっとアクション、スケールアップしてるのでしょうか。
劇場に…行くかなぁ。。。?( ̄  ̄;)


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ジョニー・イングリッシュ

2012-04-18 12:34:12 | イギリス映画



2003年 イギリス作品 87分 UIP配給
原題:JOHNNY ENGLISH
STAFF
監督:ピーター・ハウイット
脚本:ウィリアム・デイヴィス ニール・パーヴィス ロバート・ウェイド
CAST
ローワン・アトキンソン ナタリー・インブルーリア ベン・ミラー ジョン・マルコヴィッチ



続編の感想でも書いたけど、この作品を劇場で観たのが映画感想ブログの始まり。
何でこの作品…?(゜Д゜;)
と我ながら思うのですが(笑)、よくよく考えてみると、私が海外の映像に興味を持ったきっかけってローワンなんです。
深夜のNHKの「Mr.ビーン」の放送を録画してよく観てたって話は以前書きましたが、ビーンの他にもローワンの学生時代の舞台とかも放送されていて、それも夢中になって観た。
だから、縁のある俳優なんです。(笑)

しかし、、、ダメだ…。私はローワンに免疫がまったくない。彼の顔を観るだけでニヤニヤしちゃう。
始まった途端ニヤニヤしてるもんだから、夫に「まだ何も起きてないじゃん」と突っ込まれてしまった。
だって、何が起きるか読めるんだもん…。
それは一度観たから…とかではなくて(ほとんど内容は忘れてましたもん。)ローワンのお笑いはお約束通りだからさ。
銃を構えれば弾切れ、犯人と思って飛び掛れば味方。とにかくカッコよく決まるわけないんです。



すし屋さんのネタにも爆笑。なぜ話せる日本語があんなめちゃくちゃなものなんでしょう!?
このシーン、公開される国によって差し替えてるのかな?と思ったのですが、どうやらそういうわけではなさそう。
なんで日本を選んだんだろうね?
どうも洋画の中ですし屋とか日本に馴染みのあるものが出てくると、いつも違和感を感じるのですが、それはイタリア人が日本のイタリアンのお店を見ても同じなのかな?

ジョン・マルコヴィッチ演じるソヴァージュが今回の標的なのですが、悪役が本格俳優だと、尚更ローワンの面白さが光ります。
制作費は続編の方が莫大。
全然規模が違うもん。
でも、このビーンに毛が生えたくらいのスケールの方が、なんか安心するんですよね。笑


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スパイダーマン2

2012-04-17 17:16:42 | アメリカ映画(さ行)



2004年 アメリカ作品 127分 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント配給
原題:SPIDER-MAN2
STAFF
監督:サム・ライミ
脚本:アルヴィン・サージェント
CAST
トビー・マグワイア キルステン・ダンスト ジェームズ・フランコ アルフレッド・モリナ



あれ?2まで観たことあると思ってたけど、初見かも。見覚えのあるシーンがないもん。
ついにMJや親友のハリーに、正体バレちゃったんだね。
その、バレてからは面白かったんだけど、バレるまでは何だかダルダル…ヽ(;´Д`)ノ
ピーターのどんくさいのと、スパイダーマンになった時の機敏さの、雲泥の差が面白くもあるんだけど、それにしてもほんとにどんくさい…。
トビーの顔はどんくさいのがよく似合う。(ファンの方、すいません…)
前作以上にピーターは苦悩と葛藤を繰り返してるわけだけれども、127分はちょっと長すぎる…。
悩めるヒーローというのはこのシリーズの面白さでもあるけど、悩んでる姿よりもビルの間を飛び回るスパイダーマンの映像を長く見たいのです。
アクションシーンは今回も文句なしです。迫力満点!(≧∇≦)b



そしてこのシリーズの難点はヒロインなわけですが…。
MJは前作以上にお高くとまってる感じ…。
あんな窮地で、「Do you love me?」だなんて…。
んなこと訊かれたら、私が男だったら冷める気がする…。
ほんと、何でそんなにモテるんだ、と言いたい。
今度公開されるシリーズのMJはカワイイといいなぁ

アメコミに突っ込みすぎ…(^^;)

正体バレてからどう展開していくのか、3が楽しみです。


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フルハウス Season6

2012-04-15 13:43:29 | 海外ドラマ



1992~1993年 アメリカ作品
原題:FULL HOUSE Season6
STAFF
監督:ジョエル・ズウィック
脚本:ジェフ・フランクリン
CAST
ジョン・ステイモス ボブ・サゲット デイヴ・クーリエ キャンディス・キャメロン ジョディ・スウィーティン メアリー=ケイト・オルセン アシュレイ・オルセン


DJがすっかり大人の女性です。
「キスの仕方が分からない」なんてレベッカに相談してたDJはどこへ!?!?スティーヴとラブラブです。
スティーヴにヤキモチを焼かせたいと思えば、その辺の人ともキスしちゃいます。
DJの親友キミーがキライだと前書いたことあるけど、キミーの誕生日をDJが忘れていたという話で少し見直しちゃった。
親友にステキな恋人が出来たことは嬉しいのに、すこしさびしい…。
そんな複雑な気持ち、分かるよ~。ヾ(´ε`;)

それにしても三人のパパの教育が素晴らしい。特にダニー。
三人娘それぞれお年頃になって、結構大きな問題が頻出。さぁ、どう終始つけるんだろう?ダニーはなんと子供たちに説得するのだろう!?と、
いつもドキドキしながら観てるんだけど、いつも私の予想をはるかに上回る素晴らしい回答。
子供と向き合って、悪いことは悪いとはっきり言って、でも愛してることもしっかり伝える。
そして子供相手にでも、自分に非があれば素直に認めて謝る。
「きつく言い過ぎたね、これから、パパは言い過ぎだと思ったときは、注意してね」と伝えることを忘れない。
理想の教育だよね。自分が将来子供持ったときは、絶対また見返して参考にすると思うなぁ。

最終話はスペシャル感満載です。ディズニー、全面協力!?すごい!!
昔のドナルドって可愛くないね…。

残りあと2シーズン。
早く観たいような、とっておきたいような、複雑な気持ちです(○´ε`○)


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名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)

2012-04-14 01:25:10 | 国内アニメ



2011年 日本作品 109分 東宝配給
STAFF
総監督:山本泰一郎 監督:静野孔文
CAST【声の出演】
高山みなみ 山崎和佳奈 小山力也 茶風林 緒方賢一 林原めぐみ 山口勝平



テレビでやってたので観ちゃいましたー。
懐かしいなぁー、コナン。小学生の時、夢中になったなぁ。マンガも買い揃えてたし、アニメも毎週見てたし、劇場にも毎回足運んでた。
多分、自分が子供の頃夢中になってたアニメで、今も続いている唯一のアニメだと思う。
この劇場版は15作目だそうで。
今16作目が公開しようとしてるから、16…16年前ってことですか、あの「時計じかけの摩天楼」で興奮したのは。

うっ。。。( ̄x ̄;)

さて、映画の感想ですが…(話逸らす)
まず、内容よりもアニメの技術に驚いた。うひょー3Dでもないのに奥行きがある!
同じ爆発でも、それこそ時計じかけ~とは全く迫力が違うじゃないかー!
電車が高速に突っ込むシーン、そして雪崩のシーンは、アニメなのを忘れて興奮しました。

内容は、、、映画にしてはスケールはでかいものの、蘭と新一のエピソードがあまりないなぁと。
コナンの劇場版といったら、蘭と新一の際どいエピソードがあって悶々とさせられるというのがテッパンだと思ってたのですが、それは古い話ですか?(苦笑)
あと、小五郎!!噂は聞いてましたが、声優変わっちゃったのね~~~(´;ω;`) 神谷さーん。
もうそれが違和感で違和感で。似ただみ声ではあるけど、やっぱり小五郎は神谷さんだよー。
それになんですか、あのゲスト出演は。
アフレコ体験の小学生は劇場版のお約束だからいいけど、(三作目ぐらいまで、本気で応募考えた・笑)あんな登場いらんだろー!違和感だらけだったぞー!!変なサービスするなぁ!!!

とまぁ、文句をたらたらとたれましたが、やっぱりコナンは面白いなぁと。
久々に懐かしい声がいっぱい聞けたのも嬉しかった!久々にまた、TWO-MIX聴きたくなっちゃった。

ところで、、、新一。漢字は違いますが、これ、夫の名前なんですよ。
だから以前はなんとも思わなかった蘭のお決まり台詞、「しんいちー!!」が出るたび、今は笑えて笑えて仕方なかったっす…( ̄▽ ̄;)


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ヤング≒アダルト

2012-04-11 13:27:42 | アメリカ映画(や行)



2011年 アメリカ作品 94分 パラマウント ピクチャーズ ジャパン配給
原題:YOUNG ADULT
STAFF
監督:ジェイソン・ライトマン
脚本:ディアブロ・コディ
CAST
シャーリーズ・セロン パットン・オズワルト パトリック・ウィルソン エリザベス・リーサー


読書もそうなんだけど、ほんと映画鑑賞というものは、出会うタイミングが神様によって計られていると思う。
この主人公、、、まさしく今のあたしじゃん…Σ( ̄ロ ̄lll)
そりゃ、セロンのように美しくも洗練されてもおりませんけども。(苦笑)
部屋もあそこまで荒れてないし、よりを戻したい彼がいるわけでもありません。
でも過去に縛られているという点、そして、ものの考え方がそっくり。

この性格、疲れますよ。幸せそうに生きる周りの人がすべて敵に思えることもよくあります。
そして案の定周りからは煙たがられる。
でも、煙たがってくれていたほうがまだいい。
それをどうにかしよう、一緒に楽しく過ごそうと、ライブだ、赤ちゃんの誕生パーティーだ、命名パーティーだと誘ってくる元彼夫婦が、無神経に思えて仕方がない。
そんな時に、他人の幸せを見せ付けられて、いい気分になんてなれません。
ついに、この上ない醜態をさらしてしまい、その場にいた全員から白い目で見られるメイビス(セロン)だけれども、私はその無神経夫婦(特に妻)が傷つく姿を見て、すこし気分が晴れた。
あー…性格悪いよねぇ…(;´Д`A ```
世間一般では、この無神経夫婦のような人たちが「いい人」なんだよねぇー…こういう人、実際いるもん。でもやっぱり苦手。

そしてさらにこの映画を印象深いものにしてくれたのがラスト。
少し悟りかけて変わろうとする主人公に、サンドラという女性がかける声が…。「今のまま変わらなくていいよ」

Σ(・ω・ノ)ノえぇっ!フツー、「少しずつ変われば、きっとまたいい人に出会えるよ」「頑張って」とか言うシーンじゃないの?

Σ(・ω・ノ)ノえぇっ!!しかもメイビスもそれ聞いちゃって、また高ビーに戻るの!?

いやぁ、このラスト好き。(笑)
人間そんな急に変われないもん、実際。

でも、破壊したミニでまた大都会に帰っていく彼女は、今までの彼女とは少し違う。
マット(パットン・オズワルト)の言葉が印象深い。
-君が最高の自分だったと思っている過去の君は、最高じゃなかったよ。だって鏡ばかり見てた。隣に最高の僕がいたのに。
他人から観たら、自分が思ってる最高の自分は最高じゃないこともある。
これは当たり前のことなのに目からウロコの言葉だった。
結局メビウスもあたしも、他人の目や評価が気になる臆病者なんだよね。
もっと、無神経に、自分勝手に生きていいんだと思う。
自分の赤ちゃんのパーティを開いて、「みんなお祝いしてー!」って呼んじゃっていいんだね。

ストーリー以外のディテールも好きだったな。
クローゼットのハンガーは統一されていなくてバラバラだし、
今時カセットで、同じ曲ばかり巻き戻して聴いてる。(同じ曲の同じ歌詞を繰り返す…あんなオープニング初めて観たよ。)
すごく人間らしい。
このダルダルな服装も…



まぁ、、、セロンがやると、これすらファッショナブルなんだけど…(´;ω;`)

気合入れると…



ラストの、どこかの高級住宅街の奥様ファッションもステキでした。
ステキなんだけれども、いつも浮いてる彼女のファッションはとても印象的。

メイビスはこの先、どんな人生を歩むのか気になります。

素のスタイルでモンスター、こういう役をやってくれたセロン、やっぱり大好きだ~ヾ(@^▽^@)ノ

【字幕翻訳:戸田奈津子】


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シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム

2012-04-06 18:48:59 | アメリカ映画(さ行)



2011年 アメリカ作品 129分 ワーナー・ブラザース配給
原題:SHERLOCK HOLMES: A GAME OF SHADOWS
STAFF
監督:ガイ・リッチー
脚本:マイケル・マローニー キーラン・マローニー
CAST
ロバート・ダウニー・Jr ジュード・ロウ レイチェル・マクアダムス ノオミ・ラパス スティーヴン・フライ ジャレッド・ハリス




前作をブルーレイで楽しみ、続編は劇場で!と意気込んでいたのに、途中五分ほど(だと思う…)寝てしまった…。
なんか、、、大画面で大アクションを観るって、劇場鑑賞の醍醐味だと思うんだけど、あまりにもすごすぎると圧倒されて眠くなるみたい( ´ρ`)。o ○

さて、今作も阿部寛頑張ってましたね。(※詳細、前作記事参照)
やっぱり一番笑わされたのは、、、、これ。

 どーん。

た、たしかにさぁ、原作でもホームズは女装をしたことがあったよ…
確か、おばあさんだった。そしてものすごく上手く化けていて、誰も気付かない完璧な扮装だった。
でもこれは…誰でも気付くだろ~…(_´Д`)ノ
やっぱりこれはコナン・ドイルのホームズじゃない。ロバート・ホームズだ!

あと、今作はホームズとワトソンの関係が、友情以上のものを感じさせる、何だかちょっとセクシャルな匂いがするものでしたね(*´ェ`*)ポッ
ホモとかそういうんじゃないんだけど、何だか絶妙な関係。
今回はワトソンの結婚式の前日から話が始まるんだけど、時折見せるホームズ(阿部寛 ロバート・ダウニー・Jr)の切ない表情がなんとも言えない!
あまりにもいじらしくて、ちょっとキュンとしちゃった。
だから彼らのハネムーンに乱入して奥さんを突き飛ばした時、「すまない」と言いながら、生き生きして見えたよ、ホームズ君。笑

※以下ネタバレ

原作のイメージとかけ離れてるとは言っても、原作に出てくるエピソードも何箇所か盛り込まれてる。
読んだのはだいぶ前なので、全体のうちいくつ気付くことが出来たかは確かじゃないのだけれども、やっぱり一番注目なのはモリアーティと一緒に崖から落ちるシーンかな。
でも、「帰還」の仕方はロバート・ホームズのオリジナル。(笑)なかなか洒落た再登場です。続編やっぱり作るのかな?
続編があるとしたら、前作から出てたというのにあっけなく前半でお役ごめんになってしまった、アイリーン(レイチェル・マクアダムス)をどう扱うのかが興味深い。
原作では翻訳の仕方によって、生きてるとも亡くなってるともとれると、物議をかもし出してるからね。

DVD出たら、寝てしまった五分間を補おう…。


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ヘルプ ~心がつなぐストーリー~

2012-04-05 15:24:45 | アメリカ映画(は行)



2011年 アメリカ作品 146分 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン配給
原題:THE HELP
STAFF
監督・脚本:テイト・テイラー
原作:キャスリン・ストケット『ヘルプ 心がつなぐストーリー』(集英社刊)
CAST
エマ・ストーン ヴィオラ・デイヴィス オクタヴィア・スペンサー ブライス・ダラス・ハワード ジェシカ・チャステイン




このブログでは作品ごとに点数や☆の数などで評価をつけてないけど、100点満点だよー!
多分、年末に今年の映画ナンバー1を決めようと思ったら、これになると思う。
本当にステキな映画でした。
うちは家の真ん前に映画館があるという恵まれた条件なのですが(TSUTAYAもあるよ。それがここに越した決め手だったりする…(・ε・。))、
いかんせん、ファミリーが多い場所なので、上映される映画も子供向けのアニメや、ハリウッド大作に偏りがち。
だから、わざわざ遠い映画館へ足を運ぶこともしばしば。
よくこの映画を上映してくれたもんだ。案の定お客さんあまりいなかったけど…。これからもこういう作品、頼む!!



「ヘルプ」というタイトルは、差別に苦しむ人たちの心の叫びだとばかり思っていたのですが、黒人家政婦のことを称しているそうです。
人種差別という問題は、映画を観ていれば必ず遭遇する問題。
それを観て、「ひどいなぁ」と思うことは簡単。だけれども、どうしてもそれだけに留まってしまう。
自分がその時代にアメリカに白人として生まれたら、同じことをしただろうからだ。
だから、人種差別がテーマの他の映画の感想では、あまりその点を触れなかったつもりだ。
でも今回は触れざるを得ない。今までで一番、「ひどいなぁ」と思った。許せないと思った。
トイレは共同で使ってはいけない、家の外に専用のトイレを作られる。お皿も自分専用のものを用意して、他の皿と分けて保管する。そのくせ自分の子供は預けっぱなし。自分達が食べる食事も用意させる。
あえてそのことに触れないならまだしも、ヒリー(ブライス・ダラス・ハワード)なんかは、「専用のトイレ嬉しいでしょ?」といった嫌味までぶっ放してくる。
これは、人種差別という社会問題というよりも、ただの悪意ある個人的ないじめだ!(`Д´)
でもそのヒリーに対するミニー(オクタヴィア・スペンサー)の復讐が拍手もの。
…今後、すこしチョコレートに警戒しますけどね。笑

とにかく、その差別を、つらい、ひどい、くるしい、とばかり書かれてるわけではなく、ユーモアたっぷりで書かれてるんです。
その軽快さが、よりこの差別を身近な問題に置き換えて考えさせられた。
また、合間合間に挟まる、彼女達を癒してくれるエピソードの盛り方も絶妙。
純粋無垢な子供、そして子供のように明るくて無邪気なシーリア(ジェシカ・チャステイン)との触れ合いが、とにかくいいんです。
辛い差別を受けるシーンよりも、彼女達との触れ合いの温かいシーンで、こみ上げてくるものがあった。



何だか、主人公?のスキーター(エマ・ストーン)の存在が出てこない感想になってしまったけど。(;´▽`A``
出てくる女性すべてに、意味は違えど言える。「女はやっぱり強い」わ。笑

【字幕翻訳:石田泰子】


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五周年だ

2012-04-02 01:49:36 | お知らせとか色々・・・

丁度、珍しく過去ログを遡って読み返していたら、5年前の4月1日に、このブログを始めたんだったね。
このブログは三代目なので、映画感想ブログはもう10年くらい続けてるのかな?
そして結果、このブログが一番長く続いてるのかな?
三日坊主の自分には奇跡的な偉業だー!よく続いてる!!
この5年で観た映画は、すべてこのブログに感想残してます。
ということは…この5年で428作品観たということだね。んー、なんか感慨深い。

時に「映画観たら感想書かなくちゃ…」「映画たくさん観て更新しなくちゃ…」と強迫観念にも似た感情に襲われ、
「こんなんじゃ映画鑑賞楽しめない。辞めよう。」と思ったことも多々あるけど、今は対処法を身につけました。
観たくない時は観ない!(笑)
観ない日が続けば、そのうち無性に観たくなるのです。それでいいじゃないかと。
このブログはそもそも、自分のための覚書だしね。

この5年、ほんとに色々あったな…
プライベートなことはこちらではあまり触れないつもりなので、詳細は省きますが、
この経験値を生かして、もっと感受性を豊かにして映画の鑑賞を楽しみたいと思う。
映画の感想って、ほんと自分の経験によって変わるからね。

これからも観たい時に観て、細々と更新していきたいと思います。
なので、更新頻度は区々ですが、よろしくお願いします♪
映画感想以外の記事を立ち上げたのは実は初めて。
次はさらに5年後の、10周年記念かな。続くよう頑張ります。笑