2003年 アメリカ作品 110分 UIP配給
原題:THE SCHOOL OF ROCK
STAFF
監督:リチャード・リンクレイター
脚本:マイク・ホワイト
CAST
ジャック・ブラック ジョーン・キューザック マイク・ホワイト サラ・シルヴァーマン
■Story
ロックの心を全身で体現するギタリスト、デューイ・フィン。
しかし、そのあまりの破天荒ぶりがアダとなり、ついにバンドをクビになってしまう。
一方私生活でも、家賃の滞納が原因で居候していた親友ネッドのアパートを追い出されようとしていた。
そんな時、ネッドのもとに名門私立小学校から代用教員の話が舞い込む。たまたま電話に出たデューイはお金欲しさから自分がネッドになりすまし、臨時教師の職に就いてしまうのだった。
ところが、いざ小学校へ行ってみると、そこは厳しい管理教育がなされ、従順な生徒たちにはまるで覇気も個性も感じられなかった。
まともに授業をする気もないデューイにとってそれはどうでもいいことだったが、そんな生徒たちが音楽の才能にあふれていると知ったとき、彼の頭にはあるよこしまなアイデアが浮かぶのだった。
(allcinemaより)
■Review
ワタクシ、ぜ~~んぜんロックには興味ありません。( ̄3 ̄)=3
けど、コレを観た後はロック聴きたくなっちゃいます!(*゜∀゜)=3
とにかく愉快!痛快!!何度ジャック・ブラックにツられて頭振っちゃったことでしょう。(←マジで。)
八年ぶりぐらいの鑑賞だったけど、やっぱいい作品というものは何度観ても楽しい!
作品中に子供が出てくると、『子供の可愛さ』が話の中心に移ってしまう作品が多い中、一貫してこの作品はムサ苦しいデブのジャック・ブラックこと、デューイの視点からの話。
その、子供にあやかるというか、子役に頼るやり方ではないところにも好感が持てた。
だからこそ、子供たちの可愛さが光ったようにも思います。
算数も理科も社会もテストも成績表もなし。授業はロックだけ。そもそも教師免許持ってない。
それは確かに学校としては大問題。保護者だって大激怒です。
でもデューイは子供たちのそれぞれの個性を尊重し、認めてあげるという、多くの大人がなかなか出来ないことを出来る心の持ち主。
ロックが痛快と冒頭で書いたけど、そんなデューイと子供たちとの触れ合いも痛快なんです。
大激怒の保護者だって、我が子の晴れ舞台を見たら認めちゃうよね。
エンディングでは、ロックの授業は放課後のクラスとして再開ということに。
一番いい所に落ち着いたね♪ってところでしょうか(≧∇≦)b
とにかく面白いこの作品。
ぜひエンディングロールが流れ終わるまで堪能してください。
なんと一番面白いのが、このエンディングロールなので。(笑)