2006年 アメリカ作品 143分 GAGA=Communications配給
原題:BABEL
STAFF
監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
脚本:ギジェルモ・アリアガ
CAST
ブラッド・ピット ケイト・ブランシェット 役所広司 菊地凛子
気だるさが残る作品です。。。
とにかくもどかしくて、イライラしちゃって、悲しくなる作品だった。言語の違いから言葉が通じない、素直になれないから正直な気持ちが伝わらない、耳が聞こえないという障害があるから自分の気持ちを表現する事が出来なくてもどかしい。それぞれ原因は違うけれども、国も性別も違う登場人物たちが、自分の思いが伝わらないことに葛藤してる。だからって、一人で生きていくことはやっぱり出来なくて、誰かと思いを共有しながら生きていくしかないんだ、ということを伝えたい作品なのかな?と思うんだけど、、とにかく見終わった後気だるさが残る作品で、大袈裟な表現だけど、「生きるって面倒くさいな」と思ってしまったよ
最も印象に残るシーンは、日本人女優としては35年ぶりという、ゴールデングローブ賞助演女優賞ノミネートの快挙を成し遂げた菊地凛子の脱ぎっぷり!と言いたいとこなんだけど、実は違うシーンで、スーザン(ケイト・ブランシェット)が夫(ブラピ)に手伝ってもらいながら放尿するシーンのキス。こんな美と汚のアンバランスなシーンが、これ以上に無い人間の愛を表してると思うんだ肝心な菊池凛子のヌードは、あまり美しいとは思えませんでした
そう言えば、一つ疑問が残る。。。チエコが刑事に渡したメモ書きには何が書かれていたんだろう。チラッと写ったのを見る限り、あんな短時間で走り書きしたわりにはありえない長文の手紙だったな。(笑)刑事が飲み屋でその手紙を読んだ瞬間、打ちのめされたような顔をしたように見えたけど、何か父親との秘密が書かれてるのかな?と思った。
ブラピの娘役の子が「あれ?ダゴタちゃん?…にしては小さいか。似てるなぁ~!」と思いきや、ダゴタ・ファニングちゃんの妹のエル・ファニングちゃんだった。姉妹揃って可愛いなぁ
一度は観る価値ある作品だったかもしれないけど、もう一回観たくはないかなぁ。ほんと気だるさを残す作品なんだよね。。。
【字幕翻訳:松浦美奈】
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TB、コメントありがとうございました☆
あのメモ書きはとても気になりますね。
後でわかるのかと思ったのにわかりませんでした残念。
私も観る価値はあると思いますけど・・・DVDなったらまた観ようとは思わない・・・かなと^^;
よぉぉ~~~く見てれば、何か伏線あるんでしょうかね。
でも、あたしもDVDになったらもう一度観ようとは思えませんデス。。