pure's movie review

鑑賞した映画の感想です。

テッド

2013-01-25 14:05:38 | アメリカ映画(た行)



2012年 アメリカ作品 106分 東宝東和配給
原題:TED
STAFF
監督:セス・マクファーレン
脚本:セス・マクファーレン アレック・サルキン ウェルズリー・ワイルド
原案:セス・マクファーレン
CAST
マーク・ウォールバーグ ミラ・クニス ジョエル・マクヘイル ジョヴァンニ・リビシ セス・マクファーレン(声)


世界一ダメなテディベア、出没。
動いて、喋って、オヤジになった。


■Story

1985年、クリスマスの夜。友だちのいない孤独な少年ジョンは、神様にあるお願いをする。
すると奇跡が起こり、大好きなテディベアの“テッド”に魂が吹き込まれ、人間のように動いて喋り出したのだ。
以来、片時も離れず友情を育んだジョンとテッド。
やがて月日は流れ、27年後。ジョンはすっかりダメ中年オヤジに成長し、一方のテッドは姿こそ昔と変わらない愛くるしさだが、中身はジョンに輪を掛けて不良で下品なエロオヤジになっていた。
そんなテッドの存在に我慢ならないのがジョンの恋人ロリーだった。勝手気ままなテッドのせいでジョンとロリーの生活は引っかき回されっぱなし。ついに怒りが爆発したロリーは、テッドを家から追い出すようジョンに迫るが…。
allcinemaより)


■Review



出だしは、夢と魔法に満ち溢れ、ディズニー映画のようだった。
「あいらーびゅ」と喋るテディベアはこの上なくカワイイ。
あらあら、下ネタ満載のお下品ムービーだという噂だったけど、意外と涙なんかも出ちゃうお話なんじゃない!?(´;ω;`)ウゥゥ


…なんて期待は、すぐに崩れ去りました。(*゜∀゜)=3

R15なんだから、そりゃーそうか。(苦笑)

姿かたちは変わらないのに、オッサン声になって麻薬と女と酒に興じているテディベアは、本当にエロオッサンにしか見えないから不思議。
私のようにギャップとブラックユーモアが好きな人には、ツボにハマる面白さじゃないでしょうか。


ただ、アメリカのサブカルチャーや映画に通じてないと、我慢が必要なシーンは多々ある。
サム・ジョーンズ、ノラ・ジョーンズ、トム・スケリットらが絡んでくるシーンは、「だれている」と言わざるをえない。
字幕だと、「七五三」「くまモン」「ガチャピン」と、日本人の私たちにもピンと来る言葉に置き換えられるという配慮も数箇所見受けられたが、きっとアメリカ人が観た方が、この映画は楽しめるんだろうなぁ。


ブラック・スワン」でも気になったミラ・クニスが、やっぱりカワイイ。(*´ェ`*)


食べて、祈って、恋をして

2012-06-02 23:15:33 | アメリカ映画(た行)



2010年 アメリカ作品 140分 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント配給
原題:EAT PRAY LOVE
STAFF
監督:ライアン・マーフィー
脚本:ライアン・マーフィー ジェニファー・ソルト
CAST
ジュリア・ロバーツ ハビエル・バルデム ジェームズ・フランコ リチャード・ジェンキンス



これ、劇場に観に行ったんですよね…。それなのに何故感想がこちらのブログにアップされてないのか?

…熟睡したからです。(‐‐).。oO 苦笑

実はそんな作品があと3、4作品ほど…。たまにせっかく劇場へ行ったのに熟睡してしまったという失態があります。
映画館での鑑賞に、「1,000円以上は払わない」がモットーではありますが、それでももったいないっつーの!
案の定、今日ブルーレイで観てみて、見覚えのないシーンばかりでした。(;´Д`A ```
前回観た時は、「食べて」の部分であるイタリアまではしっかりと見届けたのですが、「祈って」のインド、「恋をして」のバリはすっかり夢の中。
イタリアは個人的に興味のある国なので眠気に勝てたんですけどねぇ。

さて、リベンジの今回は意外と楽しめましたよ。
でも、これはなかなか男性には理解のし難い作品かもしれません。
いや、女性にもか…。
多分、私のような自意識過剰な女性にしか理解出来ない作品かもしれません…。
私もこのリズ(ジュリア・ロバーツ)のように時々思うのです。
何不自由のない結婚生活に飽き、生きる意味を考え、新しいものに出会いたい、それにはこの国を出るしかないか、と。
もちろん、こんな話をすれば誰だって、「恵まれた環境なのに、なにぬかしてやがる」と言うにきまってます。
私だって、他人から言われたらきっとそう言ってしまう。
でも…と考えてしまう。でも、自分のことになると「それでいいの?」という自問自答が始まるのだ。

もちろん実現するにはお金と時間が必要。やりたいと思っても、なかなか出来ない。
でも、それを理由にいつまでもしないで、ただ文句をいつまでも言ってる人に比べたら、リズの生き方は素晴らしいと思う。
の、、、だが!
劇場では爆睡して観ることが出来なかったラストが、納得いかない!!!



まず、、、NYでの(振り払ってきた)友人や、イタリアとインドで出来た友人たちを図々しく頼るなよ~。
しかもその友人たちも協力してしまうあたりが作り話感満載。
そして、、、結局最後はバリの占い師(?)、クトゥの言いなりってのがなんとも情けない…。
自分探しの意味ないじゃ~ん!・゜・(ノД`;)・゜・

140分もの間、彼女はこの旅を通してどう変わるのだろう、どんな魅力的な女性になるのだろうと期待しながら見守っていた結果、裏切られた気分でした。
ただブラジル人の濃ゆい顔の恋人ができただけ。
う~ん、私はいつまでも実行しないまま文句を言ってるだけ派なので、行動した彼女を通して疑似体験を…と思ったのですが、濃い顔の恋人は別にいらないしなぁ。(爆)
っていうのは冗談にして、、、やっぱりどこを旅しようとも、結局は自分自身の問題なのかな。っていうのが結論です。ハイ。


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ダーク・シャドウ

2012-05-21 19:41:44 | アメリカ映画(た行)



2012年 アメリカ作品 113分 ワーナー・ブラザース配給
原題:DARK SHADOWS
STAFF
監督:ティム・バートン
脚本:セス・グレアム=スミス
CAST
ジョニー・デップ ミシェル・ファイファー ヘレナ・ボナム=カーター エヴァ・グリーン ベラ・ヒースコート

ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、ティム・バートンの3人セットに加えて、ジョニデの変装モノはお腹いっぱいです。
と、「アリス・イン・ワンダーランド」の感想で書いてますが、そう言いながらも新作公開となれば、いそいそと劇場へ行ってしまうワタクシ…。
さらに今作は、私の大好きなミシェル・ファイファーまで出てるというのだから、期待大!O(≧▽≦)O

…と思ってたのに、、、私はイマイチ楽しめませんでした…。
ほんとうに今度こそお腹いっぱいかも。
どんなティム・バートンの奇想天外な世界観をもってしても、主要キャストがお決まりじゃ~既成感が拭えない。
今作は笑える小ネタも盛り込まれてるんだけれども、何だかそれはパイレーツシリーズのジャックに通じるものがあるし。
一番笑ったのは、ティム・バートン監督の実の奥様であるヘレナ・ボナム=カーターの扱い。
おいおい、奥様そんな哀れな扱いかよ~ヾ(~∇~;)
こんなところに「やっぱりこの監督は変わってる」と、一番感じさせられました。笑
大体元となったTVシリーズが、日本では未放送だって言うんだから、大ヒットしたアメリカと思い入れの温度差があるのは仕方ないよねぇ。

ティム&ジョニーコンビの作品で一番好きなのは、一番雰囲気からいって苦手なはずの、「スウィーニー・トッド」かもなぁ。

【字幕翻訳:石田泰子】


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タワーリング・インフェルノ

2012-03-09 09:40:41 | アメリカ映画(た行)



1974年 アメリカ作品 165分 ワーナー・ブラザース・20世紀FOX共同配給
原題:THE TOWERING INFERNO
STAFF
監督:ジョン・ギラーミン アーウィン・アレン
脚本:スターリング・シリファント
CAST
スティーヴ・マックィーン ポール・ニューマン ウィリアム・ホールデン フェイ・ダナウェイ フレッド・アステア


実は通して観たのは初めて。
子供の頃親が観てたのを、所々観てた。「何だか息苦しそうな映画だなぁ…」と思った記憶がある。
全編通して観てみて、、、やっぱり息苦しい映画だった…。
話が進むにつれて画面がどんどん白い煙で覆われていって、とにかく苦しい。何度か首元に手を当てちゃいました。(( ;*д*))o=3=3 ゴホゴホ
タイタニック」でも呼吸困難になりかけたし、単純なんです。パニック映画は命かけて観てます。(笑)



165分という長尺を感じさせない、ド迫力あるパニックムービーでした。

ガラス窓一枚隔てて外の世界に繋がっているのに、そのビルの中から逃げられないというのがすごくもどかしい。
みんな飛び降りてしまえー!と思うも、138階じゃそれも叶わんわな…。

そもそもの火事の原因である、手抜き工事をしたロジャー(リチャード・チェンバレン)が人を巻き込んで死んだことと、ミューラー(ジェニファー・ジョーンズ)が子供たちや猫を遺してエレベーターから落下してしまったことが、特に悔しくて仕方が無い。
善悪関係ない、現実的なインフェルノ(地獄)でした。

けれども、どこかで楽しんでいる自分もいた。豪華絢爛過ぎるタワーが無残にも破壊されていく様は、どこか気持ちもいい。

スティーヴ・マックィーンとポール・ニューマンは、どちらをクレジットを上にするか揉めた、とか、冒頭から出てくるポール・ニューマンと違って、開始40分後に出てくるスティーヴ・マックィーンが、「ポールと同じ台詞量にしてくれ。」と言ったとか。
そんな情報をネットサーフィンしてたら入手しました。本当かどうかは分からないけど。

そんな小さなこと気にするような役じゃなかったからさぁ、なんか知りたくなかったわぁ。。゜(゜´ω`゜)゜。


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抱きたいカンケイ

2011-09-27 00:49:16 | アメリカ映画(た行)



2011年 アメリカ作品 108分 パラマウント配給
原題:NO STRINGS ATTACHED
STAFF
監督:アイヴァン・ライトマン
脚本:エリザベス・メリウェザー
CAST
ナタリー・ポートマン アシュトン・カッチャー ケイリー・エルウィズ ケヴィン・クライン


日本での公開は「ブラック・スワン」のほうが後になってしまったけど、製作はこっちのが後。ナタリー・ポートマンは、あの神経すり減らす役から心機一転でこの作品を選んだなのかなぁ~?なんて思ったり。
その「ブラック・スワン」の感想でも書いたんだけど、どうもナタリーって秀才真面目なイメージが強い。そんな色眼鏡で見てしまうもんだから、この役もちょっと違和感があった。なんかめちゃくちゃ小柄で真面目一徹に見える彼女が、そんな性的にタフな女性には見えなくて。最近際どい役が多い中でも絶対ヌードNGだもんね。不自然に下着姿。ちょ~っとおしりが見えたかなぁ~~~???ってどこ観てるんでしょ、あたしは。(笑)
でもこんなにナタリーに文句を言ってしまったけど、主演がこの二人だからこそ観れた作品だとも思う。
だって作品自体、「ウルトラ I LOVE YOU!」みたいなひどさもないけど、目新しさもない。ストーリー設定を聞いただけでラストが想像出来るストーリーで、本当にその通りの展開で進んでいき、エンディングを迎えてしまうんだもん。
あ、アシュトン・カッチャーのおしりが見えるのは予想外の収穫かな!(だからどこ観てるんだ。笑)
お二人のファンの方はぜひ~。なかなか観られない組み合わせだもんね。


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旅するジーンズと19歳の旅立ち

2011-07-17 00:29:27 | アメリカ映画(た行)



2008年 アメリカ作品 119分 ワーナー・ブラザース配給
原題:THE SISTERHOOD OF THE TRAVELING PANTS 2
STAFF
監督:サナー・ハムリ
脚本:エリザベス・チャンドラー
CAST
アンバー・タンブリン アレクシス・ブレデル アメリカ・フェレーラ ブレイク・ライヴリー


もし単品で観たらやけに足早に進むストーリーでせわしない作品かもしれないけど、続編として観れば、前作「旅するジーンズと16歳の夏」のエピソードを上手く絡ませて進むのですごく満足。16歳→19歳、2005年公開→2008年公開と、ストーリーの中と同様にリアルにも3年を経て同じキャストが演じてくれているので、4人の成長や変化もリアルに感じられる。まぁ欲を言えば、実際にも4人共16歳、19歳で演じてくれてればよりよかったんだけど、4人のキャストは全員年バラバラです…。って、それじゃーこだわりすぎか。≧(´▽`)≦アハハハ

16歳の夏に初めてそれぞれに分かれて過ごした4人だけど、今作では進路先がそれぞれ分かれてしまい、一緒にいることが日常ではなくなってしまった4人。そうなれば当然連絡方法はメールや電話になり、誰々は聞いたことを他の人は聞いてない、知らないということが起こり、そんな些細なことが積み重なってすれ違いが徐々に進んでしまう。パンツを送る際に同封する手紙がだんだんおざなりになっていくとこも上手くそのすれ違いを表現してた。そんな4人に友情の大切さを再認識させてくれる、というのがパンツが起こした最後の奇跡。消えてなくなってしまうというのは気の利いた終り方だなぁと思った。もし今後、この4人にまた必要な時が来た時には、ひょっこり出てきそうだね。そんな続編が出ても面白いかも?

 
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旅するジーンズと16歳の夏 トラベリング・パンツ

2011-07-11 20:33:10 | アメリカ映画(た行)



2005年 アメリカ作品 118分 ワーナー・ブラザース配給
原題:THE SISTERHOOD OF THE TRAVELING PANTS
STAFF
監督:ケン・クワピス
脚本:デリア・エフロン エリザベス・チャンドラー
CAST
アンバー・タンブリン アレクシス・ブレデル アメリカ・フェレーラ ブレイク・ライヴリー


「16歳の夏」なんていう副題から、勝手にドラッグとセックスしか内容のない、よくありがちで退屈なティーンムービーを想像してたんだけど、全然違いました。確かに登場するのは16歳の少女達だけど、彼女らが抱える悩みや問題は10代だけの悩みではなく、4人それぞれの立ち向かい方に共感したり元気づけられたりしました。
やむを得ず離れ離れになってしまう4人の間で一本のジーンズを着まわすなんて面白い発想だよね。「絆」みたいなものを感じていたくて、よく昔友達とお揃いのネックレスをつけたり文房具を持ったりしてたけど、一着の洋服を着まわすなんて考え付かなかった。ジーンズが4人共ピッタリなんていにうのはフツーはなかなかありえないことだけど、トップスだったら十分出来るもんね。彼女達がそれぞれ得られた小さな幸せは、決してジーンズのおかげではないと思うんだけど、こういう「繋がり」を感じられるモノがあるってステキなことだと思う。勇気の源にもなるよね。

でも、、、かなしいことにジーンズが似合ってたのは、ブリジット役のブレイク・ライヴリーだけだった…。( ̄▽ ̄;)
ジーンズほどメジャーな洋服で着こなしが難しい服はないと思う…。自分もジーンズは大好きなのに似合わないです…。(涙)
アメリカ・フェレーラは、ベティ以外初めて観たけど、こっちの役のが好感持てるね。4人の中で一番演技がうまいと思った。

 
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2 days トゥー・デイズ

2011-05-07 21:15:01 | アメリカ映画(た行)



1996年 アメリカ作品 104分 GAGA=Communications配給
原題:2 DAYS IN THE VALLEY
STAFF
監督・脚本:ジョン・ハーツフェルド
CAST
ジェームズ・スペイダー ダニー・アイエロ エリック・ストルツ ジェフ・ダニエルズ シャーリーズ・セロン


ジェームズ・スペイダー演じる殺人鬼リーが不気味で恐ろしくてなかなか気づかなかったけど、これサスペンスじゃなくてコメディだったんだね(^^;)
ラスト近くまで来て、「あれ?これって笑う作品?」と気づきました。同じ殺し屋でもダニー・アイエロ演じるダズモは正義感あふれるユーモアある殺し屋で、その両極端の二人のやりとりがスリリングながらも何だか滑稽。そしてあちこちに散らばったストーリーがラストには上手いオチに繋げたなぁ~と思った。
でも一番強烈に印象に残ってるのは、これがデビュー作のシャーリーズ・セロンのヌードなんだけどね…。この妖艶さでまだ当時22歳。びっくり!!この作品の一番の見所だけど、でもこのストーリー的に脱ぐ意味あったのか?ただ見所作りに新人女優のため利用されちゃっただけ?感は否めません。(苦笑)

 
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ツーリスト

2011-03-27 23:57:52 | アメリカ映画(た行)



2010年 アメリカ作品 103分 ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント配給
原題:The Tourist
STAFF
監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナー
脚本:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナー クリストファー・マッカリー ジュリアン・フェロウズ
CAST
アンジェリーナ・ジョリー ジョニー・デップ ポール・ベタニー ティモシー・ダルトン


アンジーとジョニーの共演なんて、初めて聞いた時から興奮して待ってました!
ありそうでなかったこのコンビ。何で自分も今まで「この二人の共演作があればいいのになぁ~」とすら、思いつかなかったんだろ?
しかも舞台はパリとヴェネチア!何だか夢のような作品です。

※この先ネタバレありです。


この作品がオリジナルではないって、観た後に知りました。
「アントニー・ジマー」というフランスの、日本では劇場未公開の作品がオリジナルだそうです。
でもその作品を観てないからこ味わえた、ラストのドンデン返し!
つっても、この顔ぶれを見れば予想は多少出来たケド。(苦笑)

二大スターの共演なのに全然対等な役どころではなく、ジョニーはアンジーの引き立て役でしかないトコに最初はビックリした。
ポワゾン」のように、美男美女が繰り広げる妖艶さの中での探り合いと駆け引き、といった、とにかく危険なニオイぷんぷんの大人のゲームを期待してたら…。
ジョニーはパジャマでヴェネチアの屋根屋根を走り周ってるし(゜Д゜)ポカーン
これじゃ、ジャック船長じゃないか。
アンジーは自身の魅力を最大限に生かした予想通りの女性だけど、なんだ、これはコメディだったのか、と途中から心構えを新たにして鑑賞してたら、ラストにはおぉ~やっぱり!な展開。
全然映画ファンではなく、「ジョニーもアンジーも名前くらいは知ってる」程度な旦那はめちゃくちゃ驚いてました。(笑)
でもあのジョニーのお顔に向かって、「整形して、その顔なの?まぁ、我慢するわ」と言えるのはもはやアンジーだけ。
これが一番笑わされた台詞だったかも~。(笑)

人間も風景もとにかく美しいものばかり観れて、その上ストーリーもひねりが(多少予想できるけど)利いてる、そして笑いも少々。
なかなか贅沢な映画鑑賞になりました☆

2回目鑑賞:ツーリスト

【字幕翻訳:戸田奈津子】

 
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ダンス・ウィズ・ミー

2011-02-21 23:41:13 | アメリカ映画(た行)



1998年 アメリカ作品 126分 COLTRI配給
原題:DANCE WITH ME
STAFF
監督:ランダ・ヘインズ
脚本:ダリル・マシューズ
CAST
ヴァネッサ・ウィリアムズ チャヤン クリス・クリストファーソン ジョーン・プロウライト


アグリー・ベティ」シリーズのウィルミナことヴァネッサ・ウィリアムズの他の作品を観てみたくてチョイスしたんだけど、やっぱりウィルミナのイメージが強烈。なので、ウィルミナの過去を見てるような錯覚に陥ってしまいました。このダンス、一切吹き替えなしっていうんだから、彼女はやっぱり器用な人です。

ダンス映画はもともと好きで、その情熱(?)は「セイズ・ザ・ラストダンス」で語ってるけど、この映画はうーん、イマイチ…。
「ダンス」と一言で言っても種類は豊富で、私が好きなのは「ステップ・アップ」のようなダンス。ブレイクダンスっていうのかな?
でもこれは「Shall We ダンス?」のような社交ダンス。「Shall We ダンス?」は邦画もリメイクのハリウッドバージョンも好きだったけど、それはストーリー部分がしっかりしてたから。ダンスをメインに見せるなら、やっぱブレイクダンスの映画の方が好きです。
ラテン系の女性は好きだけど、男性は苦手という個人的な性の嗜好の問題もあるかも…。チャヤンが濃ゆ過ぎだってば。(笑)

 
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