pure's movie review

鑑賞した映画の感想です。

ブリジット・ジョーンズの日記

2008-09-30 22:12:38 | アメリカ映画(は行)


2001年 アメリカ・イギリス作品 97分 UIP配給
原題:BRIDGET JONES'S DIARY
STAFF
監督:シャロン・マグアイア
脚本:ヘレン・フィールディング アンドリュー・デイヴィス リチャード・カーティス
CAST
レニー・ゼルウィガー コリン・ファース ヒュー・グラント ジム・ブロードベント ジェマ・ジョーンズ


DVDコレクションに加えた作品です
何度観てもやっぱり面白いよ~!大好きな作品です
でも、観る度に印象が変わる作品。自分がブリジットの年齢に近づくにつれ、共感度も上がるし、無邪気に笑ってるだけじゃいられなくなるんですな
初めて観た時はただのコメディだとゲラゲラ笑ってばかりで、「何でマークとダニエルで揺れ動くのよ~。マークに決まってるじゃん!!」と、マークの優しさにすっかり乙女心奪われてましたが、、、今のあたしなら分かる。これ、迷います。(爆)どちらを選べば幸せになれるか、頭では分かってるくせに、女の扱いに慣れたセクシーな男性もなかなか捨てがたいんだよねー!厄介な事にサ。

でも、やっぱり何度観てもこのラストシーンはヤられますはぁぁぁぁぁぁ。もうダメだ。( ̄▽ ̄)。o0○  漫画や映画で心ときめかせてたなんて遠い昔のことなのに、久々に「うはぁぁぁん」なんて声をあげちゃいました。(笑)

この映画がコメディとして観れるうちに、お嫁に行きたいものですな。(苦笑)

【字幕翻訳:戸田奈津子】

シャイン

2008-09-28 16:04:54 | その他の国の映画


1995年 オーストラリア作品 105分 KUZUIエンタープライズ配給
原題:SHINE
STAFF
監督:スコット・ヒックス
脚本:ジャン・サーディ
CAST
ジェフリー・ラッシュ ノア・テイラー アレックス・ラファロウィッツ  アーミン・ミューラー=スタール


ラストにデヴィッドが語るように、「どんなに辛い出来事が襲おうとも、途中で人生を投げ出さな(い)」ければ、いつか輝けるときが来るのだろう。でも、ちょっとデヴィッドに嫉妬に近い感情も持ってしまったのも事実。ピアノという超人的な才能があったからこそ、どんなに奇怪な行動をとろうと救ってくれる人がいるのであって、(自分も含めて)凡人な人だったら、誰が救ってくれるのかなぁなんて。人間崩壊するほど苦悩しながら何かに打ち込める芸術人って、とても本人は辛いんだろうけど、ちょっと羨ましいなぁなんて、それに伴う苦労も知らず無責任に思ってしまうのです。
ジェフリー・ラッシュは、パイレーツシリーズのバルボッサのイメージが強いので悪者のイメージ。でもこれで彼の新しい演技を見ることが出来ました。

まだこのストーリーの元になったピアニストは健在ということで、半生を描いた作品になってるんだけど、半生ではこの先何が起きるか分からない。やっぱり亡くなってから、一生を作品化してもらった方がメッセージ性があるなぁと、正直思いました。
でも健在だからこその利点は、ピアノ演奏を本人が担当したということ。素晴らしい演奏でした

【字幕翻訳:?】

サタデー・ナイト・フィーバー

2008-09-21 17:56:20 | アメリカ映画(さ行)



1977年 アメリカ作品 119分 パラマウント配給
原題:SATURDAY NIGHT FEVER
STAFF
監督:ジョン・バダム
脚本:ラルフ・D・ボード
CAST
ジョン・トラヴォルタ カレン・リン・ゴーニイ バリー・ミラー ジョセフ・カリ


70年代を体験していない人に、この映画の良さはわからないかもね~ディスコも知らんし、柄シャツにピッチピチのパンツをはいて髪型はリーゼント(っていうの?)のジョン・トラヴォルタはカッコイイどころかダサい。(苦笑)ダンスもカッコよさを感じなかったしね。でも、当時の人から見ればダンス映画は目新しかったんだろうし、70年代にディスコに通った人から見れば、すごく懐かしい映画なんだろうな。

ただ踊りに夢中な若者が、四六時中踊り狂っているっていう話かと思いきや、結構テーマが重い作品なんだね。友人の死とか、ちょっと「ステップ・アップ」とかぶる。必ずダンス映画には、非行少年・少女の苦悩っていうのがついてくるんだねぇ。

ダンス映画は好きだけど、ダンス映画に内容は求めずカッコいいダンスを求めてる自分には、ちょっと古過ぎて楽しめる作品ではなかったです。でも名作だし、ダンス映画の歴史を知る上でも一度は観ておいていい作品なんじゃないかな。


改訂新版 死ぬまでに観たい映画1001本 対象作品
(スティーヴン・ジェイ・シュナイダー著/ネコ パブリッシング)


プリズン・ブレイク Season3

2008-09-20 01:00:10 | 海外ドラマ


2007~2008年 アメリカ作品
原題:PRISON BREAK Season3
CAST
ウェントワース・ミラー ドミニク・パーセル  アマウリー・ノラスコ ウィリアム・フィクトナー ロバート・ネッパー


あ~あ、、、ついに観終わってしまった。観始めると「次!次!!」と止まらなくなってしまい、あっという間に観終わってしまいました。いざ観終わってしまうと淋しい…。海外TVドラマはいつもそうです。
しかし今回も消化不良な終わり方。シーズン4が早くも待ちきれません。今回は脚本家のストライキの影響で約半分の13話構成。でも相変わらず抜かりのない素晴らしい脚本だったと思う。この影響でプリズン・ブレイク頓挫説も出てたけど、シーズン7までの制作が決まったとの事でよかった~!
今回はSONAというパナマの無法地帯の刑務所での話。暑いとこなんだね、、、皆常に汗ダラダラなので、観てると思わずお風呂に入りたくなります 前半はふんどし一丁のべリック、後半もおなかポッコリでボロ服をまとったべリックが観れる。醜いんですけど。(笑)
24は誰が裏切り者でも驚かない。そして誰が死んでも驚かない。主人公のジャック以外は誰が死んでもおかしくないって感じ。でもプリズン・ブレイクは主要人物の命は保証されてると思ってた。でも今回は…すっごく大切な人が死んでしまったよ~!あたしも大好きなキャラクターだったのにぃぃぃ~実は死んでなくて、後半ひょっこり現れるんだろうって最後まで期待してたんだけど、その勘は外れたようです。ショック!いやいや、4でどうなるか分からないけどね。期待大!!

やっぱりマイケルはカッコいい。でもやっぱりどのキャラクターも好きになってしまう。スクレやリンカーンはもちろん、やっぱりマホーンやティーバッグも好き。あ、でもスーザンはこの上なく憎たらしいわ

早くシーズン4観たい~~~~!!

【字幕翻訳:岡田壮平】

幸せの1ページ

2008-09-15 01:45:57 | アメリカ映画(さ行)


2008年 アメリカ作品 96分 角川映画配給
原題:NIM'S ISLAND
STAFF
監督:マーク・レヴィン ジェニファー・フラケット
脚本:マーク・レヴィン ジェニファー・フラケット ポーラ・メイザー ジョセフ・クォン
CAST
アビゲイル・ブレスリン ジョディ・フォスター ジェラルド・バトラー


NIM'S ISLANDという原題を知っていればまだ想像出来たものの、この邦題から、同じくアビゲイル・ブレスリンちゃん出演の幸せのレシピのようなホッコリ系を想像してたので、いざ始まってみてビックリ。こりゃ~冒険モノじゃないか!対人恐怖症、外出恐怖症じゃなくても、こんな大冒険出来ません!!

想像と違っても面白かったんだけどねやっぱり色々映画を観て思うのは、幸せってほんのちょっとのさじ加減(幸せのレシピのキャッチフレーズ)や、たったの1行で変えられる(この作品のキャッチフレーズ)んだなってこと。つまり、自分の殻を破って新しい発見に出会えた時なんだなぁって思う。保守的な行動だけじゃ、辛い思いもしなくて済むかもしれないけど、刺激は一切ないよね。考えるより行動しようとは思えないけど、考え過ぎるよりは行動しようと最近思うようになりました。

いつもへっぴり腰で弱いジョディを観たのは初めてだったなぁ~!自立している強い女性っていうイメージが定着してしまってるから、外の空気にギャー、タクシーや船でオエー、森の生き物や植物にイヤー、と常に騒いでるジョディが新鮮でした
順調にキャリアを伸ばし、お顔もますます女らしくなってきたアビゲイルちゃんは、ジョディのように「子役は大成しない」というジンクスを破ってくれるのかなぁ~?
ジェラルド・バトラーはパパとインディ・ジョーンズのようなアレックスの一人二役で登場するけど、パパの時のがカッコいい…。

【字幕翻訳:戸田奈津子】

ウォンテッド

2008-09-13 20:22:06 | アメリカ映画(あ行)


2008年 アメリカ作品 110分 東宝東和配給
原題:WANTED
STAFF
監督:ティムール・ベクマンベトフ
脚本:マイケル・ブラント デレク・ハース クリス・モーガン
CAST
アンジェリーナ・ジョリー ジェームズ・マカヴォイ モーガン・フリーマン テレンス・スタンプ


(」°ロ°)」 アンジーおかえり~!
(」°ロ°)」 アンジーセクスィーー!!カッコイイーーー!!
(」°ロ°)」 他に特にねぇー!!!

ってな感じ。(笑)
つまらなかったわけじゃないんだけど。何度か鳥肌立つシーンあったし。映画館の大音響・大スクリーンで観てなんぼの映画だと思います。でも特に印象に残る作品ではなかったんだよね。スカッとするけどね~!
人の命がどうこう言う作品じゃないとは分かってるけど、巻き込まれて死んでしまう人多数。そして終盤のネズミのシーンは、いくらRATと言えど苦情来そう
エンドロールに入る直前のウェスリーのひと言は、思わず微笑んでしまいました。うまいシメだなぁって。

やっぱり

(」°ロ°)」 アンジー待ってましたー!
(」°ロ°)」 アンジーセクスィーー!!カッコイイーーー!!

に尽きる。(笑)

【字幕翻訳:松浦美奈】

パコと魔法の絵本

2008-09-13 19:58:11 | 邦画


2008年 日本作品 105分 東宝配給
STAFF
監督:中島哲也
脚本:中島哲也 門間宣裕
原作:後藤ひろひと 舞台『ミッドサマーキャロル』
CAST
役所広司 アヤカ・ウィルソン 妻夫木聡 土屋アンナ 阿部サダヲ 加瀬亮 小池栄子 劇団ひとり 山内圭哉 國村隼 上川隆也



いい意味で!裏切られました!!
中島哲也監督の作品は、下妻物語も嫌われ松子の一生もDVDで観ました。両作とも面白かったんだけど、正直カラフルで派手な画面の連続にちょっと疲れた。今回もなかなか派手そうじゃない。しかも劇場の大スクリーン。んー。もっと疲れちゃうかなぁ?なんて思ってました。

でも不思議と、海外で言うとティム・バートンのような独特の世界観の映画って取り残される事が多いあたしなのに、中島監督の作品はいつも引き込まれる。人間の内面もしっかり描いているからかな~。

んで!このパコと魔法の絵本ですが!!ちゃっかりどっぷり引き込まれちゃいましたー現実なんかすべて吹っ飛んで、自分もパコと同じ様に絵本の世界に入り込んじゃったよ。最初の10分くらいは、「あちゃ~。ダメかも?」、しかも舞妓 Haaaan!!!でトラウマの(笑)ハイテンションの阿部サダヲが出てきて、「こりゃ、ダメだ。」と思ったんだけどね 登場人物達の内面は、過去の2作品よりもずっとずっと深く描かれてたと思う。大貫、室町とタマ子の感極まるシーンでは、それぞれ涙を誘われてしまったほどです。

出演者達の役者魂も見せ付けられたね~。
役所さんは言うまでもナイ。役所さんって出演作品を観れば観るほど引き出しの多さに驚かされて好きになる俳優さん。変人医師の上川隆也さんは、白い影で中居くんと対立してた真面目医師と同一人物とは思えないはじけっぷり。ジュディ・オングの歌を歌いながら登場するオカマの國村隼さんにしては、初めて出てきた時ずっこけました。強面の役が多いからさー!そして!実は妻夫木くんはエンドクレジット観ても「はて?どこに妻夫木くんいた?」と思ったほど。室町役で出ずっぱりなのにー!気付かなかったー!あたしが変なのか?(苦笑)アヤカ・ウィルソンちゃんはめっちゃめっちゃ可愛いよー!!!将来が楽しみ!!

制作にうちの会社が関わっているため、エンドロールには仲のいい営業さんや、知ってる人の名前がズラズラ出てきて、それも面白かった~!(゜∀゜)
今のトコ、今年の邦画№1

ターミナル

2008-09-07 00:20:16 | アメリカ映画(た行)


2004年 アメリカ作品 129分 UIP配給
原題:THE TERMINAL
STAFF
監督:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:サーシャ・ガヴァシ ジェフ・ナサンソン
CAST
トム・ハンクス キャサリン・ゼタ=ジョーンズ スタンリー・トゥッチ シャイ・マクブライド


あんれー。もうこれ4年前の映画なんだぁ。「映画鑑賞が趣味です。」と言えるくらい映画にのめりこむようになったのって、実は大学生の頃から。だから「映画好きだけど、まだまだ歴史は浅いよなぁ~。」なんて思ってたんだけど、もうそうでもないかもね?これを映画館で観た頃は、しょっちゅう映画館通い始めてた時だもん。年もとるわけです。( ̄∇ ̄;) ハッハッハッ

何度観てもおもしろーい!この映画全体に漂う雰囲気が好き。いつもCDショップ行く度に、DVD買おうかどうか迷う作品です。でもラストだけが満足出来るものじゃないんだよね。どうしても9ヶ月も空港で待った理由、NYにこだわる理由が弱い。ずっとその理由を引っ張って引っ張って、ついにラスト30分くらいで明かされるんだけど、「え。そんなこと?」と肩透かしを食らってしまう。そこを抜かせば、ビクターを取り巻く人々とのやりとり、特にアメリアとの恋、そしてフランクとの因縁の対決も面白いし、いつだって前向きで皆を笑顔にしてしまうビクターの様子に元気づけられます
カートを片付ければ小銭が出るシステムいいね。あれだったら皆片付けると思うよ。っていうか、あたし、率先してやるよ。(笑)

キャサリン・ゼタ=ジョーンズっていつもキレイだけど、なかなか体格がよくてゴージャスなイメージ。けど、この作品での彼女は華奢で可愛いイメージでした。んま、キレイに変わりはないんだけど~

【字幕翻訳:戸田奈津子】

サンキュー、ボーイズ

2008-09-06 19:44:30 | アメリカ映画(さ行)


2001年 アメリカ作品 131分 ソニーピクチャーズ・エンタテインメント配給
原題:RIDING IN CARS WITH BOYS
STAFF
監督:ペニー・マーシャル
原作:ビヴァリー・ドノフリオ
脚本:モーガン・アプトン・ウォード
CAST
ドリュー・バリモア スティーヴ・ザーン ブリタニー・マーフィ アダム・ガルシア


感情移入しすぎてしまった。今のうちの環境と酷似してるから。ジェイソンの子供という立場での心の葛藤が痛いくらい分かるから。と同時に、ビバリーの心の痛みも同世代として理解出来るから。ヒューマン・コメディと称されているけど、「コメディ」なんて思えなかった。131分間、眉間に皺を寄せて観てしまったよ。
家族間の問題って本当に複雑。特典映像でドリュー・バリモアも言ってた通り、「なかなか素直になれない分厄介。」なんだ。

多くの人は、ビバリーを自分勝手と言うだろう。レイをどうしようもない男と言うだろう。ジェイソンの選択を世間は許してくれるのだろうか?レイについては異議ない。あたしにレイのような父親を許せる度量の大きさはない。ビバリーだって、自分勝手と言えばそうかもしれない。安易に妊娠をしてしまったのだから。でもここまでジェイソンを育てた事は功績と言ってあげるべき。そして他人事とは思えないジェイソンの立場。あたしは彼が最後にした決断を出来ないでいる。親離れ・子離れをしないのはよくないと言う世間は、彼の決断を肯定してくれるのかもしれないけど、自分の中ではなかなか納得出来ない。羨ましいとは思う。

【字幕翻訳:?】

ジャスト・マリッジ

2008-09-06 19:08:42 | アメリカ映画(さ行)



2003年 アメリカ作品 97分 20世紀FOX配給
原題:JUST MARRIED
STAFF
監督:ショーン・レヴィ
脚本:サム・ハーパー
CAST
アシュトン・カッチャー ブリタニー・マーフィ クリスチャン・ケイン ヴァレリア


2年前くらいに一度観てるんだけど、当時はアシュトン・カッチャーを知らなかったのね。でも最近「ベガスの恋に勝つルール」「バタフライ・エフェクト」と、彼の出演作品を立て続けに観て、あ~これもアシュトンだったよなぁ~と思い出して観てみました。
ストーリーもキャラクターもベガス~と似てる。性格はベガスのジャックより大分マシかも?だけど。でも子供じみた嫌がらせをして喜んでる様子は一緒。(笑)
前に観たときも思ったけど、男女の価値観の違いをうまく表してる作品だよなぁって思った。時と場所に合わせて自分の気持ちを抑えられる女性。でもたまに気まぐれを起こす。そして時と場所を選ばず、自分の気持ちを抑えることが出来ないバカ正直な男性。でも筋は通ってる。一番「あーあー!」と思ったのが、せっかくフランスに来てるのに観光を楽しもうとせず、ドジャースの試合が気になるトムに呆れるサラ。女性って、旅行や遊びに来たらその世界観に浸りたいのに、男性はいつだって現実的なんだよね~。「旅行に来たときくらい、そんなもん忘れろよ。」って思っちゃう。よくディズニーランドで乗り物待ちの行列の中に、PSPとかで遊んでる男の子いるでしょ!?あれ許せないんよ~ヾ(*`Д´*)ノ" 夢の国にそんなもん持ち込むな~!っとな。

果たしてこの二人はその後もうまくいくのかなぁ~?その後の二人も観てみたい気がする。ブリタニーとアシュトンは破局してしまいましたがね。

【字幕翻訳:古田由紀子】