2010年 アメリカ作品 107分 パラマウント配給
原題:MORNING GLORY
STAFF
監督:ロジャー・ミッシェル
脚本:アライン・ブロッシュ・マッケンナ
CAST
レイチェル・マクアダムス ハリソン・フォード ダイアン・キートン パトリック・ウィルソン ジェフ・ゴールドブラム
「私にはムリ」って、思ってない?
■Story
失業中のTVプロデューサー、ベッキーは、ニューヨークのローカルTV局に採用され、朝の情報番組を任される。
だが、その番組“デイブレイク”は超低視聴率で局のお荷物。
さっそく番組の立て直しに取り掛かったベッキーは、彼女がこの業界を志すきっかけとなった憧れの存在である伝説の報道キャスター、マイク・ポロメイにキャスター就任を依頼。
やがて、畑違いのために不可能と思われていたマイクの抜擢を見事成功させ、一躍局内で注目の的となる。
またその一方、女性社員に人気の先輩プロデューサー、アダムと惹かれ合っていくベッキー。
全ては順調に進むかに思われたが、いざ番組が始まってみると、マイクはプライドばかりが高くてベッキーの指示には従わず、パートナーのお局キャスター、コリーンとも衝突を繰り返す始末。
こうして視聴率は悪化の一途を辿り、ついには上司から6週間以内に視聴率をアップさせなければ番組を打ち切ると宣告されてしまうベッキーだったが…。
(allcinemaより)
■Review
恋に、お仕事に、と頑張る女の子の話。
「プラダを着た悪魔」を思い出させる話だけど、あちらのが数倍面白かったわ~。┐(´-`)┌ フッ
なんて思っていたら、同じ脚本家ではないですか!
えー、どうしちゃったのー?監督の力量の差なのかなぁー?
「プラダを着た悪魔」は大好きだけど、本作は駄作だとすら思いました。
まず、
①ハリソン・フォードとダイアン・キートンの二大俳優の無駄使い。
全然生かされていません。誰がやってもいい役。
もっと二人が派手に取っ組み合いの大喧嘩でもすれば、見応えあっただろうに。もったいない。
そして、
②主人公にエールを送りたいと思えない。
…これが致命的でしょうね。( ̄▽ ̄;)
マイクにぶちキレるタイミングが早すぎて、堪え性のない人なだけに見えてしまうし、アダムに当り散らすのもまた然り。
そして彼女が視聴率目的に、キャスター達に体を張らせるというバラエティー番組のような企画を始めたのが好感が持てなかった。
一言で言えば、プロとしてのプライドを感じさせられなかったのが原因かな。
久々にハズレの映画鑑賞しちまったぜぃ。
でも、劇場に観に行くことを迷っていた作品だったから、DVD鑑賞にしてまだよかったかな。
そのDVDもタダで借りたことだし。(* ̄m ̄)