pure's movie review

鑑賞した映画の感想です。

恋とニュースのつくり方

2012-11-09 19:33:59 | アメリカ映画(か行)

恋とニュースのつくり方

2010年 アメリカ作品 107分 パラマウント配給
原題:MORNING GLORY
STAFF
監督:ロジャー・ミッシェル
脚本:アライン・ブロッシュ・マッケンナ
CAST
レイチェル・マクアダムス ハリソン・フォード ダイアン・キートン パトリック・ウィルソン ジェフ・ゴールドブラム



「私にはムリ」って、思ってない?

■Story

失業中のTVプロデューサー、ベッキーは、ニューヨークのローカルTV局に採用され、朝の情報番組を任される。
だが、その番組“デイブレイク”は超低視聴率で局のお荷物。
さっそく番組の立て直しに取り掛かったベッキーは、彼女がこの業界を志すきっかけとなった憧れの存在である伝説の報道キャスター、マイク・ポロメイにキャスター就任を依頼。
やがて、畑違いのために不可能と思われていたマイクの抜擢を見事成功させ、一躍局内で注目の的となる。
またその一方、女性社員に人気の先輩プロデューサー、アダムと惹かれ合っていくベッキー。
全ては順調に進むかに思われたが、いざ番組が始まってみると、マイクはプライドばかりが高くてベッキーの指示には従わず、パートナーのお局キャスター、コリーンとも衝突を繰り返す始末。
こうして視聴率は悪化の一途を辿り、ついには上司から6週間以内に視聴率をアップさせなければ番組を打ち切ると宣告されてしまうベッキーだったが…。
allcinemaより)


Review

恋とニュースのつくり方2

恋に、お仕事に、と頑張る女の子の話。
プラダを着た悪魔」を思い出させる話だけど、あちらのが数倍面白かったわ~。┐(´-`)┌ フッ
なんて思っていたら、同じ脚本家ではないですか!
えー、どうしちゃったのー?監督の力量の差なのかなぁー?
「プラダを着た悪魔」は大好きだけど、本作は駄作だとすら思いました。

まず、
①ハリソン・フォードとダイアン・キートンの二大俳優の無駄使い。
全然生かされていません。誰がやってもいい役。
もっと二人が派手に取っ組み合いの大喧嘩でもすれば、見応えあっただろうに。もったいない。

そして、
②主人公にエールを送りたいと思えない。
…これが致命的でしょうね。( ̄▽ ̄;)
マイクにぶちキレるタイミングが早すぎて、堪え性のない人なだけに見えてしまうし、アダムに当り散らすのもまた然り。
そして彼女が視聴率目的に、キャスター達に体を張らせるというバラエティー番組のような企画を始めたのが好感が持てなかった。
一言で言えば、プロとしてのプライドを感じさせられなかったのが原因かな。

久々にハズレの映画鑑賞しちまったぜぃ。
でも、劇場に観に行くことを迷っていた作品だったから、DVD鑑賞にしてまだよかったかな。
そのDVDもタダで借りたことだし。(* ̄m ̄)


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キッド

2012-10-05 17:52:28 | アメリカ映画(か行)

2000年 アメリカ作品 104分 ブエナビスタ配給
STAFF
監督:ジョン・タートルトーブ
脚本:オードリー・ウェルズ
CAST
ブルース・ウィリス スペンサー・ブレスリン エミリー・モーティマー リリー・トムリン


■Story

独身のラスは優秀なイメージ・コンサルタントで、著名人にイメージ・アップのためのアドバイスをしている。
ある夜、ラスは自宅で小さな男の子を目撃する。
その時は見失ってしまうが、翌日、もう一度その少年に出会ったラスは、少年が昔のラス=ラスティであると知る。
二人で話をしているうちに、ラスは今の自分が子供の頃の夢をひとつも叶えていないことにがく然とする。
そして、ラスティにもうすぐ訪れる8歳の誕生日が最悪なものであったことを思い出す…。
allcinemaより)


■Review



これを観た人がみんな思うことだろうけど、果たして八歳の時の自分が今の自分を見たら、どう思うだろうなぁ~と考えた。
うーん。会いたいような、会いたくないような…。
一言は言いたいかも。「今の状況が永遠に続くわけじゃないよ。だから今を楽しんで、周りには感謝を忘れないで」って。
でもこのラスティのように過去の自分に会えたなら、こんな説教くさいことを言うだけではなく、過去の自分に教わることもあるかもしれないですね。
やっぱり会ってみたいな。

ブルース・ウィリスとこの子役があまり結びつかない…(´д`ι)
とりあえず、、、髪は豊富だったんだね…。爆

ブルース・ウィリスのこういう役も好きです。
ベイビー・トーク」の声優も務めてるし、子供が好きなのかなぁ~?


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グラディエーター

2012-07-17 19:33:33 | アメリカ映画(か行)



2000年 アメリカ作品 155分 UIP配給
原題:GLADIATOR
STAFF
監督:リドリー・スコット
脚本:デヴィッド・フランゾーニ ジョン・ローガン ウィリアム・ニコルソン
CAST
ラッセル・クロウ ホアキン・フェニックス コニー・ニールセン リチャード・ハリス

■Story

西暦180年。ローマ帝国の治世。
歴戦の勇士として名声を馳せる将軍マキシマスは、遠征先のゲルマニアの地で、時の皇帝マルクス・アウレリウスから次期皇帝の座を託したいと要請を受ける。
だが、これを知った野心家の皇帝の息子コモドゥスは、老父をひそかに殺して自ら後継者を宣言、マキシマスは処刑を命じられた。
処刑者の手を逃れたマキシマスだが、故郷に帰り着くと愛する妻と息子は惨殺されていた。
絶望と極度の疲労の末に倒れた彼は、気づけば奴隷商人に捕らわれの身に。
goo映画より)

■Review

イタリアが舞台の映画を探しています。
ローマの休日」のようなキレイな映画もいいけど、コロッセオも行く予定なので、こういう一面も観ておこうヽ( ゜∀゜)ノワチョチョチョォォィ♪

なんて気軽な気持ちで観たんだけど、、イタイ!イタイよぉ~この映画っ!。゜(゜´ω`゜)゜。
首がゴロッ、胴体真っ二つ、血しぶきどっしゃー!(?)
映像がとてもキレイで、血ですら鮮やかな赤なのでグロくはないんだけど、イタイ!

私のように偏った映画の鑑賞をしていると、有名なのに縁のない俳優が出てきてしまう。
ラッセル・クロウがそうなんだけど、観てみればいい味出す俳優さんですね!(今更かい)
強い勇士でありながら、家族を愛する優しい一面を持ったマキシマスがよく合っていた。「目」が優しいんだよね。
それに対してホアキン・フェニックスが憎たらしすぎる~~~~o(`Д´*)oフガー
彼も「目」が役と合っていて、イっちゃってます。
穏やかそうな目でありながら、冷徹さをも併せ持ってる「目」。それだけ彼も上手い俳優ということなんだけど、本当に憎たらしかった!!

※以下ネタバレ

だからラストは痛快。
マキシマスの死は、愛する奥さんや息子と会えたんだろうなという心穏やかなラストだし、コモドゥスは死体になっても誰からも見向きされず、コロッセオのど真ん中で放置です。ふんっ、ざまぁみろ…(´=ω=。)ボソッ...

ただ、アカデミー賞を受賞するほどの作品かなぁ~?とは少し思う。
結構よくある単純なストーリーじゃないですか。
ラッセル・クロウの主演男優賞は納得なんだけど、よかったのは俳優たちの演技であって、脚本や映像にそんな目新しさは正直感じられなかったです。
俳優たちといえば、リチャード・ハリスが良かった。「ハリー・ポッター」シリーズの初代ダンブルドア。
彼もすごく優しい目をしてるよね。惜しい俳優を亡くしてしまったものです…。

音楽が「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズと似てるなぁと思ったら同じ人でした。使いまわしかい。


改訂新版 死ぬまでに観たい映画1001本 対象作品
(スティーヴン・ジェイ・シュナイダー著/ネコ パブリッシング)


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コーラスライン

2012-07-05 14:38:29 | アメリカ映画(か行)



1985年 アメリカ作品 118分 松竹富士配給
原題:A CHORUS LINE
STAFF
監督:リチャード・アッテンボロー
脚本:アーノルド・シュルマン
CAST
マイケル・ダグラス アリソン・リード マイケル・ブレビンズ テレンス・マン

■Story

ダンサーのオーディションを舞台上で再現させたブロードウェイのヒット・ミュージカルを完全映画化。
ブロードウェイの売れっ子ディレクター・コレオグラファーのザックは、近くにオープンする新しいショーの為、男女各4人ずつのコーラスを選ぼうとオーディションを敢行した。
全体で何人採るかも知らされないまま、ショー・ビジネスに夢を馳せる大勢の若者たちが集まり、その中からとりあえず17人がしぼられた。
何とか選ばれようと、ザックの前で懸命に踊るダンサーたち。
ザックはそんな彼らに肉体的試練と同時に、さまざまな質問を浴びせ、その素顔を浮き彫りにしてゆく…。
allcinemaより)

■Review

月並みな感想だけど、色んな人生があるなぁ~と思わされました。
ただ、舞台だったらいいかもしれないけど、映画にしてしまうと単調だなぁという感じは否めない。(-。-;)
だって、オーディション中の話だから、舞台は鏡があるだけのものだし、衣装はずっとレオタードだし。
なんだか観ているうちに、体が締め付けられて苦しいような感覚になっちゃったわよ。笑
ミュージカルは、「バーレスク」「シカゴ」「ドリームガールズ」「NINE」…豪華なものの方が私は楽しいなぁ。

それに彼らは自分の人生をドラマチックに歌って踊って表現してるけど、それを見守っているマイケル・ダグラスの様子が何だか冷ややかで…。
決してザック(マイケル・ダグラス)は彼らをバカにしているわけではないんだけど、あの冷静さが観客である私から見ると現実に引き戻す要因になってしまった。
おかげさまで、楽しむというよりは失笑続きになってしまいました。

ラストのコーラスラインは見ものです。
あれを見て、「コーラスは目立ってはいけない」という劇中のセリフに納得した。
たしかに、個性が際立っちゃダメだね~。


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告発

2012-01-11 22:09:47 | アメリカ映画(か行)



1995年 アメリカ作品 124分 東宝東和配給
原題:MURDER IN THE FIRST
STAFF
監督:マーク・ロッコ
脚本:ダン・ゴードン
CAST
クリスチャン・スレイター ケヴィン・ベーコン ゲイリー・オールドマン エンベス・デイヴィッツ


【ネタバレ注意】

プリズン・ブレイク」と「ショーシャンクの空に」を思い出した、だなんて安直な感想ですいません…。
更に付け加えるならば、ゲイリー・オールドマンということで「レオン」も…。あぁ、これが自称でも「映画ファン」の感想かよっ。
でも連想させられたのはこの3作。
ヘンリーの最期も「ショーシャンクの空に」での仮釈放の時に自殺してしまった老人を思い出させられる。
念願の物を目の前にすると、人間怖くなるものなのかもしれない。そこまで切望したものが今までにないから実感は湧かないけど、分かるような気がする。

見所は、12キロの減量をして挑んだケヴィン・ベーコンの渾身の演技、ゲイリー・オールドマンの怪演、とあるんだけど、
ケヴィン・ベーコンって元々かなり痩せてるしねぇ。ゲイリーはもっともお得意とする分野だし。
というわけで、キャストよりもヘンリーの心境が一番興味深かった。もちろん実話を基にしている映画なので、ヘンリー本人の心境。
最後の証人喚問で被疑者本人が出るだなんて映画的過ぎでしょと思ったけど、これも実話なのかな?

久々に重厚な、心に残る強烈な作品に出会えました。

ただ一つ文句言いたいのは、作品ではなく字幕…。
1995年なんてそんなに前の作品じゃないのに、このDVDの字幕はひどい。
単語の途中で改行されるし、読みきれない内に次の字幕が表示されてしまう。
映画を観るときは毎回字幕で観てるため、字幕を読むスピードは人より早いと自負している自分なのですが、まったく追いつけませんでした…。
絶対に一秒四文字以上、常用漢字以外も乱用されてるかと。
これでも字幕翻訳かじったことあるんだゾ。フン!(笑)


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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち

2011-10-01 00:47:12 | アメリカ映画(か行)



1997年 アメリカ作品 127分 松竹富士配給
原題:GOOD WILL HUNTING
STAFF
監督:ガス・ヴァン・サント
脚本:ベン・アフレック マット・デイモン
CAST
ロビン・ウィリアムズ マット・デイモン ベン・アフレック ステラン・スカルスガルド ミニー・ドライヴァー


やっぱ名作を言われている作品は観るべきですね。

これだけ映画をたくさん観てきているのに、マット・デイモンの作品を観たことがなかった。というのも、彼の顔が好きじゃないから。何だか怖い顔で。(失礼) それにベン・アフレックもヘナヘナしてるイメージであまり好感がなくて。「そんな彼なら捨てちゃえば?」はよかったんだけど。その二人が十年以上前に書いた脚本って、「リアリティ・バイツ」のような、満ち溢れるエネルギーのやり場を間違えた若者の空回りを描いた作品なのかなぁ、なんて勝手なイメージを作り上げてました。
確かに若者らしい下品な言葉のオンパレードだったけど(やたらファッ〇を聞いたぞ…)、だからこそそれに対するカウンセラーのショーン(ロビン・ウィリアムズ)の人柄や温かさや包容力が際立つ。時たまウィル(マット・デイモン)達が使う下品な言葉を敢えて使って投げ返すのも、本気で向き合ってくれている証として生かされてくる。「レナードの朝」とかぶる役だけど、ロビン・ウィリアムズはやっぱりこういう役がいい。「ミセス・ダウト」みたいなのもいいけどさ。(笑) 
「君は悪くない」
-同じ台詞をあんなに何度も言っても、その「場」が保てる…それどころかウィルの感情の防波堤を決壊させるだけの効力を出せるのは名優ということ。それに応えるウィルのマット・デイモンの演技も良かった。彼の表情だけで、もう台詞はいらなかった。

ラストへの伏線も上手く張られていたので、チャッキー(ベン・アフレック)がウィルを迎えにいった時の彼の「してやられた!」顔には思わず笑っちゃいました。

これからは名作も観ていこ~。絶対見逃してる名作まだまだいっぱいある!!


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キス&キル

2011-09-29 20:02:46 | アメリカ映画(か行)



2010年 アメリカ作品 101分 GAGA配給
原題:KISS&KILL
STAFF
監督:ロバート・ルケティック
脚本:ボブ・デローサ T・M・グリフィン
CAST
アシュトン・カッチャー キャサリン・ハイグル トム・セレック キャサリン・オハラ キャサリン・ウィニック


このキャストなんだから、こういう内容なのは当たり前だよね、というような、予想通りな作品。
敢えて言うならアシュトン・カッチャーがいつものコメディよりもクールでかっこいい役。
製作に携わってるようだから、その辺口出ししたのでしょうか。(笑)

夫婦と殺し屋をキーワードにした作品なら、「Mr.&Mrs.スミス」の方がアクションもストーリー展開も見応えがあるけど、個人的にはブラピよりアシュトン・カッチャーの方が好きなので、良しとしよ。(笑)



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グーニーズ

2011-09-21 20:06:40 | アメリカ映画(か行)



1985年 アメリカ作品 114分 ワーナー・ブラザース配給
原題:THE GOONIES
STAFF
監督:リチャード・ドナー
脚本:クリス・コロンバス 原案:スティーヴン・スピルバーグ
CAST
ショーン・アスティン ジョシュ・ブローリン ジェフ・B・コーエン コリー・フェルドマン ケリー・グリーン


インディ・ジョーンズ」と「スタンド・バイ・ミー」を足して二で割ったような作品。あ、「ホーム・アローン」を足してもいいかも。挙げた三作品の製作年とスタッフを観れば「なるほどなぁ~」という感じです。
当時この作品を観た人は、思い出が重なっていい作品なのかもしれないけど、今回初めてみた私は、「規模の大きい学芸会」を見せられたような印象。
男女の違いもあるのかもしれないですね。
主人公のマイキーが、「ロード・オブ・ザ・リング」のサムことショーン・アスティンだということにビックリ。全然違うー!むしろサムから連想するなら、チャンクのジェフ・B・コーエンの方が当てはまったんだけどなぁ。

なんかせっかくの名作といわれてる作品の感想なのに、しかも久々の更新なのに(とある資格の勉強をしていて、しばらく映画はお預けでした。これからまた観まくるぞー!)、めちゃくちゃしらけた感想になってしまった…。やっぱりアドベンチャー物って苦手なんだよね(^^;)

【字幕翻訳:戸田奈津子】


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キャバレー

2011-07-21 15:10:22 | アメリカ映画(か行)



1972年 アメリカ作品 125分 20世紀FOX配給
原題:CABARET
STAFF
監督:ボブ・フォッシー
脚本:ジェイ・プレッソン・アレン ヒュー・ホイラー
CAST
ライザ・ミネリ マイケル・ヨーク ヘルムート・グリーム ジョエル・グレイ マリサ・ベレンソン


シカゴ」の原作者ボブ・フォッシーが監督、そして「キャバレー」というタイトルずばりそのものから、「バーレスク」みたいな内容を想像してたんだけど、ちょっと違いました。当時のドイツの社会を背景に、ナチスとユダヤ人の関係など、華やかなキャバレーでのショーの合間にドキっとさせられる残酷なシーンがちりばめられてます。最後の1カットも何だか余韻の残す画。サイドストーリーの、めでたく結ばれたユダヤ人夫婦は大丈夫なのかな?「バーレスク」のようにただ華やかなステージを鳥肌たたせながら楽しむ、というような作品ではありませんでした。

というか、、、先ほどから「華やか」という言葉を2回も使ってるけど、正直あまり華やかではないかも…。約40年も前の作品なので当然のことなんだけど、どうも「バーレスク」を観たばかりなのもあって、お遊戯に見えてしまった…( ̄▽ ̄;) 舞台を本業とし、この「キャバレー」でアカデミー賞にも輝いたMC役のジョエル・グレイのショーは見ものだったです。
ライザ・ミネリの目力がすごい。この時代からまつげエクステ?マスカラ&ビューラーは何を使っているのか教えて頂きたい。(笑)


改訂新版 死ぬまでに観たい映画1001本 対象作品
(スティーヴン・ジェイ・シュナイダー著/ネコ パブリッシング)


 
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クール・ランニング

2011-04-09 21:25:07 | アメリカ映画(か行)



1993年 アメリカ作品 98分 ブエナ配給
原題:COOL RUNNINGS
STAFF
監督:ジョン・タートルトーブ
脚本:リン・シーファート トミー・スワードロー マイケル・ゴールドバーグ
CAST
レオン ダグ・E・ダグ マリク・ヨバ ジョン・キャンディ レイモンド・J・バリー


ボブスレーの選手の話で「クール・ランニング」というタイトルを聞いたら、「寒い中走る」って意味か、「かっこよく走る」っていう意味かなぁと思っていたら、「良い旅を」という意味らしいです。〝Good Luck〝みたいな感じなのかな?

この作品は実話に基いているということだけど、冬季オリンピック観てると、南国の選手を見かけることあるよね。普段の練習環境にも、本番の舞台の環境にも大きなハンデがあるので、いい成績が出せない事がほとんどなんだけど、ものすごく応援してあげたくなっちゃう。無事にゴール出来たことでめちゃくちゃ感動しちゃう。それなのに、このジャマイカのボブスレー選手たちは充分にメダルを狙えるタイムまで出してしまったっていうんだから、この時のオリンピックは皆相当盛り上がっただろうなぁ。

本命の陸上でオリンピック出場をかけて選手会に出るが、隣のレーンの選手の転倒の巻き添えをくって出場出来ず→けどオリンピック出場が諦められず、ボブスレーの「ボ」の字も知らないくせに、同じく出場できなかった選手2人(転倒した人本人+巻き添えをくったもう一人)と幼馴染でチームを組んで冬季オリンピックを目指す、というハチャメチャな展開が、雪景色には似合わないジャマイカの南国のノリで軽快に描かれているので、応援したくなるとか心配するとか感動するというよりは、もうそのハチャメチャぶりとアンバランスさを笑うしかないって感じ。とても清清しい作品でした。作品中流れるレゲエの音楽でスーパーマリオ思い出しちゃったよ。

 
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