2012年 アメリカ作品 106分 東宝東和配給
原題:TED
STAFF
監督:セス・マクファーレン
脚本:セス・マクファーレン アレック・サルキン ウェルズリー・ワイルド
原案:セス・マクファーレン
CAST
マーク・ウォールバーグ ミラ・クニス ジョエル・マクヘイル ジョヴァンニ・リビシ セス・マクファーレン(声)
世界一ダメなテディベア、出没。
動いて、喋って、オヤジになった。
■Story
1985年、クリスマスの夜。友だちのいない孤独な少年ジョンは、神様にあるお願いをする。
すると奇跡が起こり、大好きなテディベアの“テッド”に魂が吹き込まれ、人間のように動いて喋り出したのだ。
以来、片時も離れず友情を育んだジョンとテッド。
やがて月日は流れ、27年後。ジョンはすっかりダメ中年オヤジに成長し、一方のテッドは姿こそ昔と変わらない愛くるしさだが、中身はジョンに輪を掛けて不良で下品なエロオヤジになっていた。
そんなテッドの存在に我慢ならないのがジョンの恋人ロリーだった。勝手気ままなテッドのせいでジョンとロリーの生活は引っかき回されっぱなし。ついに怒りが爆発したロリーは、テッドを家から追い出すようジョンに迫るが…。
(allcinemaより)
■Review
出だしは、夢と魔法に満ち溢れ、ディズニー映画のようだった。
「あいらーびゅ」と喋るテディベアはこの上なくカワイイ。
あらあら、下ネタ満載のお下品ムービーだという噂だったけど、意外と涙なんかも出ちゃうお話なんじゃない!?(´;ω;`)ウゥゥ
…なんて期待は、すぐに崩れ去りました。(*゜∀゜)=3
R15なんだから、そりゃーそうか。(苦笑)
姿かたちは変わらないのに、オッサン声になって麻薬と女と酒に興じているテディベアは、本当にエロオッサンにしか見えないから不思議。
私のようにギャップとブラックユーモアが好きな人には、ツボにハマる面白さじゃないでしょうか。
ただ、アメリカのサブカルチャーや映画に通じてないと、我慢が必要なシーンは多々ある。
サム・ジョーンズ、ノラ・ジョーンズ、トム・スケリットらが絡んでくるシーンは、「だれている」と言わざるをえない。
字幕だと、「七五三」「くまモン」「ガチャピン」と、日本人の私たちにもピンと来る言葉に置き換えられるという配慮も数箇所見受けられたが、きっとアメリカ人が観た方が、この映画は楽しめるんだろうなぁ。
「ブラック・スワン」でも気になったミラ・クニスが、やっぱりカワイイ。(*´ェ`*)