1967年 アメリカ作品 107分 UA配給
原題:THE GRADUATE
STAFF
監督:マイク・ニコルズ
脚本:バック・ヘンリー カルダー・ウィリンガム
CAST
ダスティン・ホフマン キャサリン・ロス アン・バンクロフト マーレイ・ハミルトン
とても有名な作品だよね。でも感情移入は出来ない作品だ。。。
自分の母親と関係を持った男なんて、何をされてもなびかないだろーー!とは、織田裕二主演のドラマ「冗談じゃない!」でも思ったこと。
しかもこの作品の二人は一度しかデートをしてない仲ですよ!?
しかもしかも、そのデートの前半はストリップバー(?)に行って微妙な空気になってしまったんだよ!?うーん。分からん。横で一緒に観ていたお母さんは当時映画館で観たようで懐かしがって「当時にしちゃ花嫁をかっさらうなんて斬新なアイディアだったんだよ!」なんて言ってたけど。今はそんな斬新でもないしねぇ
むしろ、女性のほうが気になっている男性の結婚式に乗り込む「クリスティーナの好きなコト」なんて映画もあるからねぇ。(笑)ダスティン・ホフマンのネチネチぶりに腹が立ち、かの有名なサイモン&ガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」の歌声も「ねちっこい!!」なんて思ってしまいました。(苦笑)古き良き名作なんだろうけどねぇ
若かりし青臭いダスティン・ホフマンが見れたのは嬉しかった!というか、なんか照れくさかった。
だってさ、「マゴリアムおじさん」が将来について悩み、年上の女性の誘惑に負けて抜け出せなくて、好きな人が出来てまた悩んで、、なんていう青年になってるんだもん。(笑)
あたしから見れば、ダスティン・ホフマンって絶大な信頼がある俳優。彼が出てくれば話に重みが増すというか、彼が出てる映画ならば面白いんだろう!と思えるくらいネーム・バリューのある俳優さん。だから、「あはは、これがあのダスティン・ホフマンかぁ!」なんて嬉しいやら恥ずかしいやらでした(*´σー`)
これからも古い映画観ていきたいなぁとは思います。
改訂新版 死ぬまでに観たい映画1001本 対象作品
(スティーヴン・ジェイ・シュナイダー著/ネコ パブリッシング)
2003年 アメリカ作品 110分 日本ヘラルド映画配給
原題:SECONDHAND LIONS
STAFF
監督・脚本:ティム・マッキャンリーズ
CAST
ハーレイ・ジョエル・オスメント ロバート・デュヴァル マイケル・ケイン キーラ・セジウィック
うぉぉう。ハーレイ君大人になっちゃったなぁ。ハーレイ君の作品は、「シックスセンス」、「ペイ・フォワード」、「ぼくの神さま」、「A.I」と観て来たけど、今作は少年の面影がなくなってしまいました。声も思春期独特の落ち着かない声。男の人ってさ、この一時期不気味になるよね…。(←失礼)そういえばこれ以降出演作品ないようだけど、今何やってるんだろうね??
この作品は、お涙頂戴ものの感動系だと思ってたんだけど、意外とコミカルな部分もありました。でもね、感動のトコとコミカルなトコが上手く合わさってない印象を受けたんだよねスーパーじいちゃん二人とハーレイ君の主要人物3人はいいんだけど、チョコチョコ出てくるお金目当ての輩達(セールスマンや遠い親戚一家やハーレイ君のお母さん)が何だかオーバーリアクションで浮いてる。感動かコミカルか、どっちかに徹した方がいい作品になったのでは?
むちゃくちゃな爺さん二人はまるで、「最高の人生の見つけ方」の爺さんコンビ。最後まで好きなことを全うして生涯を閉じるのは最高の幸せだと思うし、傍目から見てもカッコいいね。まだまだ先のことだけど、自分も老後亡くなった時は周りに「最後まで○○だったよね。」と笑われちゃうような人生を送りたいなぁと思いました。
【字幕翻訳:川本子】
2008年 アメリカ・イギリス作品 101分 ソニーピクチャーズ・エンタテインメント配給
原題:MADE OF HONOR
STAFF
監督:ポール・ウェイランド
脚本:アダム・スティキエル デボラ・カプラン ハリー・エルフォント
CAST
パトリック・デンプシー ミシェル・モナハン ケヴィン・マクキッド キャスリーン・クインラン
色々なブロガーさんの感想を読み歩いてたら、男性版ベスト・フレンズ・ウェディングと称されてて妙に納得。そして個人的に運命を感じてしまいました。。。どうゆうこと?と言いますと、またこんなトコで個人的な恋愛話暴露してしまいますが(苦笑)、去年ベスト・フレンズ・ウェディングを観た時は、長年付き合ってた彼と終わった時。そしてベスト~は結ばれないラストだったでしょ。今回の近距離恋愛は、なんとその彼と復活しかけててその彼と観に行ったのねそしてこの近距離~はハッピーエンドじゃない?なんか、、、ねぇ、なんなのよねぇ。(笑)
魔法にかけられてでは、現実主義者の子供想いのパパを演じていたパトリック・デンプシーが、今回は憎めないプレイボーイを好演。どちらも魅力ある役で、好きな俳優さんになっちゃいました!ハンナ役のミシェル・モナハンは出演作品を観ると観たことある作品いくつかあるのに、記憶にないんだよなぁ。(苦笑)サバサバした性格で愛嬌のあるハンナ役がすごく合う女優さんでした。
本編中は思わず「分かる~分かる~!」と言いたくなるシーンが多々あったよ。思わず一番「うんうん!!」と思っちゃったのが、トムが別の女性とハンナとよく行くパン屋さんに行ってハンナとよくやるオーダーの当てっこをやろうとしてシラけられた時、そして同じくハンナとよく行く中華料理屋さんに行ってハンナなら絶対オーダーしない揚げ物ばかりをその女性が選んだ時、逆にハンナがコリンのチョコレートケーキを、トムとは当たり前にやってるつまみ食いをしようとしてコリンに「ダメだよ。」と言われた時。それぞれトムとハンナがお互いをかけがえのない人だと認識した瞬間だったと思う。そうそう!こういう二人にしか分からない価値観や言葉が一番大切だと思えちゃうんだよね!!こればかりは新参者には勝ち目ないとこです。ラストまでこの二人のコンビネーションは絶妙。なんて言ったって新婚初夜のベッドでお互い違う名前を平気で呼び合うんだからね。(笑)思わずクスッ(゜m゜*)としたとこでエンディングを迎える、ラストも絶妙なもんでした。
これはDVD買っちゃうかもなー!
【字幕翻訳:戸田奈津子】
2008年 アメリカ作品 124分 パラマウント ピクチャーズ ジャパン配給
原題:INDIANA JONES AND THE KINGDOM OF THE CRYSTAL SKULL
STAFF
監督:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:デヴィッド・コープ
製作総指揮:ジョージ・ルーカス キャスリーン・ケネディ
CAST
ハリソン・フォード シャイア・ラブーフ レイ・ウィンストン カレン・アレン ケイト・ブランシェット
シャイア・ラブーフにはよっぽど縁があるんだろうなぁ。トランスフォーマー、ディスタービア(あ、この記事読むのちょっとイタイなぁ爆)、そして今作と、どれも自分の好みの映画ではなく、観る予定のなかったものばかり。そして毎回いい意味の裏切りにあって面白い。(笑)
インディ・ジョーンズシリーズは大分前に1作目しか観たことありません。2作目が公開された1984年に生まれたんだから、同世代でインディを知ってる人ってあまりいないんじゃないかな。ディズニーシーのアトラクションで知ってます、って感じ。でも意外や意外。すっごく楽しめましたまるでディズニーのアトラクションよりずっと長いアトラクションに乗ってきた気分。スピルバーグにジョージ・ルーカスの、映画バカなお爺ちゃん二人が何の制約もなしに好き放題作っちゃった!って感じのスケールのデカさで、なんかハチャメチャだけどスカッとしちゃいました!コメディ要素もいっぱいでホント面白かった~。やっぱたまには違うジャンルに手を出してみるもんだ。劇場で観れて良かった!
でもさすがにハリソン・フォードは年とったよね…。ハデに格闘するシーンは、攻めの時は「行けー!!」って感じでワクワクするんだけど、その分ハデに殴られたり蹴飛ばされたりするわけで攻撃されてる時は、「老人いたわれよー」と、ちょっとハラハラ。(笑)
シャイア・ラブーフは、トランスフォーマーともディスタービアとも違う青年役で、またまた注目株アップになってしまいました。さすがスピルバーグの秘蔵っ子。最後の帽子のシーンは、「お、インディ引退で、これからはマットのシリーズが始まるか!?」なんて暗示させたのもつかの間、インディが横からサッと帽子を奪うトコは、インディの「俺はまだまだやるぜ!お前は引っ込んでろ。」という無言のメッセージのようで思わず笑っちゃいました。
パンフレットを読むと、スピルバーグ監督が「コレはインディアナ・ジョーンズを知らない人のための映画だ。知らない人に再び紹介することが私達の仕事だ。」と語っているけど、それは大成功と言えるんじゃないでしょうか!
ただ、一つだけいただけないシーンがある。。。それは蟻の大群のシーン。もう見てるだけで痒くて痒くてたまらなくなり、思わず腕を数箇所掻きむしってしまった。。嗚呼、、思い出すだけでまた痒ひ。どうか、、どうか夢には出ないでくれ…
【字幕翻訳:戸田奈津子】
2006年 アメリカ作品 92分 劇場未公開
原題:SAVE THE LAST DANCE 2
STAFF
監督:デヴィッド・ペトラルカ
脚本:クワミ・ナイアニング
CAST
イザベラ・マイコ コロンバス・ショート ジャクリーン・ビセット Ne-Yo
あらぁ。続編ということになってるけど、主人公は勿論、スタッフもキャストも全員前作と違うんだねぇ。続編にする必要ないやん。あんなに支えてくれた彼とも別れちゃったのね。
前作を観たのが約半年も前なので、ちょっと忘れてるっていうのもあるけど、でも前作のが面白かったような気がする~。今回はあまりカッコいいダンスが観れなかったんだもん。劇場未公開っていうのも納得。
これまたすぐ忘れちゃう映画だろうなぁ~ ヾ(@°▽°@)ノあはは
【字幕翻訳:岡田理枝】
2008年 日本作品 136分 東宝配給
STAFF
監督と脚本:三谷幸喜
CAST
佐藤浩市 妻夫木聡 深津絵里 綾瀬はるか 西田敏行 寺島進 戸田恵子
やっと観れたぁぁぁーーー!
その内終わってしまうんじゃないかとヒヤヒヤしたけど、さすが三谷幸喜の作品とあって、公開から一ヶ月経ってるのに上映回数が多いです。
今回も沢山笑わせてもらいましたが、個人的には「THE 有頂天ホテル」の方が好きです。でも登場人物はこの「ザ・マジックアワー」のが好き。
詳しく語りますと、「有頂天ホテル」は出てくるヤツ皆変なのよっ。中心人物は勿論、ちょろっとしか出てこない脇役の脇役までみ~んな変なヤツ。
だから皆好きだったんだけど、でも特別ごひいきのキャラはいなかった。
んで、今回の「マジックアワー」はフツーとは言わないまでも、そんなに変なヤツじゃないキャラも多々いるんです。
笑いを持っていくのは主に佐藤浩市と西田敏行、寺島進のやりとり。だからこの三人大好き!(笑)
特に佐藤浩市は前回の悪徳政治家から一変、売れない心の優しい役者ときたからそのギャプに惚れてしまいました。(笑)一流の役者がやるから面白さ倍増だね
三谷作品はお馴染みの顔ぶれが揃うのも面白さの一つ。
そんな中おそらく初参加になる妻夫木、深津絵里、綾瀬はるかの三人はあまり馴染んでない気がしたなぁ~
お馴染中のお馴染み、戸田恵子さんが出てきた時は嬉しさ倍増っ この方もほんと一流の役者さんだよね~~。「みんなのいえ」だけ未見だけど、我が儘な女優(「ラヂオの時間」)に、姉御肌で優しいホテル従業員、そして今度は出てくるたびに髪型と衣装が違う謎のママ。
三谷作品だけですごい変身ぶりです。(笑)
そういえば、「THE 有頂天ホテル」と同役で出てくる人とはっ!意外中の意外な人でしたっっっノーマークな人だったぁ。
ダブダブかなと思ってたんだけどなぁ。(笑)
2007年 114分 アメリカ作品 東宝東和配給
原題:AUGUST RUSH
STAFF
監督:カーステン・シェリダン
脚本:ニック・キャッスル ジェームズ・V・ハート
CAST
フレディ・ハイモア ケリー・ラッセル ジョナサン・リス=マイヤーズ ロビン・ウィリアムズ
なんか、あまりにもラストが上手く行き過ぎで、、、素直に感動できないあたしは病んでますか?
こういう映画を観ちゃうと、自分の身にもこんな素敵な奇跡が起きると期待しちゃって、でもそんなことが簡単に起こるはずもなく、「ほらね、現実はキビしいのよね…。」なんて一人やさぐれます。(笑)一気にラストですべてが叶ってしまうのは気持ちのいいラストではあるけど、「んなバカなー!」なんて思ってしまったのも事実。うーん。ゴメンナサイ。
売れてる子役が出てる作品を観るのはいつもドキドキするもの。顔変わっちゃってないかな、声変わりしちゃってないかな、と、前までの作品のイメージが一変してしまわないかドキドキ。でも今回のフレディ・ハイモア君は、そりゃ~「ネバーランド」や「チャーリーとチョコレート工場」から見れば大分大人っぽくなってしまったものの、イメージが変わってなくてよかった相変わらず愛くるしいお顔をしてました(*-*) フレディ君の顔大好きなんです♪
肝心の音楽は素晴らしかった。フレディ君のギターのプレイはほんと斬新!でも実はね、全編通して一番心に残ってるのは教会でホープが歌ってた歌だったりしますだって、あの小さな体から出るパワフルな歌声に驚いたんだもーん
ロビン・ウィリアムズのあの笑顔、善人役だとこれ以上に無い愛くるしい顔だけど、悪人役(悪人っていうわけじゃないんだけど。)だとこれ以上に無い憎たらしい顔ですな!
【字幕翻訳:石田泰子】
2003年 203分 アメリカ・ニュージーランド作品 日本ヘラルド映画=松竹配給
原題:THE LORD OF THE RINGS: THE RETURN OF THE KING
STAFF
監督:ピーター・ジャクソン
脚本:ピーター・ジャクソン フラン・ウォルシュ フィリッパ・ボウエン
CAST
イライジャ・ウッド イアン・マッケラン ヴィゴ・モーテンセン ショーン・アスティン リヴ・タイラー オーランド・ブルーム
これでロードシリーズ、再鑑賞終了ですっ。ふーっ、お疲れ、あたし!(笑)
このシリーズのヒーローは、フロドでもない、アラゴルンでもレゴラスでもガンダルフでもない。サムだよねイライジャ・ウッド、ヴィゴ・モーテンセン、オーランド・ブルームを押しのけてまさかの人物がヒーローです。(笑)だから最後は幸せに暮らすサムの姿が見れて嬉しかった!!指輪に苦悩するフロドは、そりゃーすべてを支配し、虜にする大層な指輪だし大変な宿命を背負ってるわけだけど、、、腑抜けのマヌケ。シリーズ通して勇敢なフロドを見てない気が。白目のフロドを何度も見た気が。・・・・ゞ(_△_ )ゞ ヒクッヒクッ これだけ何も出来ない主人公も珍しい気が。長い道中、指輪を持ち続けられただけでも凄いことなんだろうけどさっ。
すべて見終わっちゃうと淋しいなー。スペシャルエディション観てみちゃう!?!?
…もっと長いんだよね。(苦笑)
【字幕翻訳:戸田奈津子】
改訂新版 死ぬまでに観たい映画1001本 対象作品
(スティーヴン・ジェイ・シュナイダー著/ネコ パブリッシング)