pure's movie review

鑑賞した映画の感想です。

イン・ハー・シューズ

2007-08-26 20:35:03 | アメリカ映画(あ行)



2005年 アメリカ作品 131分 20世紀FOX配給
原題:IN HER SHOES
STAFF
監督:カーティス・ハンソン
脚本:スザンナ・グラント 原作:ジェニファー・ウェイナー
CAST
キャメロン・ディアス トニ・コレット シャーリー・マクレーン マーク・フォイアスタイン


はぁ。。。やっぱいい作品だ。
前に劇場で観た時は、「女性って大きく分けたら、マギータイプとローズタイプに分かれるんだろうなぁ。あたしはローズタイプだな。だからマギーみたいな女はホント苦手でも、正直な気持ちは、、、マギーみたいな面も持ち合わせたいし。足して2で割ったような女性になりたいな。」と思ってた。でも今回観てみると全体的にマギーの目線で見てしまい、マギーの方が好きになっちゃってたんだよね。少しはあたし、マギー的要素を含んだ女性になれたってことかしら?(笑)確かにあのマギーのだらしなさには腹が立つし、あんな妹いたら殺したくなると思うけどね。(苦笑)


ほんと~~~にキャメロン・ディアスのプロポーションは抜群だねっ
「自慢は身体よ。」ってセリフが全然嫌味じゃないし。。。ローズがクローゼットに仕舞いこんでる洋服や靴を履いて颯爽と歩く姿は本当に素敵だった。う~ん。着もしない服や靴を買い込んでクローゼットに仕舞いこんで自己満足。ちょっと心当たりが。(苦笑)着こなせるよう努力しなくちゃねぇ~。マギーがおばあちゃんの元を訪ね、老人ホームで働くようになってからは、内面の輝きも加わってますますキレイでした

【字幕翻訳:松浦美奈】


TAXi4

2007-08-26 13:02:18 | フランス映画



2007年 フランス作品 91分 アスミック・エース配給
原題:TAXi4
STAFF
監督:ジェラール・クラヴジック
脚本・製作:リュック・ベッソン
CAST
サミー・ナセリ フレデリック・ディファンタール ベルナール・ファルシー


ついさっき観終わって帰ってきたばっかりなんだけど、、、何も印象に残っていないっつ~のが正直な感想だったりしますTAXiシリーズ大好きなんだけど、映画館で観るのは初めて。だから期待大だったんです。。。期待しすぎちゃったかなぁ。

とにかくマルセイユ警察全員アホ。そして署長はアホ。署長のアホは毎回のことだけれども、さらに磨きがかかってます。そんなアホ揃いなため、エミリアンのアホっぷりが光らないんですよむしろフツーの人に見えてくる。。。そして前3作までお約束だったエミリアンのゴミ箱行きがない!!ショックです。。。

初めての劇場鑑賞ってことで、ダニエルのあの暴走っぷりも臨場感満載で観れると期待したのに、暴走シーン少なっ。改造もあまりバージョンアップを感じられなかった…。

そして何より、リリー(マリオン・コティヤール)が出ないのが違和感ある!!公式サイトやgoo映画のキャストを見て、「もしかしてリリー出ないのかな?」と思ってはいたものの、ビンゴ マリオン・コティヤール最近大活躍だもんね。出演断ったのかな。


でも今回新しく加わった、エミリアンとダニエルの息子達はかわいかった~とくにエミリアンの息子がハンサムなんだけど、ダニエルの息子は本当にサミー・ナセリに似ていたので思わず笑っちゃったよ。ちゃんとおそろいで剃りこみも入れてるしね!

【字幕翻訳:寺尾次郎】


トランスフォーマー

2007-08-18 21:21:37 | アメリカ映画(た行)



2007年 アメリカ作品 144分 UIP配給
原題:TRANSFORMERS
STAFF
監督:マイケル・ベイ
脚本:アレックス・カーツマン ロベルト・オーチー
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
CAST
シャイア・ラブーフ ミーガン・フォックス ジョシュ・デュアメル ジョン・ヴォイト


実は、、、あたしはこの手の映画が苦手…迫力ある映像が観たくて映画館に行く事は稀にあるけど、DVDではあまり観ないジャンルです。。。だからトランスフォーマーの予告を観たとき、行こうか行くまいか、50:50だったんだよね~。っていうか70:30で「行かない」に傾いてたかも?でも評判が良かったし、地元のシネコンのポイントがたまってタダということもあって観に行ってみたのさそしたら、、、

なかなか面白かった!

宇宙人だかロボットだか知らんけど、なんか得体のしれない機械人間の戦闘モンだと思ってたら、違ったんだよね。確かに得体の知れない機械が地球を侵略する話なんだけど、その侵略者の中に人間の味方をするヤツもいれば、主人公のデートで粋な演出をしてくれる憎めないヤツもいるわけで。何だか新鮮で面白かった!主人公の家族に気付かれないよう、トランスフォーマー達が家に張り付いて巨体を隠したり、車に変身したり(と言っても大勢いたもんだから庭が駐車場状態)するシーンは爆笑!「(同じ監督の)『アルマゲドン』よりすげぇ!」と「(製作総指揮のスピルバーグの)宇宙人?『ET』か?」発言には思わず噴出しちゃった!

画面いっぱいいっぱい迫力シーンが続いてなんかスカッとしたよ。たまにはいいね!チョイ役だったけど、「プリズン・ブレイク」のスクレが出てたのも嬉しかったなぁ~

【字幕翻訳:松崎広幸】


TAXi3

2007-08-18 15:40:27 | フランス映画


2003年 フランス作品 87分 アスミック・エース配給
原題:TAXi3
STAFF
監督:ジェラール・クラヴジック
脚本:リュック・ベッソン
CAST
サミー・ナセリ フレデリック・ディファンタール ベルナール・ファルシー バイ・リン


前TAXiシリーズを観た時は、面白かった順番が、1>3>2だったんだけど、今回またシリーズ通して鑑賞しての順番は、2>3>1になってしまいましたまっ逆さまだね。(笑)

この3はカーアクションが控えめになってしまったとの不満の声が多かったらしいけど、あたしは逆にシリーズ通して一番スピード感があったように思えたけどなぁ。確かに雪山に入っちゃってからはあまり感じられなかったけど、冒頭のシルヴェスター・スタローンが乗った時の暴走は「お!何か今までとは違うんじゃない!?」と思った車に酔った事無いのが自慢なので、ちょっと乗ってみたいと思った。(笑)

ただ、なんかエミリアンがちょっと控えめ?相変わらずアホばっかりやってるけど、なんかシラけてる??と前半ちょっと不満に思うも、ラストのぺトラのシーンでやらかしてくれた。(笑)相変わらず署長もアホ。明らかに怪しい中国人に完全にやられてます。「ばんざーい」が聞けたのは嬉しかったな。どこで覚えたんでしょ?(笑)あー、笑った笑った!!

ついに来週は4が公開だよぉ~!気付けば1から10年も経ってるんだね。スゴイっ!!でもなんか吹き替え版をオリラジがやってるらしく、それが話題になってるよね。。。近所の映画館、吹き替え版しかやらなそ~だな~~~やだな。。。あと、ぜひぜひTAXiシリーズのDVDボックスを出して欲しいんだけど、、3作品それぞれ配給会社が違うから(3と4は一緒みたいだけど。)無理なのかなぁ


【字幕翻訳:寺尾次郎】

プラダを着た悪魔

2007-08-17 00:45:33 | アメリカ映画(は行)


2006年 アメリカ作品 110分 20世紀FOX配給
原題:THE DEVIL WEARS PRADA
STAFF
監督:デヴィッド・フランケル
脚本:アライン・ブロッシュ・マッケンナ 原作:ローレン・ワイズバーガー
CAST
メリル・ストリープ アン・ハサウェイ エミリー・ブラント スタンリー・トゥッチ


DVDが1900円で売っていたので、買っちゃいました

本当に就きたいと思ってる仕事の、土台として就いた仕事の上司が最悪。そして仕事も激務。まさに自分の状況と当てはまるわけですよ~今はやっと仕事が認められて、むしろその上司とは仲が良くなってしまったんだけど…。(笑)当時はあのネチネチ攻撃と理不尽な物の言い方によく泣かされてました年中トイレに駆け込んで号泣してたもんなぁ。よく耐えたあたし人間関係を築くのはあまり得意ではないあたしは、いつも同じ環境に苦手な人がいるとすぐ逃げてたので、今、上司と上手くやれてることは自分の中ですごい自信になってたりします!

話がそれちゃったけど、、、そんな経験をしてるから、アンディにすごく感情移入しちゃうわけですよ。アンディは、ミランダのアシスタントの仕事は、「本来の目的を見失い、家族や恋人や友人という何よりも大切なものを失いかねない。」という結論に達して辞めてしまうわけだけど。。。今のあたしはその道を選ぶ勇気がないんだよね。本当に就きたい仕事のコネ探しもあるし、それにもうちょっと頑張ればもっと認めてもらえるんじゃないか、、という期待もあって、かれこれ2年今の職場にいます。だから、アンディにはもうちょっと続けて欲しかった気もするし、相反して自分の気持ちに正直になれたアンディを羨ましいとも思う。でも、一つだけ言わせて貰うと、アンディの彼は何よりも大切なものに気付かせてくれた人として描かれてるけど、彼の「誠実に仕事するなら君がストリッパーでも関係ないんだ。君は靴や服やバッグに魂を売った。」という言葉には納得出来なかった。靴やバッグや洋服に、情熱を捧げるのが女として悪いかな?アンディの仕事は誠実じゃないの?逆に仕事に誠実すぎるがゆえに私生活に支障が出ちゃったんじゃないの?ってゆーか、ただ彼女と居る時間が激減したことに対する攻めの言葉でしょ?と思った。

それにしてもメリル・ストリープはさすが大女優本当に憎たらしかったね~~~。(笑)あの「これ以上は何も言うな」の意味を持つ「That's all.」言うだけ言って勝手に終わらすなっっっってムカムカ。同じ事やられたなぁと新人の頃を思い出しちゃいました。(笑)でもメイキングを観たら、メリル・ストリープが数々の服やバッグを投げつけるシーンで何度もミスをしてるのに思わず(* ̄m ̄)プッ なんかミランダが可愛く見えた。(笑)

もしかして今回の感想文、、、前代未聞の長さ行ったか?

【字幕翻訳:松浦美奈】

TAXi2

2007-08-13 22:22:25 | フランス映画


2000年 フランス作品 88分 日本ヘラルド映画配給
原題:TAXi2
STAFF
監督:ジェラール・クラヴジック
脚本:リュック・ベッソン
CAST
サミー・ナセリ フレデリック・ディファンタール マリオン・コティヤール エマ・シェーベルイ


映画って観る時期によって感想が変わるって本当っっ!!
実は昨日、前作のTAXiを観た時、「前ほど面白いと思わないなぁ~」と思ってたんだ。んで、逆にこの2作目は前回観た時より面白いと思った!!前観た時はあまりにも変な日本の描き方にしらけた記憶があるんだけど、今回はそこがツボってよく吹き出してました(* ̄m ̄)プッ 出てくる日本人みんな変なんだけど(っつーか登場人物全員変だけど)、不思議とフランス語の会話の中で彼らが日本語を喋りだすと聞き取れないの。(笑)字幕も出ないから一瞬「あれ?何て言った?」って慌てちゃった。

あとシリーズ物って続けて観たほうが色々気付いて面白いね。前作でダニエルのタクシーに乗って酔った客がまた乗り込んできて、ダニエルを見た瞬間逃走するとか。前作との細かいリンクに気付いて面白い。相変わらず愛するエミリアンはゴミ箱に突っ伏してたし( ´,_ゝ`)エミリアンが免許取っちゃぁ~ダメでしょ。

一つ気になったのが、ぺトラってトイレで誘拐された時、パンティー置いていったよね、、。でも、得意の空手で敵をかたっぱしから倒してた時、スカートめくれて丸見えだったけど、しっかりパンツはいてたよね。期待してたのに残念っ。(爆)

次は3だー。

【字幕翻訳:古田由紀子】

TAXi

2007-08-12 20:10:12 | フランス映画


1997年 フランス作品 85分 コムストック配給
原題:TAXi
STAFF
監督:ジェラール・ピレス
脚本:リュック・ベッソン
CAST
サミー・ナセリ フレデリック・ディファンタール マリオン・コティヤール エマ・シェーベルイ


フランス映画で、数少ない好きな作品です!フランス映画独特な雰囲気がないんだもん!(フランス映画ってよく理解できない作品が多くて)もうすぐ4が公開だよね~~~。楽しみ楽しみっ!!というわけで1作品目から再度鑑賞です。

やっぱりこの作品で愛すべきキャラはこの上ないアホのエミリアンだよね。顔もなかなかハンサムなので、尚更愛しい。(笑)派手なカーアクションはCG無しのすべて実写だそう。ふ~~~~ん。すげぇ。でもあたしにとってのTAXiの魅力はエミリアンだから、どうでもいいや。(爆)あと、ダニエルの恋人役のリリーがめちゃめちゃキレイだと思った!

リュック・ベッソンの映画を観ると、つくづく感性が合う人だなぁ~って思うんだ。ちょっとしたとこで「プッ」と笑ったり感動したり。。。「TAXi」は感動はないケド。(笑)

早く4みたいなぁ~~~

【字幕翻訳:古田由紀子】

ニュー・シネマ・パラダイス(初公開版)

2007-08-06 00:07:02 | フランス映画



1989年 イタリア/フランス作品 124分 ヘラルド・エース配給
原題:NUOVO CINEMA PARADISO
STAFF
監督・脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ
CAST
フィリップ・ノワレ ジャック・ペラン サルヴァトーレ・カシオ マルコ・レオナルディ アニェーゼ・ナーノ


会社でこの映画の話題が出て、先輩達が口を揃えて「いい映画だよっっ!!」と熱く語りだしたので、ついその場でamazonで購入してしまった作品です。評判通り本当にいい作品でした。

でもね、、、

先輩達は「これで泣けなかったら鬼!」「もう号泣だからっ!!」と口を揃えてたんだよね。。でもあたしは泣けなかった~~。あたしは鬼かー!泣けない自分に泣けてきたぞ~~~

泣くと言うより、あたしはじ~~んと胸が熱くなったんだよね。アルフレードが残した言葉、そしてラストのフィルム、一つ一つが深くて、重くて、温かくて素晴らしくて…。これからも映画人生は長く続くだろうけど、忘れられないラストだと思う。

一番の見せ場は、トトとアルフレードの絆なんだろうけど、あたしは人々と映画という娯楽との関係にも感慨深くなったな。ちょうどこの映画を観る前、翻訳者の戸田奈津子さんの本を読んでたんだ。「3度のメシよりも映画が大好きで、ビデオもDVDもない昔は、(この作品を観れるのは)一生涯で一度きりだ!と思いながら映画館に行くもんだから、全神経集中で映画で英語の勉強なんか出来なかった。今は好きな時代の好きな映画を好きな時にいつでも観れて羨ましい。」と戸田さんは語っていたけど、本当にビデオもない時代はこんな風に、映画館での2時間に場内全員が全神経を集中して一喜一憂して鑑賞してたんだろうなぁと思った。今は本当に恵まれてる時代だと痛感したけど、でも、こんな映画人生も素敵だなぁ~と憧れもしたな。作品一本一本が、思い出深いだろうなぁ。

本当に心が温かくなった作品でした

【字幕翻訳:吉岡芳子】


改訂新版 死ぬまでに観たい映画1001本 対象作品
(スティーヴン・ジェイ・シュナイダー著/ネコ パブリッシング)


カーズ

2007-08-03 23:52:40 | 海外アニメ



2006年 アメリカ作品 122分 ブエナビスタ配給
原題:Cars
STAFF
監督:ジョン・ラセター
脚本:ジョン・ラセター ドン・レイク
CAST【声の出演】
オーウェン・ウィルソン ポール・ニューマン ボニー・ハント ラリー・ザ・ケイブル・ガイ


評判もイイみたいだけど、本当に面白かったよ~
車の擬人化なんて、設定を聞いただけじゃつまらなそうじゃん?というか、ピクサーの作品っていつも設定だけを聞くとつまらなそ~って思うし、キャラクターも可愛くないなぁって思うんだけど、実際観てみるとこの世界観にハマっちゃうんだよねっエンドロールの「モンスターズ・インク」や「トイ・ストーリー」のパクリも面白かった。ピクサーの作品って結構深いんだよね。映画やその他の知識でも、あればあるほどジョークやパクリに気付く。あたしは車の知識は皆無なんだけど、知ってればもっと面白いシーン見つけられるかもね

でも一つ不満があるとすれば、ちょっと長いかも…。1時間半くらいでまとめて欲しかったな~。途中ダラ~とするシーンが長かった気がする・・・。

【字幕翻訳:?】