かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

鏡開き

2007年01月11日 18時35分57秒 | 雑談
今日は鏡開きの日である。我が家にも鏡餅(つくりもの)が飾ってあったが、その中の餅がお汁粉になるのであろう。本当は餅でできた鏡餅を割って作るのだろうが、我が家ではそういうことはたえてない。ただし、切り餅は大量にあるらしく、せっせと食べている今日この頃である。餅は好きなのでそんなに苦にはならないが。
さて、レポートを書いていて思ったことだが、電子化された情報というのは扱いが非常に難しい。コピーされても劣化しないうえに、広まるスピードも桁違いである。取り扱いが便利というのは誰にでも便利であることが多く、いわば副作用として扱い方の問題が出てくるということらしい。便利なのは自分だけということはありえない。十人十色といっても、ある程度は皆同じということ。
だから、自分がそうだと思ったことは他の人にも同じということは往々にしてあるわけで、しかも自分にとってだけであってほしいと思うことがそうではないということはその中でも目立ってしまう。実に残念なことである。

診断学実習最終回

2007年01月10日 19時44分37秒 | 実習
ずっと春から続いてきた診断学実習も今日で最後。時間割上は来週の月曜日にもう一回あるのだが、これはOSCEの説明ということで事実上今日が最終回というわけである。今日はOSCEの練習。ブロックに分けて1人ずつ違う部分の診察をやった。バイタルサイン・頭頸部・胸部(肺)・胸部(心臓)・腹部・神経診察(脳神経)・神経診察(上肢&下肢)を代わる代わるやったわけである。私は胸部(肺)があたった。そして、頭頸部の患者役だった。
さて、OSCEで大事なのはたとえわからなくてもとにかくハッタリをかますことである。おどおどしては絶対にいけない。どうしてもわからなければ「異常ありません!」で次に進むべきである、ということを教わった。とにかく堂々たれということである。最初は良かったのだが、背中側に回って打診をしたときに思ったような音が出ず(実は問題なかった)、そこでハッタリが解けてしまった。あとは聴診で終わりなのだが、急にしどろもどろになってしまった。やはり練習を積まないといけないらしい。OSCEの本番は27日なのであと2週間強。ひまをみては練習をしなければ。
学校外でもやれることはやっておきたいものだ。

核についての論議~病理学各論本試験

2007年01月09日 20時38分49秒 | 試験
今日は午後から病理学の試験があった。時間割を見て1時からだと思って余裕を持っていったら、なんと1時半からだという。それならもっとわかりやすいところに書いてあればいいのに。逆のパターンだったらえらいことである。
試験はスライドから50問と記述問題が20問。スライドは1枚1分なので事実上50分はかかることになる。記述問題が20問というのは予想外だった。スライドの中には見たことのあるものもあったし、選択肢から答えがおおよそ推定できるものもあった。問題は記述のほうで、こちらについてはうろ覚えの知識でなんとか書くしかなかった。そんなに多くの記述を要求されないので、必要なところだけ書けばいいのだが、いかんせん対策が難しい。おまけに、かけられる時間もそんなに長くはない。それが困ったもので、今回は珍しく90分フルに時間を使ってしまった。
何だか去年よりも問題が難しかったような気がした。きっとそう思っているのは私だけではないはずである。
試験が終わったら気が抜けて一気に眠くなってしまった。

冬休み最終日=成人の日

2007年01月08日 17時59分30秒 | 一般
成人の日が1月の第2月曜日になったのはいつのことだっただろうか。もうじき誕生日を迎えるのだが、奇しくもちょうど20歳の誕生日がその年の成人の日だった。今年は今日1月8日が成人の日になったわけで、各地で成人式が催されたのだろう。と同時に、例年通り「荒れた」所もあったのだと思う。
それはいいとして、今日で冬休みは終わりである。でも、冬休み明けは別にそんなにいやではない。むしろこの日を楽しみにしていたところがある。試験がそんなにうれしいわけではない。最近ずっとスライドの画像を見ていて、どこがおかしいのかというよりもパターン認識に近いような気がしてきた。
とりあえず、今日が早く終わってほしい。

七草

2007年01月07日 16時51分39秒 | 雑談
今日は1月7日。朝七草粥を食べると今年一年元気で過ごせるという。今日成人式を行う自治体もあるとか。私のところでは明日やるようである。まあそれはそれぞれの自治体ごとに違うものなので、とやかく言うことでもない。
七草。セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロの7つである。これは昔の呼び方なので、今の呼び名とは違うものもある。たとえば、スズナはかぶのことだし、スズシロは大根である。
古くから言われていることには何らかの意味があることが多いので、一概に迷信だと切って捨てるのもよくないだろう。最近になってそう考えるようになってきた。以前に比べると考え方にラディカルさが薄れてきたように思える。要は丸くなったというのに近いかもしれない。寛容になったというのだろうか。ムッとしてもちょっと立ち止まって考えるというステップが増えたのも最近のことである。もっとも、そんな歯止めが利かないほど逆上したときはその限りではないが。
なお、間違っても七草を「しちぐさ」と読んではいけない。「いじわるばあさん」にそんな話があった。

違いのわかる目

2007年01月06日 18時38分30秒 | 一般
今病理学の勉強をしているのだが、標本を見ても恥ずかしながらどうおかしいのかがよくわからない。言われてみれば確かにそうなのだが、自分ではなかなかわからない。正常な状態だとどうなっていて、異常だとどういう風に変わるのかというのを知らなければならないのだが、正常なのがわかっていないからいけないのだろう。X線写真を見るときもまた然り。
何が見えていてどう見えるべきなのかをわかっていなければ、おかしいなどとわかるはずがない。基準があってはじめて違うものができるのだから。
そういうわけで、今は必要な知識を本から得つつ、顕微鏡の写真を見てどこがおかしいのかをわかろうとしている最中である。病理学の教科書が1冊しかなくて、載っていないものはどうしようと思って家の中を探していたら、うまいことに20年以上前の病理組織アトラスを発見した。そんなに違いはないだろうからこれで十分役に立つだろう。以前整理したときのかすかな記憶を頼りに探したのだが、記憶が間違っていなくてよかった。

肝はどこにあるか

2007年01月05日 21時21分20秒 | 雑談
これは以前私が組んだプログラムの一部である。
function check(j,k:integer):boolean;
 var c : integer;
 begin
  check:= true;
  for c := k+1 to n do begin
   if j = a[c] then check := false
   else if j + c - k = a[c] then check := false
   else if j - c + k = a[c] then check := false
  end;
 end;
procedure printout;
 var c,d : integer;
 begin
  writeln(' No.',b);
  b := b+1;
  write(' ');
  for c := 1 to n do write(' ',c);
  writeln;
  for c := 1 to n do begin
   write(c);
   for d := 1 to n do begin
    if d = a[c] then write(' Q')
    else write (' ');
   end;
   writeln;
  end;
 end;
procedure put(k:integer);
 var c : integer;
 begin
  if k = 0 then printout
  else begin
   for c := 1 to n do begin
    a[k] := c;
    if check(c,k) then put(k-1);
   end;
  end;
 end;
これは「8クイーン」という問題を解くために組んだものなのだが、当の本人もだいぶ昔に組んだものなので忘れている。8クイーンとは、こういう問題である。
「チェスのクイーンを互いに利き筋に入らないように配置せよ。」
とりあえず、これらは全部サブルーチンでメインプログラムはこの後に少しだけ用意してある。しかし、機能はこの3つのサブルーチンでだいたい決まっている。このうち、printoutというのは文字通り表示するためのサブルーチンである。checkは要するに利き筋にあるかどうかを判定するための関数で、返ってくる値はtrueかfalseである。aは配列変数で、行の値に対応してクイーンのある列の値を格納する。bとnは便宜上ある整数型変数である。putはaに値を代入する部分である。再帰的にどんどん値を入れていくようになっているため、nが大きいと計算量がさらに多くなってしまうのが難点である。しかも、このプログラムでは答えは出るのだが、本質的に同じ答え(回転させたり、鏡に映したりすると重なるもの)を区別できず全部表示してしまう。そこを直す必要がある。
最近遠ざかっていたので、思い出すまでが一苦労だ。

My携帯論

2007年01月04日 21時55分03秒 | 雑談
もうだいぶ長いつきあいになる。外の世界とのつながりを保ってくれる貴重な道具である。大学1年の冬に今の機種に変えたのでもう3年ほど使っている。巷にはFOMAが出回っているようであるが、まだmovaを愛用している。もうはやだいぶ古い部類に属するためか、ついていない色々な機能を使ってみたくなるのが悔しいところである。しかし、まだそんなにガタがきているわけでもないのでやっぱり替える気にはあまりならない。色々な機能が付いているということは、裏を返せばそれだけ習熟に時間を要するということであり、替えるとしばらく不便な思いをしなければならないというのがある。
色々な機能があると使ってみたくなるが、中でも誰から着信があるかわかるようにするところにだいぶ凝っている。そうなるととことん凝ってしまうのは昔から変わらないのだが、着信音・メール着信音・ライトの色をグループごとあるいは特定の個人に割り当てている。しかも、着信音はでたらめではなくて連想でだいたいわかるようにするために自分の曲のイメージで選んでいるので、聞かれたらセンスの程がばれてしまうかもしれない。
そんなわけでもはや切っても切れなくなってしまっている。そろそろガタが来はじめてもおかしくはないが、それまでは使うことにしよう。最近アイコンに隠しがあることを知って、面白いアイコンにしている。

三が日最終日

2007年01月03日 21時39分16秒 | 一般
今日でとりあえず年始のお祝い期間は終わりで、明日からだんだんいつも通りに戻っていく。おとそ気分もまあ今日までにというわけである。
そんなわけで、今日は貴重な最後の休日ということになる。だからといって特別なことをしたわけではない。箱根駅伝をずっと見ていれば昼過ぎまでは忙しい。ちょうど昼食の調達に行かされた折に、家に届いた年賀状をおさえることができ、そのなかから自分の分を抜き取ってから持っていった。元日に自分に届いた年賀状をいちいちチェックされたのでそういうのはいただけないと考えて、さきに握りつぶしてしまうことにした。その中にはあまり家族に見せたくないものもあったわけだが・・・その点ついていたといえよう。
一応、書いてない人から年賀状が届いた場合に備えて数枚は予備を用意してあるが、使い切る心配は多分ないだろう。きちんと印刷はしてあるので宛名書きさえしてしまえば送ることはできるようになっているのだが。追加生産も面倒なのでまあいいだろう。

お年始のご挨拶

2007年01月02日 17時15分35秒 | 一般
今日は母の実家まで行ってきた。正月二日に年始の挨拶をするためである。京浜急行にしばらく乗っていくのだが、久しぶりのことでいろいろと違うことをみつけて面白かった。
伯父一家と会うのもまた久しぶりだった。すっかりごぶさただった。同世代の中では私が一番年上なのだが、まあ私が年をとった分だけ皆も年をとっていて、従兄弟も大学生・高校生になっていた。以前はどんなだったか全く覚えていなかったため、初めて見るも同然であった。
色々と話ができて楽しかった。なかなかないことだけに、こういうときでもないと話はできなかっただろうからいいことだ。
朝箱根駅伝を見ていたが、今年もなかなか面白いことになりそうだ。最後の山登りは凄まじかった。実にいいものを見せてもらった。