わりとよくあることだが、何らかのリソースを使うのであればそれに見合うだけのものを要求する。つまるところ、コストに見合うベネフィットを求めるわけだが、これは裏を返せばベネフィットの見込みのないところには投資はないということでもある。すると、いきおい即効性のあるところに投資が集中することになる。無論、効率よく振り分けるのは大事なことである。
しかし、万事がうまくいくとは限らない。最初から役に立つことを求めないものはまったく顧みられることがないということになる。つまり、役に立たないものはないも同然ということになってしまう。これは極論ではあるが、効率を求めるととかくそういうことになりがちである。
余裕が全くないのなら仕方がないことかもしれない。そんな中で将来役に立つかわからないし、ひょっとしたら全く役に立たないかもしれないことにも目を向けられたら。「無用の用」とはそんなもののような気がする。
しかし、万事がうまくいくとは限らない。最初から役に立つことを求めないものはまったく顧みられることがないということになる。つまり、役に立たないものはないも同然ということになってしまう。これは極論ではあるが、効率を求めるととかくそういうことになりがちである。
余裕が全くないのなら仕方がないことかもしれない。そんな中で将来役に立つかわからないし、ひょっとしたら全く役に立たないかもしれないことにも目を向けられたら。「無用の用」とはそんなもののような気がする。