かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

少人数教育

2007年01月23日 17時53分11秒 | 一般
とはいえ、さすがにサシはあまりよろしくないような気がした。今日はみんな来るだろうと思ってチュートリ部屋に行ってみたら、他に1人しか来なかった。しかも、それが女子だから大変。さすがに胸部や腹部の診察はできない。なので、できる部分だけをやらせてもらった。ここしばらくの懸案だった反射はわりとうまくできた。しかしまだ要練習といったところか。
頭頸部は相変わらずやることが多くて難儀している。顔を見ては顔色・表情および左右差・浮腫・発汗過多・多毛に、頭髪を見ては色調に、頭皮を見ては皮疹・瘢痕・腫瘤にそして頭蓋の変形・圧痛・腫瘤に言及しなければならないのだから困る。唇を見てチアノーゼ・水疱・色素沈着・潰瘍になど見ていられるものか。目を見て眼瞼下垂・左右差の有無を見なければならない。その後は瞳孔と虹彩の形と大きさである。
脳神経の診察は何とかなった。上肢の神経診察も大丈夫そう。バイタルは問題なし。でもバイタルだけでは出題されないようだが。
また明日行ってみよう。