POWERFUL MOMが行く!
多忙な中でも,美味しい物を食べ歩き,料理を工夫し,旅行を楽しむ私の日常を綴ります。
 





 アメリカ合衆国ジョージア州アトランタ(1600 Clifton Rd. Atlanta, GA 30333, USA)に「疾病予防管理センター(Centers for Disease Control and Prevention、CDC)というアメリカ合衆国保健社会福祉省(United States Department of Health and Human Services)所管の感染症対策の総合研究所があります。

 そこが次のような文章をホームページに掲載しています。

Stop the Spread of Germs that Make You and Others Sick!
 (人々を病気にする細菌の広がりを防いでください!)
Serious respiratory illnesses like influenza, respiratory syncytial virus (RSV), whooping cough, and severe acute respiratory syndrome (SARS) are spread by:
・Coughing or sneezing
・Unclean hands

 (インフルエンザ、RSウイルス感染症、百日咳、重症急性呼吸器症候群(SARS)のような重い呼吸器疾患は、
 ・咳またはくしゃみ、
 ・汚れた手
 で広がっていきます。)
To help stop the spread of germs,
・Cover your mouth and nose with a tissue when you cough or sneeze.
・If you don't have a tissue, cough or sneeze into your upper sleeve, not your hands.
・Put your used tissue in the waste basket.

 (細菌の広がりの防止に役立つには、
 ・咳やくしゃみをするときは、ティッシュで口と鼻を覆ってください。
 ・ティッシュがなかったら、上腕で覆ってしてください。手で覆ってはいけません。
 ・使ったティッシュはゴミ箱に捨ててください。)
Clean your hands after coughing or sneezing
・Wash with soap and water.
  or
・Clean with alcohol-based hand cleaner.

 (咳やくしゃみをした後は、手を洗ってください。
 ・石鹸と水洗ってください。
  または
 ・アルコールを主成分とする洗浄液できれいにしてください。)
Note: You may be asked to put on a surgical mask to protect others.
 (注:他の人に感染させないためにマスクをするようにお願いされることもあります。)

 日本の厚生労働省も感染症対策として次のような文章をホームページに掲載しています。

「咳エチケット」
○咳・くしゃみが出たら、他の人にうつさないためにマスクを着用しましょう。マスクをもっていない場合は、ティッシュなどで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m以上離れましょう。
○鼻汁・痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨てましょう。
○咳をしている人にマスクの着用をお願いしましょう。
※咳エチケット用のマスクは、薬局やコンビニエンスストア等で市販されている不織布(ふしょくふ)製マスクの使用が推奨されます。N95マスク等のより密閉性の高いマスクは適していません。
※一方、マスクを着用しているからといって、ウイルスの吸入を完全に予防できるわけではありません。
※マスクの装着は説明書をよく読んで、正しく着用しましょう




 私たち家族は普段から人込みに出るときには、マスクを着用しています。妻は以前から「声」を守るためマスクをするのが習慣でした。私は最初、周囲から奇異の目で見られるのを嫌ってマスクをしていませんでしたが、「花粉症」を発症してからは、必要に駆られて(花粉症の時期に先立ってマスクをしていると症状が軽くて済む)マスクを日常するようになって抵抗感が薄れました。花粉症の時期になるとマスクをする人が以前と比べて非常に多くなって、花粉症は憂鬱ですが、マスクをすることの憂鬱はありません。

 電車に乗ると、マスクもせず、咳やくしゃみをする人をよく見かけます。こういう人たちに「咳エチケット」を理解してもらいたいものです。ウイルスの感染拡大に手を貸しているのです。妻は、「咳エチケット」が身についていないからウイルスに感染しやすいし、また、人にも感染させるのだと言います。健康な人にとって、適切な治療を受けるならば、現状でのインフルエンザは怖い病気ではありません。しかし、「ハイリスク群」の人たちには死に至る「大きな脅威」なのです。厚生労働省のホームページにある次のグラフを見てください。インフルエンザによる死亡者の大きな割合を65歳以上の人が占めているのを見てとれるでしょう。



(参考)新型インフルエンザ」と「ハイリスク群」と暑さに弱いウイルス

 日本でも高校生を中心にインフルエンザA(新型インフルエンザ)の「感染爆発」が起こっています。あなたの身を守るのが第一義ですが、高齢者などの「ハイリスク群」の人たちを守るためにもマスクをしましょう。

 2009年5月16日配信の時事通信の記事からです。

 国土交通省は16日、国内で初の新型インフルエンザ感染が確認されたのを受け、鉄道、バス、船舶、航空の公共交通機関と旅行業界に対し、マスク着用やせきをする際のエチケットを呼び掛けるポスターの掲示やアナウンスを実施するよう要請した。さらに、事業継続による輸送力の確保、各社の職場での感染拡大防止なども求めている。

               (この項 健人のパパ)

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