POWERFUL MOMが行く!
多忙な中でも,美味しい物を食べ歩き,料理を工夫し,旅行を楽しむ私の日常を綴ります。
 





 2001年に出版の「ベトナム語 はじめの一歩まえ」で大阪外国語大学(現大阪大学外国語学部)教授の冨田健次氏(ベトナミスト・クラブ代表)は、こう書いています。

現在のベトナムでも民間医療は依然として盛んで、よほどのことがなければ西洋医(ta^y y)にかかることはありません。「病院に行くときは死ぬとき」と公言してはばからない人さえいます。「病院へ行ったらもう二度と家に帰れない」と言って恐れる人もいます。西洋医学に対する信頼は薄く、裏を返せば、それだけ民間医療に信頼を寄せている証拠です。

 というと、病気のときはどうしているのでしょう。

家庭では薬に頼らず、まずは食事に気を配ります。

 風邪を引いたと思ったら、「卵酒」、「葛湯(くずゆ)」、「梅醤番茶」という発想なのでしょうか。

薬に頼らなければならない疾患が生じた場合には、「南薬(thuo^'c Nam)」です。ベトナム全土は薬草の宝庫であり、骨や角や内臓を利用する珍獣類も豊かです。

 日本で言うならば、和薬(日本民間薬)のことを言い、整腸生薬の「ゲンノショウコ」などがその例でしょう。

ベトナム固有の「南薬」に対し、中国由来の薬、すなわち漢方薬は「北薬(thuo^'c Ba^'c)」と呼ばれます。

 薬局で、西洋医学の薬「西薬(thuo^'c Ta^y))を簡単に手に入れられるのでしょうか。やはり、普段飲みつけた薬は持って行く必要はありそうです。

家庭での「南薬」「北薬」による治療でも乗り越えられない場合は、東洋医(東医、DDo^ng y)にかかります。

 え! 西洋医学のお医者さんはどうしたの? 6年間でベトナムの医療事情も変わっているはずですよね。海外の旅先で2度も病院に行った(シンガポールとバリ)我が子健人を連れてのベトナム縦断旅行ですので、心配です。

 そこで、サイゴン(ホーチミン市)とハノイの病院をあらかじめ調べておくことにしました。

 SOSインターナショナル ホーチミンクリニック(SOS International Ho Chi Minh Clinic)のサイトには次のような記述があります。

Japanese nationals are among the largest communities in HCMC and for this reason we opened our private Japanese clinic, staffed with a Japanese doctor, nurse and client service officer. (日本の国籍を有する人たちが、サイゴン(ホーチミン市)で最大のコミュニティの一つを形成しています。そこで、私たちは日本人のお医者さん、看護婦さんがスタッフの、私立の日本人向けのクリニックを開設しました。)

The Ho Chi Minh City clinic is located in the heart of the city, adjacent to the Notre Dame Cathedral and Post Office.
(私たちのクリニックは、ノートルダム大聖堂や郵便局の近く、サイゴンの中心地にあります。)



 SOSインターナショナル ハノイクリニック(SOS International Hanoi Clinic)もあるようです。



      (この項 健人のパパ)

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