POWERFUL MOMが行く!
多忙な中でも,美味しい物を食べ歩き,料理を工夫し,旅行を楽しむ私の日常を綴ります。
 





 「エアプサン (Air Busan、에어부산) 」は韓国の格安航空会社(LCC、Low-Cost Carrier)です。2007年12月に、アシアナ航空と釜山市の主要企業の出資により設立されました。国内線で、釜山-金浦、釜山-済州の2路線、国際線で、台湾1路線(釜山-桃園(台北))、日本3路線(釜山-福岡、釜山-関西、釜山-成田)を就航しており、エアプサンの就航区間では、アシアナ航空は撤退し、全ての便をコードシェアし(エアプサンの航空機で運航される便でありながら、アシアナ航空の便としても航空券が販売され)ています。ボーイング737-500を3機、ボーイング737-400を3機、エアバスA321-200を1機という機材で運航しています。



 成田-釜山路線の使用機材はA321-200で、全195座席をエコノミークラスに設定しています。運賃は往復1万9,900円からで、シーズンや曜日によって異なります。運航は、往路(成田発釜山着)が13:55発で16:15着、復路(釜山発成田着)が10:55発で12:55着となっています。

 成田-釜山路線は2011年6月23日に就航をスタートすることから、エアプサンはそれを記念して、Webサイトでの予約・発券に限定して、一部座席を特別料金で販売しました。燃料サーチャージなどが別途必要なのですが、往復9,900円という驚きの価格。さっそく私はこのキャンペーンに乗っかりました。販売のキャンペーン期間は5月31日まで。就航開始の1ヶ月前の5月23日に予約。燃油サーチャージ(5,000円?)と税金及び諸料金を加えて、17,200円になりました。


(一部改変)

 釜山の「金海(キメ、김해)国際空港」を午前11時頃飛び立ったエアバスA321は、2時間ほどかけて成田にやって来て、1時間駐機して、午後1時頃に2時間20分ほどかけて、釜山に戻っていくことになります。運賃を安くするためには、駐機料が高いといわれる成田空港に長くはいられないのでしょう。日本人には、午後便で釜山に出かけ、午前便で帰ってくるのでは、時間がもったいない気はします。JAL便だとこの逆で、午前11時頃に成田を発ち、午後1時頃に釜山から帰国することになります。2時間ほど早く釜山に着き、2時間ほど遅く釜山を発つ。この釜山に長くいられる4時間の差にいくら払うかでしょう。私はキャンペーンもあって、エアプサンを選択しました。



 エアプサンの最低価格運賃でも、19,900円(燃油サーチャージを含まない)かかるのですから、10,000円をうかせたことになります。それで、昨日は「新世界百貨店センタムシティ店」にある「新世界スパランド」に行ってきました。釜山の「海雲台(ヘウンデ、해운대)」には「センタムシティ、센텀시티」というエリアがあり、大型百貨店やスーパーなどが集中しています。そのなかで、「新世界百貨店、신세계백화점」はランドマーク的存在です。世界最大の百貨店の一つなのだそうです(延べ面積およそ29.4万㎡)。

 昨日の釜山は雨でした。雨の中を歩き回るのを避け、ウィンドーショッピングです。「新世界百貨店(シンセゲ ペックァジョム)」は釜山海雲台区佑洞1495にあり、地下鉄2号線セントムシティ駅に連結しています。雨に濡れずに行くことができます。

 ウィンドーショッピングで、いま、韓国の人たちはどんなファションを好み、何に関心があるのかを知ることができます。情報が忽ちのうちに世界に拡散していく現在にあっては、画一化は避けられませんが、それでも国民性は表れるものです。

 でも、スパランドでファッションチェックは無理でしたね。スパランドの料金は、平日昼で12,000ウォン。およそ900円くらいでしょうか。日本でも時間があれば、日帰り温泉に行ってしまいます。いろいろな日帰り温泉に行きました。「日帰り温泉評論家」になれそうなくらいです。

 ここのスパランドは、2種類の天然温泉や露天風呂を含む22個のスパと13種類の韓国式サウナ「チムジルバン、찜질방」があるのだそうです。感想は日本に帰ってからブログに書こうかなと思います。では、また。



(追記 健人のパパ)2011年7月1日、妻が金海国際空港で乗り込もうとしているのは、エアバスのA321-200。そのとき、撮ったのでしょう、駐機する“Air Busan”(エアプサン)のボーイング737-400が写っていました。機体にはHL7510とあります。アシアナ航空(Asiana Airlines)が使っていた機体のようです。このクラシックシリーズの737-400は、486機製造されますが、2000年には製造が中止され、737の第3世代のネクストジェネレーションというシリーズにとって代わられます。エアプサンは、2008年10月27日、釜山-ソウル(金浦)間に初就航した新しい航空会社ですから、すでに製造中止となっている機種を発注しようがありません。アシアナ航空の機材をリースしてもらっているのでしょう。



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