POWERFUL MOMが行く!
多忙な中でも,美味しい物を食べ歩き,料理を工夫し,旅行を楽しむ私の日常を綴ります。
 





 日々、身長の伸びている我が子「健人」はすでに私の身長を越し、夫の身長に迫まろうとしています。中学生のうちに夫の身長を越えてしまうでしょう。しかし、身長の割には痩せ型です。夫も上の息子「優也」も細い体型です。そのため、私に向かって「お母さんは太っているから、、、」と失礼なことをよく言います。私はけっして肥満なわけではありません。健人と同じ年齢の頃は痩せていました。でも、成人の体重増加は1年に0.4~0.5kgほどある(平均的なアメリカ人のデータ)のです。これでいくと、10年で少なくとも4kgは増えてしまうのです。そうならないためには、かなりの努力が必要です。

 私は学生時代、栄養学を学び、栄養士の資格を持っています。だから、夫や子供たちからうっとうしがられるほど、食生活にはうるさい。夫の好きな「コーラ」には、「加糖飲料は、気がつきにくいけど、必要以上に糖分をとってしまうのよ」と言って、昔ほどには飲まなくさせました。一時期健人の好きだったの「ハンバーガー」や「フライドポテト」には、「ハンバーガーは脂肪分が多いので口触りがいいの。健康的な食べ物とは言えないのよ」とか「ジャガイモは太りやすいのよ。それに油で揚げているからね。健康的とは言えないわね」と言って、それほど欲しがらなくさせました。

 夫や子供たちが体質的な問題を別にして、健康でいられるのは食生活に気を配っている私のおかげなのだということを理解させたいのですが、自分の体重が少しずつ増えていく現実に言葉の重みがなくなってしまいます。

 私たちは「太らないようにする(体重を増加させない)」、「痩せる(体重を減少させる)」ときには、「食事量を減らし、運動量を増やす」という方法を一般的に取ります。しかし、これだけではその目的を達することができないという報告(「男女における食事および生活習慣の変化と長期的な体重増加(Changes in Diet and Lifestyle and Long-Term Weight Gain in Women and Men)」)がありました。「ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディスン(New England Journal of Medicine)誌」の6月23日号に掲載されました。

 心血管疾患や代謝性疾患を予防する食習慣などを研究対象としているアメリカのハーバード大学の「ダリウシュ・モザファリアン博士(Dr Dariush Mozaffarian)」の率いるチームは、アメリカの男女およそ12万人を対象にして、20年間にわたって生活様式と体重の変化を4年ごとに記録し、そのデータを検証したそうです。およそ5万人の女性(調査開始時の平均年齢は37歳)を1986~2006年、およそ4万8千人の女性(開始時の平均年齢は50歳)を1991~2003年、およそ2万2千人の男性(開始時の平均年齢は52歳)を1986~2006年にわたって調べたようです。

 慢性疾患がなく肥満ではないアメリカ人男女で調査を開始しますが、その後各4年間で平均1.5kg、20年間では平均7.6kg体重が増加していたのだそうです。7.6÷5=0.38kgから、1年でやはり0.4kgほど体重が増加したことになります。しかし、これは平均値で、体重が大きく増加した人とそれほど増加しなかった人がいたようです。そこで、当然のように体重の増加と食習慣を含めた生活習慣との相関が調べられることになります。

 そこでわかったことは、私の考えの正しさ(正しくは、学生時代に習った栄養学の正しさ)とそれでも増える私の体重の不思議でした。まず、やはり、ポテトチップスをよく食べ、加糖飲料をよく飲み、肉偏重の食事をする人は体重増加が著しい傾向があったそうです。将来を考えて我が子に「ポテトチップス」や「フライドポテト」を好物にしないように指導しているのは間違いではないことが確認できました。私は、体重のあまり増えなかった人と同じ食習慣を身に付けています。食事に占める野菜の割合が高く、果物やヨーグルトをよく食べる習慣があります。また、肉食の割合が低い。それでも、健人からは太めだと言われる、、、

 生活習慣ではテレビ視聴時間の長い人は、体重が増加しやすいのだそう(カウチポテト族かな)ですが、私にはこれは当たらない。テレビはそれほど見ません。喫煙習慣もないし、、、心当たりがあるのは睡眠時間です。睡眠時間が6時間未満、または8時間以上だった人は体重が増加する傾向が強かったいうのです。これかな、いつも仕事の後でも寝るのは深夜1時か2時頃だし、休みの日は昼頃まで寝ているし、、、

 食習慣は合格点なのですが、生活習慣はなかなか変えることができません。私は仕事のストレスを旅行を計画し実行することで解消しているのです。夜遅くなっても、次に行く旅行先の情報を集めるためにパソコンの前に座ることを諦めることはできません。ということで、今回は1人で釜山旅行に行ってまいります。釜山の食べ物を目と口で調べてきます。「食」を楽しみ、それでも体重を増加させない、そんな理想的な方法を探る旅にしたいものです。

☆ 2011年6月23日、被災地・被災者を支える人たちへレディー・ガガさんからのメッセージ
 I hope that tonight what you take away from that performance is never give up on the dream of Japan, never give up on the dream of its people, and never give up on the dream of the future.

☆ 観光庁スポーツ観光推進室、「助けあいジャパン」のページから
 平成23年6月23日(木)、MTVが主催したVideo Music Aid Japanに参加するレディー・ガガ(Lady Gaga)の記者会見において、レディー・ガガさんが世界に向けて日本の安全性と訪日を呼びかけるコメントを出してくれました。
 レディー・ガガさんは、「将来に目を向けるときが来た。義援金ばかりではなく、日本が安全だということ、世界中の観光客がこの美しい国に来てもらえるように伝えていきたい。東京に滞在中は、この素晴らしい街を楽しみながら、リトルモンスターとふれあいたい。」と愛する日本への素晴らしいコメントをいただきました。
(注)「リトルモンスター」はガガのファン、レディー・ガガは「マザーモンスター」)

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