Wijnzakstraat 2, Sint-Jansplein, Brugge に「チョコ・ストーリー‐チョコレート博物館(Choco Story, The Chocolate Museum)」はあります。その博物館に関しての「口コミ」によれば、“Don't waste your time and money!”(時間とお金を無駄にしないように。)とそのつまらなさを警告する人もいれば、“This is a good museum for chocolate lovers.”(ここはチョコレートの好きな人にはよい博物館である。)という人もいます。
3階にわたって展示があり、多くの部屋を巡り((you must) visit the rooms of the museum)、階段を何段も上り下りしなければならないのも不満を抱く理由になっています。8分間の映画がオランダ語と英語で上映されるのだそうですが、英語の聞き取れる人でもオランダ語での上映時間にあたれば、8分ほど待たねばなりません。さらに、チョコレート製造のデモが行なわれる部屋が狭く、混み合っていると何も見えないのだそうです。タイミングが悪いと次のデモが始まるまで30分ほど待たねばならないこともあるようです。
最大公約数で「口コミ」をまとめると、「チョコレート愛好家(chocoholic)」で、どのようにしてチョコレートが作られるのかを知りたい人((you can) talk about chocolate with experts)で、カカオ豆の歴史(a dull history of Cocoa beans)を退屈と思わず、大量にあるテキスト(too much text to read、(you can) consult a vast library containing works on cocoa and chocolate)を読み通すことができて、子どもが退屈するので子連れでなく、階段を何段も上り下りするので高齢でないのであれば、さらにチョコレートがなぜ身体にいいのかの証拠を知りたい人ならば特に、行く価値があるようです(Choco-Story, the Chocolate Museum is a source of data and historical, geographical and botanical information.)。チョコレートをつまむことができるだろうと軽く考えている人に対しては、とてもお勧めできないようです。
「チョコ・ストーリー‐チョコレート博物館」の入っている「メゾン・ドゥ・クルーン(Maison de Croon)」という建物は、1480年頃に建てられたもののようです。15世紀後半は、「レオナルド・ダ・ヴィンチ (Leonardo da Vinci)」が活躍を始める時代でした。この建物はもともとはワインを飲ませる居酒屋として建てられたもので、やがてパン、ケーキ、タルトを製造・販売する店になります。20世紀に入ると、職業安定所の本部になったり、警察学校の訓練所になったり、 「ベルギー自治体金庫(Crédit Communal de Belgique、現「デクシア(Dexia)」)」が入ったりしました。