散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



ここのところ嬉しくてこのケーキの画像を乱発しています。

盛り付けデザイナー飯野登紀子さんと植物自由区 片山陽介さんコラボのワークショップ
the green tableに 久しぶりに参加させていただきました。
今回のテーマはエディブルフラワー。
以前にも 食べられる花とハーブの集いの回に参加しましたが
その時はエディブルフラワーへの認識が甘くて きれいねーで終わってしまいました。

食べられる花 というとどんな印象があるでしょうか?

栄養価として期待するのではなく 視覚から楽しませる食用花。
これまで実のところ レストランなどで添えられてくるデンファレとか
あまり価値を感じていなかったわたくしなのでした。

今回 再度参加してみようと思ったのは
「白いケーキを生け花のように花でデコレートしてみたい」と思ったのが始まり。
このワークショップは 各自何かフードを持参して
それを飯野さんの器や小道具とアドバイスで 盛り付けデザイン、
さらに全体のテーブル全体のコーディネートをしていただいてからの会食となります。

白いケーキにこだわったものの
ショートケーキのようなものを持っていくには型崩れの心配があったので
大きめのガラスのボウル(蓋つき)に 
スポンジとクリームやフルーツを重ねてトライフルを作りました。
これは ポットラックなどにはおすすめです。



イギリス発祥のデザートということですが
そもそもは息子たちがまだ家にいるころのおやつ。
シフォンケーキが売れ残った時やスーパーのお安いカステラで作っていました。
わたくしは生クリームに甘みを付けないで緩めに泡立てて使います。
ただ それだけだとぼんやりとしてしまうので
酸味のある庭のブラックベリーをジャムにしたものをスポンジの一部に塗ります。

ゼリーを入れたりカスタードを入れたりする方もおられますが
かなり自由度も高く、一番楽ちんなのは 缶詰のフルーツミックス。
今回はぶどうの美味しいのがあったのでそれも参加。
スポンジに打つシロップをラム酒にすると大人のデザートにもなります。
(今回は子供さんもいると伺っていたので 缶詰のシロップを少々)

時間がたった方が クリームとスポンジとジャムが馴染んで美味しくなります。
個人的には 12時間くらいたった方が好きなんですが
よその方に食べていただくので 大事を取って当日の朝早くに仕込みます。

当日はお部屋の一部に花畑ができていて
そこからお花摘み放題で デコレーションさせてもらいました。
これ、本当に楽しい時間でした。
茎や葉っぱやガクは食べないのですが 立体的にしたかったのでアレンジメントっぽく。



周りのお花と馴染んでちんまりと。



セッティングの途中 グラス越しに撮影したりもします。



全員のお持たせがそろうとバランスを取りながら全体をコーディネート。
しばし撮影タイムとなるのですが この日はとても長い時間となりました。
わたくし どうもこのワークショップの時がつがつ撮りたくなって
結果 あとで見てみるとピンボケの写真が多くてがっかりします。





こちらは飯野さんがご用意くださった甘酒で作った杏仁豆腐。
シンプルなのに 食用のベゴニアが見事に。



少し角度を変え光の加減も変えてみると ディナータイムのような写真にもなります。

前日がお誕生日だったという方があり
実はわたくしの誕生日はその翌日 なんて口を挟んだことから
持参のトライフルにろうそくを立てて 皆さんにお祝いをしていただきました。



こんなふうにお祝いしていただくなんて 何十年ぶりだろう(笑)
押しかけ誕生日で恥ずかしかったけれど 実はかなり嬉しかったです。

いつも刺激を受けて帰ってくるこのワークショップですが
今回は特に具体的なものを使ったことで手ごたえたくさん。
華道家の母もこのケーキには興味を持った様子なので
今度番外編ということでなにかコラボで乱入しようかしら。

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