散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



この日もいまひとつのお天気でしたが
今回の旅の目的地 石見銀山へ出発。

石見銀山は16世紀から20世紀にかけて銀を採掘、繁栄した町並み
そして 朝のお散歩で立ち寄った 温泉津港も
採掘した銀を船で運び出す拠点として栄えた場所です。
すべてを回るにはかなり体力も必要(笑)ということで
銀山資料館、とこれも世界遺産となっている羅漢寺の五百羅漢像と
大森の町並みを散策したあと
実際に残っている間歩(坑道)で 通り抜けのできる龍源寺間歩に実際入ってきました。



大森地区の町並み。
実際に生活エリアでもあるそうです。

お土産物屋さんで賑わうこともなく 
観光客も写真に写りこむことのないゆったりした通りが続きます。



大型てるてる坊主と パッチワークのようなガラスが楽しい引き戸。


縁側にさりげなくたたずむどんぐり割りの翁人形。



こちらは圧巻の五百羅漢像の並ぶ石窟のトビラ。
狭い個室にずらりの五百羅漢が 怖いような怖くないような。



火の用心の赤とタチアオイの赤の競演。
しっとりした雨の中に 際立ってきれいでした。



谷中や西荻にもある雑貨店 石見銀山生活研究所 群言堂石見銀山本店。
今回の旅で 出会ったカリアーリコーヒーといい、渋い文化発信の場所なんだなぁ 島根県。

ナンチャッテ 銀山に来たのに町並みスナップばかり。



そうそう こちらのパン屋さん、ベッカライコンディトライ HIDAKA 
お昼前でお腹すいていたのでついつい…。
ドライフルーツのぎゅっと入ったパンとか 焼きたてのキッシュを見せられたら
これから銀山に入山するのにも関わらずずっしりとお買い上げしてしまった。



こちらは床屋さん。こういったものも世界遺産認定されています。



華やかさはないけれど 人々の信仰を受け入れてきたような神社にて。

山に入る前に 当然チェックしていたのは ハヤシライス好きな夫も楽しみにしていた
カフェ住留(じゅーる)
まさに「古カフェ系」の古民家カフェです。



お昼時なので混んでいましたが たまたま個室が空いていたのでしょうか?
2人なのに 広い個室に案内していただいて、まさにごゆっくりしてしまいました。



調度品もさりげなくオサレ。



とりあえずもどりたくない日常に夏を希釈のお水を一杯


部屋の質感からか 外界と仕切られたわたくしたちだけの空間。



ネーミング通り とろとろのハヤシライス、美味しかったですよ。

トイウコトデ やっと本命の龍源寺間歩へ到着。



山のあちこちに 小さな坑道入り口があって
こういうところに来るといつも感じるのですが
搾取されるひとたちの思いを考えたりすると なんだかつらいのです。
暗くて狭い作業場で 生活のために辛い作業を強いられていたのだろうなぁとか。



まっくらな場所なのに
ライトのついた場所には 苔が生えたり植物が生えたり。



人工の光でも光合成するんだ、と自然のチカラに気づいた瞬間。

このあたりを効率よく回るのでしたら レンタサイクルがおすすめ とあったように
時折雨の降る中でしたが しゅーっと自転車に何度も追い抜かれます。
そして 山道なので電動アシスト大活躍だったようです。
でも 歩けない距離でも道でもないので ゆるゆると歩いて回るのも楽し。

わたくし、ここ好きです。
帰ってきてから このあたりの物件を検索してしまいました(笑)



下りの山道で イケメンお兄さんが焼いていたお団子。
今回の旅はこれで〆る。

旅した場所を好きになって フォローする土地が増えるのは嬉しいコト。
若いころは都会が一番 と思っていたけれど
今は 降り立った場所がその時一番好きな場所になります。

この夏もありがとう。
また会いましょう。





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