散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



大阪より帰宅した夫をその日のうちにそそのかして
かもめ食堂」という映画のレイトショーに行って来ました。
もう その日しか行かれる日がなかったもので
有無をも言わせず(笑)。
でも 小林聡美 片桐はいり もたいまさこ 主演と聞いたら
きっと嫌いではないであろうと。

原作者の群ようこさん。
椎名誠氏の「本の雑誌」の編集部にいらした方で、当時「本の雑誌」に
時々登場していたころからのファンでした。
処女作「午前零時の玄米パン」は初版本を持っていたりします。

時々映画を一緒に観にいく相棒に これが観たいと誘ったら、
「ごめーん 旦那と観にいっちゃったの」
「きっとPさん 好きだと思ったんで誘うつもりだったんだけど」。
一人でもよかったんだけど、帰宅中の夫を置いて夜映画に行きます とも
言えなかったので一応誘いました。

前書き長くなりました。

基本的に 淡々とした映画 が好きなんです。
だから これはまさにツボです。
舞台はすべてフィンランド。出演者も主演の3人以外は現地の人。

なぜかフィンランドで女一人食堂を営むサチエさんが登場。
そこに日本から訳ありそうな女性が二人。
日本かぶれのフィンランド青年や夫との関係に悩む現地の女性が絡みます。

タイトルのかもめ食堂は日本食のお店ですが、
スタイルは「北欧カフェ」そのもので、
大好きな西武百貨店の「イルムス館」のディスプレイのようでした。
そして、忘れちゃいけないフードシーン(というのかな?)
食堂で供されるメニューや使われる食器もシンプルで素敵です。

なので ストーリーを追いながらも(がんばって追うような展開はないのですが)
出てくる小物類に釘付けの私。

そして、これから自分探しをしたいと思っている私にとって、
この映画に登場してくる台詞のひとつひとつや、エピソードは、
心に染み入るものでした。
「だいじなもの」「わすれもの」これが私にとってのキーワードだったかな?
・・・と勝手な解釈ですが。

もう公開終了間近なのですが、なぜかこの映画はもう一回観たい。
(たいていの映画は一度観ればあとはテレビでもいいか、なのですが、
これはできたら「あの空間」にもう一度存在したい)。

完全に自分の世界に浸りきった映画評でした(笑)。
この連休、もしチャンスがあったら是非。

かもめ食堂

幻冬舎




コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
(ノ゜o゜)ノ オオオオォォォォォォ- (kotomi)
2006-05-05 10:52:21
私も映画の宣伝をテレビでみました。



なんとなく のほほ~~んと

したいい感じの映画だなぁ~って

思いましたよ
 
 
 
Re:かもめ食堂 (pot@mom)
2006-05-05 21:18:41
とっても癒されるよ。



でも この連休で公開終了のところがほとんどみたい。

これはDVDでも欲しいかも。
 
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