散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



サテ

翌日からはお天気が崩れるという予報通り、
路面は濡れていて お空もどんよりとした朝だった。
無難にコメダ珈琲にてモーニングを済ませ
この日は出雲大社から石見銀山を目指す予定。

途中 映画RAILWAYの舞台となった一畑電鉄(ばたでん)の線路をたどっていく。
一畑電鉄は 平らな土地を孤高の電車という感じで走る。
(ちなみに この一畑電鉄、HPを見ていただくとわかるけれど
すごく頑張ってる。
この日 田んぼの中や海沿いを走っている電車を見たかったのだが
一度もすれ違うことができなかったくらい、運行数が少ないけれど
イベントとかやってるのか…とあとで知る)



こんな風景の中を こととんこととん…と走る(はず)

この映画 結構好きだったのだけれど 中井貴一さん以外のキャストが
ふたりとも実にあやふや…。
今、リンクを貼るのに調べていて なんと全然違っていたことに気づく。
でも そのキャストでも十分撮影可能だからよしとしよう(笑)



電車の整備場あたりは映画をほうふつさせ、
手作り感のある無人駅は、本数の少ないローカル線らしさを感じさせてくれる。
ここでやっと電車と遭遇できた。



と、途中夫を車で待たせて駅舎を見に行ったりしたものだから
空はどんどん暗くなり ぽつりぽつりと雨が降り出す。
出雲大社に着くころに振り出すと嫌だなぁと思っていると
あれよあれよという間にどしゃぶり。前が見えないほどの豪雨。
並走していた若葉マークの車は路肩に退避。
ベテランドライバーの夫も 知らない道での視界の悪さで
しばらく様子を見るほどに。



道はひたすらまっすぐなので なんとかお昼前に出雲大社へ到着。



出雲そば→出雲ぜんざい の流れができていた夫は
ぜんざいを美味しく食するために まずはそばを食し、出雲大社参拝のコースで行こうという。

実はこの旅で ひとつだけかなわなかったことがある。
出雲民芸館という日本の民芸、アーツ&クラフト好きとしては外せない場所があるのだけれど
なんとこの日は月曜。そう、休館日だったの。
前後の日に組み込もうとしたけれど無理ということで
出雲大社近くの 古代出雲歴史博物館でやっていた いわみもの という展示をコースに組み入れる。
あ これはぜんざいの後となりました。

で、出雲そば



これは割り子そば。おろしややまかけなど薬味の違うおそばが 割り子に入って少しずつ供されるもの。
シンプルです。(そのひとことです・笑)
期待が大きかった分 あっさりと終ってしまった感(ごめんなさい)



出雲大社は雨上がりのしっとり感のなかで
やはりきもちのよい場所でした。
わたくしはパワースポット巡りとか縁結びとか さほど(というかほとんど)興味がないので
世界遺産としての日本の建築物とそれをとりまく空気を味わう。

そんな中で資料館で見つけた ミニチュア萌えをご紹介。



これは上から撮るとこう。



すみません。本物はぜひ本物をご覧下さいね。
そして どうしてこうおみくじが好きなのかと こちらでも。



みんなの願いを一身に受ける木。

お天気も回復、日差しが出てきました。


お待ちかね 出雲ぜんざいです。
今回の旅行まで 出雲がぜんざい発祥の地だと知りませんでした。
神在餅(じんざいもち)がゆえんだそうです。
この辺はミーハーに、出雲ぜんざい学会壱号店 という小さなお店に
入ってみました。



中井貴一さんお召し上がりの豪華なメニューなどもありましたが
わたくしは冷たいぜんざいを。



豆の存在感をそのままに 大粒の小豆のシロップ煮という感じ。
夏には嬉しい一品でした。

この後 例によって 通りすがりに急停車、
思いがけず素敵な場所に出会います。

長くなりそうなので また次回。


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