散歩写真をBGP(Back ground Photo)に
日々の徒然、主にたべもの。
わたしの居場所~M's Lunch Boxes



先日朝ドラを見ているときに夫が
「『朝が来た』ほどのインパクトはないんだけど なんか見ちゃうんだよな」とぼそっと。

そう 以前にも書いたけれど 高畑充希さんの安定感で見ている感じ。

ソシテ

このドラマの好きなところは 台詞が心地よいのだ。
家族の間や親しい友達との会話でも 自然に敬語が流れているのが
聴いていてとても心地の良い時間に感じられるところ。
関西弁のリズム感のある 相手に気を使わせないような言葉遣いも好きだけれどね。

とくに お友達のあやさんとの会話はすごく好きだった。
とっても親しいのに 相手のことを敬いきちんと選んだ言葉で話す。
タメ口きかなくても 友情は存在するのですよ。

ソレハサテオイテ

ドラマに出てくる「暮らしの手帖」
この雑誌のことば回しには かなり影響を受けているなぁと思う。
とくに ひらがなや漢字の使い方とか。
気を付けてみると 今どき流行りの雑誌たちも 多かれ少なかれ影響を受けているのがわかる。

自分の手元にあったのは 1990年発行 別冊号の料理特集で
詳細に書かれた手順や写真は 古風な印象さえするけれど
いつ読んでもしっくりぴったりくる。

旅先での食事日記ふうに綴られた特集記事を 何度も読み返した記憶がある。
おそらく同じような思いで 朝ドラを見ている人も多いだろうなぁ。
わたくしはもともと本を作りたい人だったので 
姉妹が手探りで本を作っていく様子が うらやましくて仕方がない。

サテ

最近いいなと思ってみているドラマに「希望ヶ丘の人びと」がある。
突然の病で 母親を失った家族が それぞれに母を思いながら
母の育った町へ移り住み それまで知らなかった母の姿を追いながら
きっと再生してくのだろうというお話。
これも 通過点も着地点もなんとなく見えている安心感がありながら
毎回 心をきゅっと締め付けられるような気持になってしまう。

そしてもう一つは 「神の舌を持つ男
これは堤幸彦監督らしいドラマだな。
「トリック」「スペック」と同じ匂いがする(笑)
必然性のない設定、登場人物の自由な行動が非現実的で楽しい。
向井理さんは 二枚目だけど こういう変な役がいいな。


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